私は賃貸住まいですが、賃貸の不満といえばDIYが自分の好きなようにできないこと!
壁にビスを打って棚を作ったり、トイレのクッションフロアを勝手に張り替えたりなんてことは当然できません!床や壁にキズでもつけようものなら退去時に敷金以上の費用を請求されたり、笑えない話になりますからね。
そんなおり「ディアウォール」という面白いアイテムを知りました。
ディアウォールとは?
こちらがディアウォール。
価格は千円前後です。
このディアウォール。
2×4(ツーバイフォー)材にはめこむだけで、かなり強固な柱ができてしまうという画期的な便利グッズなんです。
写真は公式サイトの使用例。
これがあれば好きなところに柱をつくることができ、それを下地に棚をつくりほうだい、ビス打ち放題!
Amazonでも星がほとんど5つ星に近い高評価! これはかなり期待できそう。
このアイテムで賃貸の収納不足を解消することができるのか!
今住んでいる所は収納に不満を感じていたので、早速購入して使ってみることにしました。
ディアウォールの構造とか
中を開けてみるとこのような感じになっております。
この部分がバネになっており、壁にはめ込むことで固定します。要はつっぱり棒の原理ですね。
パットの後ろにはゴムのような柔らかい素材がついていて、キズを防止してくれます。
こちらはスペーサー。柱がぐらつくときに厚みを足すために使います。
スペーサーは下パットにいれて使います。
ディアウォールを使うにはツーバイフォー材が必要!
ディアウォールを使うには2×4(ツーバイフォー)材が必要です。
ツーバイフォー材はホームセンターに行けば必ずと言っていいほど置いてあります。というか置いてないホームセンターを見たことがありません(笑)
早速SPF材のツーバイフォー材をホームセンターで購入してきました。長さにもよりますが一本500円くらいで購入出来ますよ。
*ちなみに「SPF材」とは、Spruce(スプルース=トウヒ)、Pine(パイン=松)、Fir(ファー=モミの木)の頭文字をとって付けられた総称。
ツーバイフォー材のサイズについて
ディアウォールを使うには取り付ける天井の高さから45mm短くツーバイフォー材をカットする必要があるらしい(と説明書に書いてある)。ただこの45mmが曲者!
Amazonのレビューなどを見ると45mmだと短すぎる、40mmがちょうどいいという意見がちらほら。
レビューを信頼して私も天井の高さからマイナス40mmでカットすることにしました。
実際設置してみるとやはりマイナス40mmでちょうど良かったです
ちなみにツーバイ材は購入のホームセンターで好きな大きさにカットしてもらえますよ。私もカットしていただきました。ホームセンターにもよりますが、一カット30円くらいです。
ディアウォールを設置してみる
ディアウォールの使い方は簡単。
ツーバイフォー材にディアウォールをはめこむだけ。
このときバネが付いているパーツが上側。
バネが付いてないほうを下側に取り付けます。
すでにツーバイフォー材を白色の水性ペンキで塗装してしまっておりますが、無事にはめこむことができました。
すごい。こんなに簡単に柱ができてしまいました。ゆすってみましたが、かなり頑丈。よっぽど強い衝撃を与えない限りずれたり倒れる心配はないです。突っ張り棒の原理と同じなので、これなら地震のときも安心ですね。
ツーバイフォー材の長さはAmazonのレビューを信頼して天井の高さからマイナス40mmにしましたが、それで大正解!
短すぎるとゆるくなってしまうので、ちょっときついくらいがちょうどいいです。
これからディアウォールを設置しようと考えている方はマイナス40mmがおすすめです!
注意点
はめこむときは壁紙が傷つかないように
はめこむとき注意しないと壁紙にすり傷がつきます。
先に上側を壁につけ、上に押し付けながら床側を壁に向かってずらすと傷がつきません。
もしくは上側のパットを下に引き下げながらはめるか。
私は強引にいれようとしたせいで、少しだけ擦り傷ができてしまいました。
ツーバイフォー材はよく選んで買う
木は天然素材なので、品質質にバラつきがあります。曲がっていたり、反っていたり、割れていたり、品質が様々。また模様や節も全て違います。
なるべく反ってない真っ直ぐなモノを選びましょう。
パットに入れた気がぐらつくときは、紙を入れて調整
柱が短いときのグラつきはスペーサーで調整できますが、パット自体に隙間が出る場合は、こんな感じで紙などを入れてしっかりと固定しましょう。
これでカタカタはなくなります。
まとめ
正直言ってこれは期待以上にいい製品でした! 賃貸の家にこんなに簡単に柱ができてしまうんですから。心配だった強度も全く問題なし! 突っ張ってる分普通の家具より耐震性はありそうですね。
あとはアイデア次第で色々な収納がつくれそうです。夢が広がります(笑)
次回はこのディアウォールを使って棚を作ってみたいと思います。
早速作りました。よければ次の記事をどうぞ!
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] […]
私は、はじめ、取説を信じて45㎜控えで調達して、グラグラに気づき、40mmにしましたが
使用したのが、ドア(といっても私製なので軽い)の柱でしたので、開閉という圧力がかかるせいか
すぐにはずれてしまって、今では使えていません。
材料は二度買いに行き、結局無用の長物ができただけ
あまりお勧めしません。
突っ張りポールほどの力はないという意味です。
匿名さんはじめまして!
コメントありがとうございます。
ドアの柱としては使えなかったのですね。
ドアのように前後に圧力がかかってしまう環境だと、
かなりシビアに柱のサイズを決めないと不安かもしれませんね。
もしかしたら匿名さんの環境では40mmでも短すぎたのかもしれません。
ディアウォールは下方向への荷重にはかなり強いと思います。
私が今回作ったような「棚」ですと、かなり重量があるモノを乗せてもビクともしません。
かなり頑丈に止まっているので、耐震性も高いと思っています。
>>突っ張りポールほどの力はないという意味です。
ディアウォール自体突っ張り棒と同じ原理なので、サイズがあっていれば同程度の強度は期待できると思います。
ただディアウォールの欠点は「一度柱を切ってしまう」と後から調整が難しい点ですね。
短く切り過ぎたら、また柱を買い直す必要がでてきますから。
突っ張り棒なら後からいくらでもポールを伸ばますから、そういった点は突っ張り棒に軍配があがるのではないかと。
情報ありがとうございました^^