SONYのミラーレス一眼a7IIIと同時に買ったニンジャストラップ。
これが大変便利で気に入ったので紹介したいと思います。
Ninja Strapってどんなストラップ?
ニンジャストラップは要するに「伸縮自在なカメラストラップ」です。
機能に関しては公式サイトの動画を見るのが分かりやすいかな。
長さの調節はほとんどワンアクションでOK。
なので、
- 使わないときは紐を短くして体にぴったりつける
- 急なシャッターチャンスがきたら一瞬で紐を長くしてシャッターを押す
みたいなことが簡単にできます。これがすっごい快適!
私はa7IIIとタムロンのズームレンズ28-75mmを組み合わせて使っています。タムロンのレンズはそれなりに長さがありますが、ニンジャストラップのおかげで快適に持ち運びができています。
a7IIIのレビュー記事
ニンジャストラップを使うと体の疲労が軽減される
カメラを首にかけている人ってたまにいますが、人間の首ってあまり強い負荷に耐えられるようにできていないので、肩こりなどの原因になりやすい。
コンデジでさえ首にかけているとすぐ肩が凝ってきます。それが重たい一眼なら尚更ですよね。
ニンジャストラップは斜めがけ(たすきがけ)で肩にかけて使うものなので首にかけるより何倍も楽!
さらにストラップを締め上げることでカメラが体にピッタリ沿うので、いわゆる普通の斜めがけのカメラストラップより体の負担が軽い。
実際一日使っていても全然疲れません。肩こりもほぼなし!
ニンジャストラップを使うとカメラをぶつける心配も減る
いわゆる普通のストラップって、しゃがんだときや上半身を傾けたときに、カメラがブラブラして結構危ない。
私は一度子供抱っこしようとしてしゃがんだとき、首にかけていたカメラを子供にぶつけてしまったことがあります(息子よスマン)
上述したようにニンジャストラップはストラップを締めれば体にピッタリくっつくので、カメラが暴れたりしません。
子供を抱っこするときなども安心・安全です。
ニンジャストラップの使い方
ニンジャストラップの使い方は超簡単。
締めたいときはカメラを抑えながらこの部分を上に引っ張ります。
逆に紐を緩めたいときはこの部分を引っ張ります。特に力を入れる必要はありません。ものすごくスムーズに紐を緩めるうことができます。
何回か使っているうちにすぐ慣れると思います。
締めると完全に体に密着するので、なんなら走れるレベルで固定できます。
逆に緩めるとかなり長くできるので手が長い人や体が大きい人でも余裕で使えます。
ストラップの中ほどにはバックルもついており、取り外しも簡単。
ただこのバックルに関しては予期せぬ動作で誤って外れてしまう恐れがありますよね。
それが心配な場合別売りの「ニンジャバインダー」をつけてバックルが外れないようにカバーすることもできます。
よく考えられたカメラストラップだと思います。
ニンジャストラップの種類に関して
ニンジャストラップはカラーやサイズ展開が豊富です。
カラーに関しては公式サイトを見てもらうとして、ストラップ幅は15mm、25mm、38mmの3種類から選べます。
私は38mmを購入しました。というのも幅が広いほうが肩への食い込みも減るので、体的に楽だと思ったからです。
他のサイズを試してないので断言はできませんが、38mmで大変快適に使えていますよ。
ニンジャストラップのイマイチな点
ニンジャストラップのイマイチな点です。
締め上げると余った部分がブラブラする
締め上げるとストラップの余った部分がブラブラします。このままだとちょっとダサい。
余った部分をまとめるクリップもついておりますが、締めるたびにクリップに止めるのも面倒ですよね。
まあ余った紐部分はこの辺りに適当に挟んでおけばそこまで気になりませんけどね。
リュックと同時に使うと後ろに回せなくなる
コレはニンジャストラップ固有の問題ではなく、すべてのカメラストラップが抱える問題なのですが、リュックを背負っているとカメラを背中側に回して締めることができません。カメラが脇腹周辺に来ることになります。
それはそれで別に違和感もないし快適なのですが、唯一子供を抱っこするときだけカメラが思いっきり邪魔になります。
具体的に言うと、カメラが脇腹周辺にあると子供を抱っこするとき足がカメラにぶつかります。
私は子供と出かけるときは「リュック」が必須アイテムなんですよね。まだ子供が小さいのでオムツやおしり拭きを持ち歩く必要がありますから。
カメラを利き腕と反対に掛ければ問題は解決するのですが、普段と逆に欠けるのもなんか違和感あるし……。
これに関しては今のところ「カメラに足をぶつけないように気をつけて抱っこする」という解決策しか見出しておりません。
あっ。もちろんリュックがなければカメラを後ろに回せるので抱っこは余裕ですよ。
C-LOOPというアイテムと組み合わせるとさらに使いやすくなるぞ
このニンジャストラップ。そのまま使っても便利なのですが、C-LOOPというアイテムと組み合わせるとさらに使い勝手が向上します。
本来ニンジャストラップはカメラについているストラップホールや三角リング(三角環)につけて使うものです。
ただこの付け方だとニンジャストラップの構造上斜めがけしたときにレンズが外側に出っ張ってしまうんです。
単焦点などの小さいレンズならそんなに気にならないと思いますが、ズームなどの長いレンズだとぶつける心配があってちょっと怖いですよね。
それに!カメラのストラップホールに直接取り付けてしまうと、ストラップをカメラから取り外すのも一々面倒です。
そこでこのC-LOOPの登場です。これは要するにカメラストラップと組み合わせことで「カメラの取り回しが大幅に向上するグッズ」です。
裏側はこんな感じ。三脚ネジがついてます。
C-LOOPの使い方
このC-LOOPの使い方は簡単。
まずはニンジャストラップの両端をカメラの三角リングではなく、C-LOOPに取り付けます。
こんな感じですね。
後はC-LOOPをカメラの三脚穴に取り付けるだけ。
するとどうでしょう。先程と違ってカメラのレンズが体に沿うように下向きになります。これによりレンズをどこかにぶつける心配が大きく減るんです。
また、C-LOOPの金具は回転する構造になっているので、カメラの取り回しも良くなります。
ニンジャストラップをカメラ本体から取り外したいときもC-LOOPを外せばいいだけなので楽ちん。
難点は値段がそこそこ高いこと。C-LOOPだけで5,000円以上します。
また三脚を使いたいときはその都度C-LOOPを外さないといけません。
でもそれらのデメリットを凌駕するくらいニンジャストラップの使い勝手が向上するアイテムです。
C-LOOPはニンジャストラップと同時に購入することを強くオススメしますよ。
まとめ
ということでニンジャストラップとC-LOOPの組み合わせは最高という記事でした。
実際私はニンジャストラップのおかげで一眼を持ち歩くのが全然苦じゃありません。
子供のシャッターチャンスにあたふたすることもほぼないですし、体の負担も軽減されるし、今やカメラを外に持ち出すときに欠かせないアイテムとなっております。
ストラップ幅は38mmが体の負担が一番少ないと思います。
こちらが噂のC-LOOP。ニンジャストラップと同時購入をオススメします。