EarFun Free2Sレビュー。低遅延モードでゲームが捗る!バランスがよく使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホン誕生。

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2022年10月。良質な完全ワイヤレスイヤホンを生み出し続けているEarFunから新しい製品が発売されました。

完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2S」です。

従来の「EarFun Free2」をベースにドライバー径の拡大やアプリ対応、本体のスリム化など、音質含めすべての性能が強化されたモデルになります。

価格は5,000円代と手頃。ゲームのときなどに重宝する「低遅延モード」も搭載する非常にコスパの良い一台となっています。

ちゃまお

60msの超低遅延なので音ゲーもプレイできるレベル!

今回はそんなEarFun Free2を実際に使ってみてレビューしていきたいと思います。

当記事はメーカー様より商品提供を受けた上でレビュー記事を作成しています。

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EarFun Air Sのスペックと特徴

重量イヤホン(2個):約10g
ケース込み:約47g
ケースサイズ‎66 x 39 x 29 mm
Bluetooth5.2
最大通信距離15m
防水規格ipx7防水
イヤホンの充電時間1.5時間
ケースの充電時間2時間(USB-C経由)
2.5時間(ワイヤレス充電)
連続使用時間イヤホン:最大7時間
充電ケース込み:最大30時間
対応コーデックAAC、SBC、aptX
ワイヤレス充電
ANCX
外音取り込みX
装着検出X
ゲーム(低遅延)モード○(最小60ms)
マルチポイント接続X
片耳モード
専用アプリ
イコライザ
モード切り替え
キーカスタマイズ
ファームウェアのアップデート
良い点
イマイチな点
  • 専用アプリ対応
  • 価格が手頃
  • ワイヤレス充電対応
  • IPX7防水
  • 60msの超低遅延モード搭載
  • 片耳での使用OK
  • ANCがない
  • マルチポイント接続がない
  • 外音取り込み機能がない
ちゃまお

ANCやマルチポイント接続はないものの、かなりバランス良くまとまった機種です。

価格面からして音質も良く、【無駄な機能は不要!音質とコスパに優れたイヤホンがほしい】って方にはうってつけの一台。

超低遅延モードも搭載しているので、ゲーム用途にもおすすめです。

EarFun Free2Sの特徴

アプリ対応!

アプリに対応し、「キーカスタマイズ」や「イコライザ設定」などが可能です。

ワイヤレス充電や急速充電に対応

ワイヤレス充電にももちろん対応しています。

ケースと合わせると最大30時間の連続再生時間になります。

また10分の充電で2時間の音楽再生が可能な急速充電にも対応しています。

aptX対応!

aptXコーデックにも対応しています。

もちろんデバイス側もaptxに対応している必要があるのですが、これによりより低遅延・高音質を実現しています。

IPX7等級の防水性能

IPX7の防滴性能を搭載しています。

IPX7は「一時的(30分・1メートルに水没しても内部に浸水することがない」とされる等級です。

突然の雨や、トレーニング中など汗や水滴を気にすることなく使えます。

低遅延モード(ゲームモード)搭載

低遅延モード(ゲームモード)搭載!

遅延を最小60msまで抑えることができるので、音ズレが極めて少なくゲームが楽しめます!

※Bluetoothの性質上音ズレはゼロにはできません。

片耳使用可能

片耳だけでも使用可能です!

両耳を塞ぎたくないときって結構あるのでありがたい。

30日の返金保証&18ヶ月のメーカー保証付き

EarFun製品は30日の返金保証と18ヶ月のメーカー保証が標準でついてきます。

万が一、商品に不備や不具合があった場合は、無料で交換・返金・返品してくれます。


まずEarFun Free2Sを使った感想&総評から

前機種からすべての面がパワーアップ。正統派進化をとげた良ワイヤレスイヤホンですね。

旧機種である「EarFun Free2」より一回り近く小さくなったおかげて、装着感がかなりアップ!耳への疲れが大きく軽減しました。

また、ベースドライバー径の拡大により音質や音の迫力も一瞬でわかるレベルで改善されています。

個人的に素晴らしいと思うのが60msと超低遅延の「ゲームモード」がある点。60msはもはや人間の耳では判別が難しいほどの超低遅延なのでゲーム用途なんかにピッタリ!音ズレが極めて少なくゲームや映画を楽しめます。

IPX7等級の防水なので運動中やお風呂での音楽鑑賞なんかにも最適。コスパ的にもガンガン使っていける機種かと思います。

もちろんアプリにも対応しているので、キーのカスタマイズやイコライザーで自分好みの設定も可能。

余計な機能は不要。音質が良くてコスパの良いワイヤレスイヤホンを探している方にはEarFun Free2Sは良い選択肢だと思います。低遅延モードがあることからゲーム用のワイヤレスイヤホンを探している方にもおすすめですね。

欠点はやはりANCやマルチポイント接続がない点でしょう。その分が価格に反映されているとも言えます。

ANCやマルチポイント接続がほしい方は同社の「EarFun Air S」のほうをおすすめします。こちらは1,000円程高くなりますが、ANCやマルチポイント機能も搭載しています。

EarFun Free2Sのデザインと付属品をチェック

それでは本体及び付属品をを見ていきましょう。

付属品です。

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • イヤーチップA(XS・S・M・L)
  • イヤーチップB(S・M・L)
  • USB-Cケーブル
  • 説明書(日本語対応)
  • 保証カード
  • 綿棒(清掃用)

なんと今回のモデルはイヤーピースが2種類付属しています。

同じXLサイズのイヤーチップを比べてみると高さと横幅が若干違います。耳の形も人それぞれですから、良い配慮だと思います。

EarFun Free2Sのイヤホンのデザインをチェック!

こちらEarFun Free2Sのイヤホン本体です。オーソドックスな形状でつけ心地が良い!

旧機種のFree2と比べると一回り小さくなっているのが分かると思います。フィット感は確実に向上していますね。

左が今回レビューしているFree2S

一円玉より小さいですからね。かなりコンパクトでつけ心地はかなり満足!

全体的にマットな質感で落ち着いたデザインですね。光沢感がないので指紋も目立ちにくい。

手荷物とこんな感じ。コンパクトで良い!

EarFun Free2Sの充電ケースは卵型。

こちらが充電ケース。サイズは約66 x 39 x 29mmとかなりコンパクト。ポケットに余裕で入る大きさですね。

もちろんケースとイヤホンには磁石が内蔵されているので、合わさるようにピタッと収まります。

背面にはUSB-Cポートがついてます。

重量をチェック

イヤホン本体の重さは2個で10g。めちゃくちゃ軽い。充電ケースはイヤホン込みで約46g。

  • イヤホン本体(2個):約10g
  • 本体&ケース:約46g

充電時間と連続使用時間をチェック!

EarFun Air Sの充電時間をチェックしていきましょう。ワイヤレス充電にも対応しています。

充電時間
  • イヤホンの充電時間:1.5時間
  • 充電ケースの充電時間(有線):2時間
  • 充電ケースの充電時間(ワイヤレス):2.5時間

※10分の充電で約2時間の音楽再生が可能な急速充電にも対応!

連続使用時間
  • 最大7時間(ケース込みだと30時間)

充電中はLEDの色で状況を教えてくれます。

LEDの意味
  • 緑……残量30%以上
  • オレンジ……残量30%未満
  • 赤……残量10%未満
  • 赤点滅……残量5%未満

EarFun Free2Sの装着感やフィット感はどう?

これは文句なしの二重丸!EarFunのワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスのフィット感です。

画像は公式サイトより

高さや幅が異なる2種類のイヤーチップを付属していることからも、着け心地にはかなりのこだわりを感じます。

本体自体もミニマムで長時間つけていても疲れにくく、激しい運動をしても外れにくい理想的な形状だと思いました。

ちゃまお

装着感は本当に気に入りました!

専用アプリに対応でキーカスタマイズなどが可能

EarFun Free2SはEarFun専用アプリに対応しキーカスタマイズやイコライザの設定が可能です。

EarFun Audio

EarFun Audio

無料posted withアプリーチ

EarFunの専用アプリでできることをチェック!

EarFunの専用アプリでできることを紹介していきましょう。

EarFun Audio(アプリ)でできること!
  • イコライザーの設定
  • モード切替(ノーマル、ANC、外音取込み)
  • ゲームモードのオン・オフ
  • キーカスタマイズ
  • ファームウェアのアップデート
  • チュートリアルや装着方法の閲覧

起動するとこんな感じ。最初に会員登録が必要な点だけが若干面倒ですが、アプリ自体はシンプルでかなり使いやすい。

ちゃまお

ペアリングしてあるデバイスを自動的に認識して自動的に表示してくれます。簡単!

ダッシュボード

こちらがいわゆるダッシュボード。タップ一つでモードの切替やゲームモードのオンオフが可能です。

イコライザー設定

イコライザーを見てみましょう。最初から4つのプリセットが入っているので、簡単に好みの音質に変えられます。もちろん自分で細かい調整も可能となっています。

キーのカスタマイズ

キーのカスタマイズも可能です。

結構細かいカスタマイズが可能なので、自分の使いやすい設定に簡単にできますよ。

割り当て可能な機能と操作
  • クリック】
    • 音量を上げる・下げる
    • 前の曲・次の曲
    • 無効
  • ダブルクリック
    • 再生/一時停止
    • 前の曲
    • 次の曲
    • 音声サシスタント起動
  • トリプルタップ
    • 再生/一時停止
    • 前の曲
    • 次の曲
    • 音声アシスタント
    • ゲームモードのオン/オフ
  • 長押し】
    • 再生/一時停止
    • 前の曲
    • 次の曲
    • 音声アシスタント
    • ゲームモードのオン/オフ

私はいろいろなワイヤレスイヤホンを使っているので、こうやって細かくカスタマイズできるのはかなり嬉しいですね。EarfFunも機種ごとに操作方法が異なっていたりして混乱しやすいので、全部同じ操作方法にカスタマイズしてます。

EarFun Audio

EarFun Audio

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EarFun Free2Sの操作方法をチェック!

EarFun Air Sは静電容量式のタッチセンサーです。下記画像の赤枠を軽く指でタッチすることで各種操作が可能です。

操作感度はかなり良好。EarFunの初期モデルはタッチ感度が悪くて操作感がいまいちだったのですが、代を重ねるごとに良くなってます。

上でも書いたようにタッチ操作は細かくカスタマイズが可能となっていますが、参考までに初期設定の場合の操作方法を載せておきますね。

音楽操作(初期設定の場合)

再生/一時停止L or Rを2回ルタップする
曲送りRを3回タップする
曲戻しLを3回タップする
音量UPRを1回タップする
音量DOWNLを1回タップする
曲戻しはアプリから割り当てることが可能です!

ハンズフリー操作(初期設定の場合)

電話を受ける/切るL or Rをダブルタップ
着信拒否L or Rを2秒間タッチ&ホールド
音声アシストの起動/解除Rを2秒間タップ&ホールド
2つの通話を切り替えるL or Rを3回タップする
ゲームモードのオン・オフLを2秒間タップ&ホールド

※タップ&ホールドとはいわゆる「長押し」のことです。

EarFun Free2Sの音質をチェック

肝心の音質ですが、価格帯の中ではかなり良い方だと思います。

特に中高域がクリアですーっと嫌味なく耳に入ってきます。音の迫力に若干欠ける嫌いはあるものの、輪郭がハッキリしているので、長時間聞いていても疲れにくい。音楽を選ばず聞くことができると思います。

そうそう。私は前モデル(EarFun Free2)も持っているので聴き比べてみましたが、すぐに分かるレベルで音質が良くなっています。Free2よりも明瞭度と解像度が上がり音の厚みを強く感じられるようになり、曲の中により没頭できます。

上の画像左がFree2S。右がFree2。

5,000円以内で購入できてこの音質なら十分でしょう。EarFunのワイヤレスイヤホンはモデルを重ねるごとに着実に操作体系や音質が改善されていっていますね。

イコライザである程度好みの音質にカスタマイズも可能なので、価格を考えるとこの音質で不満を感じる人は殆どいないのでは?

EarFun Free2Sのゲームモードを試してみた

私は子どもたちが寝静まった後によくこっそりゲームをしているのですが、夜なのでもちろんイヤホンをしています。

そんなときに重宝するのがこの低遅延モード(ゲームモード)。

ゲームモードON/OFF Lを2秒間タップ&ホールド

Bluetoothの性質上遅延をゼロにすることは不可能ですが、ゲームモードをオンにすることで人間の体感では判別が難しいレベルで遅延が軽減してくれるんです。

EarFun Free2Sは約60msの超低遅延!これはこの価格帯の中ではトップクラスの性能です。

  • 通常モード:約200ms(0.2秒の遅延)
  • ゲームモード:約60ms(0.06秒の遅延)

ゲームをしても音のずれはほとんど感じませんし、映画やドラマを見てるときでも声とほぼ一致しているのでストレスがありません。

コスパ重視かつゲーム目的の方にとってこのワイヤレスイヤホンは購入の有力候補になるでしょう。

ちゃまお

ただゲームモード時はバッテリーの消耗が早くなり、通信距離も短くなるので、音楽を聞く際などはオフにすることをオススメ致します。

EarFun Free2SとEarFun Airsはどっちがおすすめ?

今回紹介しているEarFun Free2Sと価格帯が近い製品にEarFun Air Sがあります。

上の画像左がFree2S。右がAir S。

どちらも似た時期に発売した製品なので、スペック違いなどで迷っている方もいらっしゃると思います。

ここで違いやおすすめをまとめてみたいと思います。

製品名EarFun Free2SEarFun Air S
画像
価格
(amazon価格)
4,699円5,249円
重量イヤホン(2個):約10g
ケース込み:約47g
イヤホン(2個):約10g
ケース込み:約52g
ドライバー径7mm経
複合振動板
10mm径
複合振動板
Bluetooth SocQualcomm QCC3040
Bluetooth5.25.2
防水規格ipx7ipx5
連続使用時間イヤホン:最大7時間
充電ケース込み:最大30時間
イヤホン:最大6時間
充電ケース込み:最大30時間
ワイヤレス充電
急速充電
対応コーデックSBC/AAC/aptXSBC/AAC/aptX
ANCX
(最大40dB)
外音取込みX
装着検出XX
ゲームモード
(60ms)

(100ms)
片耳モード
アプリ対応
イコライザ
モード切り替え
キーカスタマイズ
ファームウェアのアップデート

イコライザ
モード切り替え
キーカスタマイズ
ファームウェアのアップデート

大体価格差は1,000円前後となっています。

左が今回紹介しているFree2S。右がAir S。

音質に関しては個人的にはEarFun AirSのほうが好みかなぁ。EarFun Free2Sも全然悪くないのですが、AirSのほうがドライバー径が大きいのもあって低音もよく響きますし、より音が粒だててクリアに聞こえます。儚く泣ける音楽がより映える音質とでもいいましょうか(謎)

EarFun Free2Sはバランスと安定感が良い優等生タイプの音質です。クセがないので万人受けしますね。

大きな差があるわけではないので、音質より機能面で選ぶのが正解だと思います。

コスパやゲーム重視の方はEarFun Free2Sがおすすめ!

EarFun Free2Sで特質すべき点はこの価格帯で60ms相当の低遅延モードを搭載している点です。

60msは0.06秒の遅延という意味ですが、youtubeやゲームを見ていてもほぼズレを感じないレベル。ストレスなくゲームを楽しみたいなら間違いなくEarFun Free2Sはオススメですね。

EarFun AirSにも低遅延モードはあるのですが、100msと若干スペックが落ちるので、ゲーム用途には間違いなくEarFun Free2Sのほうが良いと思います。

デザインもうどん型ではないので、オーソドックスな形状でスタイリッシュですし、価格や音質も含めバランスの取れた一台となっています。

お風呂で使いたいなどの場合もこちらのほうがIPX7等級と防水性能が上なので、オススメです。

ゲームや価格重視ならEarFun Free2Sがオススメ!

機能性重視。複数のスマホで使い分けたい方はEarFun Air Sがおすすめ!

EarFun AirSの特徴はなんといっても多機能な点でしょう!この価格帯でANCやマルチポイント付きなのは素直にすごい。

マルチポイントって何?

2台の親機と同時に接続できる機能のことです。例えばタブレットとスマホに同時に接続できるので、わざわざペアリングを切り替えたりする手間が不要になります。めっちゃ便利な機能!

複数の機器でイヤホンを使い分けたい方は、マルチポイントがついているほうが絶対的に便利!

EarFun Free2Sとくらべても1,000円程度高いだけなので、デザインが嫌いじゃなく、ゲームを重視しないのならばEarFun Air Sをオススメします。

ゲームをしないならEarFun Air Sのほうがオススメ!

EarFun Free2Sのまとめ

というわけでEarFun Free2Sの実機レビューでした。

EarFun Free2Sは不要な機能を絞り、音質や価格面に注力したモデルと言えます。

  • ゲーム用の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方
  • コスパがよく音質が優れているイヤホンが欲しい方
  • 運動やお風呂で気軽に使えるイヤホンがほしい方

こんな方にピッタリかと思います。

クーポンなどを使えば5,000円以下で変えますし、ipx7防水やワイヤレス充電、片耳接続など抑えるべき機能はしっかりと抑えています。

音質も価格帯の中ではかなり良い方だと感じます。

気軽に使えてコスパと音質が優れている完全ワイアレスイヤホンをお探しの方におすすめできる一台です。

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