実家に頼まれて玄関に省スペースに設置できる傘立て(傘掛け)をつくりました。
奥行きが14cmと小さく作ったので、玄関の邪魔にもなりません。
作成過程を写真に撮ったので、簡単にですが記事にしたいと思います。
材料
上記木材は主にSPF材を使っています。
丸棒は「ヒバ」の丸棒を使用。
あとは
- ボンド
- ワトコオイル
- 水性ペンキ
- 各種ビス
を使っております。
家に余っている材料などをつかったので、全部で材料費は全部で2500円くらいです。
まずはヤスリがけ
あらかじめホームセンターでカットしてもらった木材をヤスリがけして、ささくれやザラザラをとっていきます。
ここで念入りにヤスリがけをしておくと仕上がりに差がでますよ。私はサンダーを使って一気にヤスリがけしました。ただサンダーはかなり音がうるさいので、集合住宅の方は要注意。
木材購入時にホームセンターのお客様作業室みたいなところを使うのがいいと思います。
続いて着色!
続いて着色です。
今回は毎度おなじみ「ワトコオイル」の「ミディアムウォルナット」を塗りこみました。
塗るだけで古木感が出るのでお気に入りの塗料です。
ただ「ワトコオイル」だけでは水濡れが心配なので、後で撥水性のワックスか何かを塗りこむ予定。
他にもワンポイントとして白の水性ペンキも塗っています。
木材に穴を空ける!
ペンキが乾いたら傘を引っ掛ける丸棒をはめ込むための穴をドリルで開けていきます。というか塗る前に空ければよかった。
今回はM24サイズの穴を開けました。深さは1cmくらいかな。
穴を空ける位置は地面から99cmの位置にしました。
家にある一番長い傘で90cm位だったので、100cmあれば余裕がありますね。
店で売ってるものでも、傘の全長(柄の部分からさきっちょまでの縦の長さ)は、最大でも95センチ程度。たまに全長100cmの傘もあったりしますが、数は少ないです。
なので傘を引っ掛ける棒の高さは95cm以上あれば大丈夫だと判断しました。
とりあえずはめ込んでみた
穴が空いたのでとりあえずはめ込んでみました。
うーん。角の部分が気になります。
面倒なので少し悩みましたが、角を切って丸くすることに決定!
角を丸くする
こんな感じで厚紙で両方の板に印をつけます。
あとはのこぎりで直線にカット!
カットしたら後は地道にやすりがけ。
ここでもサンダーがあると早いですよ。私はマンション住まいなので一瞬だけ使って、音の大きさにビビってすぐやめました(笑)
もっと丸くしたかったのですが、さすがに手作業だとつかれるので、このへんで終了(妥協ともいう)
カットした部分は再度ワトコオイルで着色しなおしました。これぞ二度手間。
横木をカット
はめこんだサイズに合わせて、横に渡す木をカットしていきます。ここは穴の深さで長さが変わってくるので、慎重を期してホームセンターではカットしませんでした。
カットはおなじみ「ソーガイドミニ」。誰でも木材が真っ直ぐに切れる優れものです。
ボンドとビスで組み立て
カットが終わったらまずはボンドで接着。
丸棒の穴の中にもボンドを入れることを忘れずに。
どんどん組み立てていきます。
ボンドが乾くまでしばし待つのが普通だと思いますが、私は時間がもったいないのですぐにビスをうっちゃいました。
時間短縮!
完成!
そんなこんなで完成。
傘を立てるとこんな感じ。傘立てというよりも、傘掛けですが。
正面。省スペースなので邪魔になりません。
倒れる心配について
細い割に意外と安定感があるので、無理やり引っ張らないかぎり倒れる心配はないです。
ただ100%倒れないということはないので、心配な方はビスでとめるなり、何かしたほうがいいとは思います。
今回の場合は念のためということで、壁にビスでとめてしまいました。
ちょっと気になりますが、普段は傘があるので見えないのでOKでしょう。
気軽に傘立てを動かせないのはマイナスですが、倒れる心配は皆無になりました。
まとめ
作業時間は2時間~3時間程度だったかな。途中角を丸くするのが面倒でした。
まあ実家に喜んでもらえたのでよしとしよう。
この傘立ては簡単な構造なので誰でも手軽に作れるかと思います。
よかったら作ってみてください^^