「SwitchBotシーリングライトプロ」を我が家のリビングに導入したのでレビューします!
この製品、見た目は普通のシーリングライトですが、中身は全然違います。
なんとSwitchBotハブミニの機能が内蔵されたシーリングライトになります。
アプリによる調光はもちろんのことスマートスピーカーと連携させた音声操作やスマートリモコン機能まで備えているので、これ一台で自宅を簡単スマートホーム化できちゃいます。
天井に取り付けるので、壁のコンセントを使わないで済むのも良い!
もちろんシーリングライトとしても優秀。演色性の高さはもちろんのこと、フリッカーレスとなっているので、目や体に優しい!本当にスキのない製品となっております。
今回は、SwitchBotシーリングライトプロの特徴や使い勝手などを詳しくレポートしていきたいと思います。
SwitchBotシーリングライトシリーズのラインナップを紹介
現在、SwitchBotのシーリングライトシリーズは現在2つのバージョンが出ています。
- SwitchBotシーリングライト
- SwicchBotシーリングライトプロ
の2種類です。
今回私が設置したのはSwitchBotシーリングライトプロの12畳用です!
無印とプロの違いは?
無印とプロの違いは、
- プロにのみスマートリモコン機能が内蔵されている
- 同じ畳数でもプロのほうがちょっとだけ明るい
- プロのほうが5,000円程度高い
- SwitchBotデバイスとの連携はどちらも可能
となっています。それ以外はほぼ一緒。
機能的には「スマートリモコンがあるかないかだけの違い」といってもいいでしょう。
無印版でもWifiやBluetoothが搭載されているので、SwitchBotデバイスとの連携や、スマホ操作、スマートスピーカーを使った音声コントロールは可能です。
明るさに関してはプロのほうが少しだけ明るいですが、ほぼ誤差の範囲なので、「スマートリモコン機能がほしいか否か」で決めましょう。
すでに自宅にSwitchBotハブ2やハブミニをお持ちお方はプロは必要ありません。
プロにすることでハブに使っていた壁のコンセントが空くというメリットはありますけどね。
スマートリモコンって何?
switchBotシーリングライトプロには「スマートリモコン機能」が内蔵されていると書きました。
スマートリモコンとは、赤外線タイプのリモコンを学習させることで、スマホから家電を操作できるようになる機能のこと。
例えばエアコンのリモコンをシーリングライトプロに学習させることで、外出先からアプリでいつでもエアコンの操作が可能になったりします。
帰宅時間に合わせてエアコンをオンみたいなことができるんです!
またスマホにリモコンを集約できるので、リモコンを探す手間が省けたりと、とても便利な機能です。
- リモコン家電をスマホで操作したい
こういう方は迷わず「プロ」のほうをオススメ致します。
SwitchBotシーリングライト&プロ製品比較表
無印版のラインナップは6畳用と8畳用のみです。
プロには6畳用、8畳用、12畳用のラインナップがあります。
シーリングライト(6畳) | シーリングライト(8畳) | シーリングライトプロ(6畳) | シーリングライトプロ(8畳) | シーリングライトプロ(12畳) | |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
価格(税込) | ¥5,980 | ¥6,980 | ¥10,980 | ¥11,980 | ¥13,980 |
外形寸法 | Φ390×H96mm | Φ480×H102mm | Φ390×H96mm | Φ480×H102mm | Φ480×H102mm |
本体重量 | 1.1Kg | 1.7Kg | 1.1Kg | 1.7Kg | 1.8kg |
器具光束 | 3500lm | 4000lm | 3699lm | 4299lm | 5499lm |
色温度 | 2700K(電球色)ー6500K(昼光色) 無段階調色 | 2700K(電球色)ー6500K(昼光色) 無段階調色 | |||
調光 | 1%〜100%無段階 | 1%〜100%無段階 | |||
電圧 | AC100V(50Hz/60Hz) | AC100V(50Hz/60Hz) | AC110V(50Hz/60Hz) | ||
タイマー | 30分/60分 | 30分/60分 | |||
定格消費電力 | 36W | 43W | 36W | 43W | 54W |
通信機能 | Wi-Fi+Bluetooth | Wi-Fi+Bluetooth | |||
リモコン | ◯ | ◯ | |||
スマートリモコン | X | ◯ | |||
コントロール | リモコン、音声操作、アプリ | リモコン、音声操作、アプリ | |||
定格寿命 | 約40,000時 | 約40,000時 | |||
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SwitchBotシーリングライトプロのデザインや付属品をチェック!
それでは早速デザインや付属品などを見ていきましょう。
シーリングライトプロ(12畳用)の箱です。
本体及び同梱物です。
- 本体
- 専用取付アダプター
- リモコン
- リモコンケース
- 単4乾電池 x2
- ネジ x 2(リモコンケースを壁に取付けるよう用)
- 取扱説明書
めちゃくちゃシンプルなデザイン。シンプルがゆえに高級感こそありませんが、どの部屋にも合いそう。
真横から見るとこんな感じ。
本体を安定させるスポンジは360度囲ってある防虫、防塵仕様!本体内部に虫が侵入しない作りになっていますよ。
リモコンは単4乾電池2本使います。電池は製品に付属してきますよ。
リモコンを手に持つとこんな感じ。まあよくあるデザインですね。
リモコンには30分&60分の切タイマーもついてます。
またお好きな調光設定をメモリ登録することもできますよ。
取り付けは簡単
SwitchBotシーリングライトプロは、従来のシーリングライトと同じように取り付けられるため、配線の変更などは必要ありません。
下記Aタイプ、Bタイプ共に取付可能です。それ以外の形状ですと取付できない可能性があるので注意してください。
アダプターを天井のローゼットに取り付けたら、
本体を取り付けます。
その後コネクターを接続し、
アダプターをロック!
最後にセードを本体にはめ込み、右に回して取り付け完了!
無事に点灯しました。
その後はSwitchBotアプリからデバイスの追加をすればOKです。
SwitchBot
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シーリングライトプロの特徴&機能を解説
続いて機能や実際に使ってみた感想を書いていきますね。
フリッカーレス(ちらつかない)で目に優しい!
SwitchBotのシーリングライトはフリッカーレスとなってるため、目や体に優しい設計になっています。
通常LED照明は、人間が認識できない速度で点滅を繰り返しています。スマホのカメラ越しにシーリングライトを見てみるとよくわかります。画面がモヤモヤーと揺れているのがわかると思います。
このモヤモヤがフリッカーです。人間には認識できないレベルで高速点滅しているので肉眼では分かりませんが、疲れ目や肩こりの原因の一つとされています。
SwitchBotシーリングライトはフリッカーレス(フリッカーフリー)を実現。その証拠にスマホのカメラ越しにSwitchBotシーリングライトを見ても、まったく画面が揺れていません。
それだけ目にも体にお優しい照明となっています。
ちなみに我が家の他のシーリングライトをカメラで見てみたら、SwitchBotシーリングライト以外は全部モヤモヤしておりました(涙)
私はこれからシーリングライトや液晶モニタを購入するなら絶対フリッカーレスが良いですね
演色性はRa85。全灯の場合はRa90と自然に近い色味!
演色性が高いほど、太陽光に近く、肌や食べ物の色が自然に見えるとされています。
自然光はRa100。数値が100に近いほど自然光に近い。
低価格帯のシーリングライトですと、Ra80程度が多いのですが、SwitchBotシーリングライトの演色性はRa85と合格点。体感としても目に優しい自然な色味が再現できていると思います。
室内の照明はRa80以上が好ましいとされていますよ
ちなみにカタログには「演色性Ra85。全灯の場合はRa90」なんて書かれていますが、だったら最初からRa90とカタログに書けば良くない?なんて思うのですが何か理由があるのでしょうか……。
アプリで1%単位の調光操作が可能
SwithBotシーリングライト(プロ、無印共に)はアプリでの操作に対応しています。
アプリでは調光や色味を自由に変更できます。
一般的なシーリングライトですと調光操作は多くても10段階とかその程度ですが、SwitchBotシーリングライトでは1~100%と1%単位で細かく設定が可能です。
明るくするとアイコンも明るくなるので感覚的にも分かりやすいです。
またシーン(プリセット)を登録しておけば、ボタン一発で自分好みの調光や色味にワンタップで変更できます。
5つのオートメーションモード搭載
SwitchBotシーリングライトでは5つのオートメーションモードを搭載しています。
例えば徐々に照明を明るくして目覚めを促してくれる「おはようモード」や、徐々に暗くしてくれる「おやすみモード」などがあります。
おはようモード | 起床時間の30分前に点灯し、設定した明るさまで徐々に明るくしてくれるモード |
朝モード | 設定した時間に設定した明るさで点灯してくれるモード |
昼モード | |
夜モード | |
おやすみモード | 設定された睡眠時刻の30分後にライトがオフになり、睡眠時刻から消灯まで徐々に明るさを下げます。 |
留守番モード | 一定の時間内に自動的にオン・オフを切り替えることができます。また、帰宅が遅くなったり、長時間不在の場合は、家に人がいるふりをすることもできす。 |
この中で便利だなと思ったのはおはようモードと留守番モード。おはようモードは目覚まし時計と併用することで寝坊を防止できます。留守番モードは旅行中などのセキュリティ対策になるかなと。
スケジュール機能で時間と曜日を指定できる
曜日や時間でで照明のオン・オフを設定できるスケジュール機能もあります。
例えば「毎週月曜日の19:00に必ず照明をオフにする」みたいな設定が可能です。もちろん色味や調光も細かく指定できます。前述した「シーン」を指定することも可能です。
タイマー(遅延実行)機能
遅延実行というとわかりにくいですが、要するにタイマー機能ですね。
何分後にオンにする
何分後にオフにする
という設定ができます。
スケジュール機能と若干被っていますが、こちらはあくまでも単純に「オン・オフ」のみ。曜日の指定や色味の調整はできません。
5年保証で故障時にも安心
SwitchBotシーリングライト(プロも含む)には5年間の保証期間があります。
期間中に故障があった場合は、無償修理および交換対応が可能です。
ちなみにSwitchBotシーリングライトの寿命はおよそ4万時間・約10年間となっていますよ。
【プロ版のみ】スマートリモコン機能
SwitchBotシーリングプロにのみ搭載している機能が「スマートリモコン」です。
スマートリモコン機能は無印版には搭載されておりません。プロだけの機能です。
要するに赤外線リモコンを学習することで、スマホから家電の操作が可能になるといった機能です。
リモコンの学習方法はアプリの操作に従って、シーリングライトに向け、任意のボタンを押すだけ。
執筆現在で8万個以上のリモコンに対応しています。また手動学習で任意のボタンに任意の機能を割り当てることも可能。
我が家ではエアコンとテレビを設定しています。
登録したリモコンはアプリから操作できます。もちろん外出先からの遠隔操作にも対応しています。
>>【SwitchBot公式マニュアル】家電リモコンを登録する方法
スマートスピーカー連携による音声操作
SwitchBotシーリングライト(プロ、無印ともに)、Amazon AlexaやGoogleアシスタントなどの音声アシスタントと連携することができます。
例えば「アレクサ、リビングの照明を消して」といえば……
このように消灯することができます。
もちろん音声コマンドは自分で好みにカスタマイズできます。
我が家では「ライトオフ」で消灯、「ライトオン」で点灯みたいに短いワードを登録しています。
また他のSwitchBoデバイスと連携させることで「おやすみ」というだけで、テレビとエアコンと照明が同時に消える……みたいな設定も可能です
これぞまさにスマートホーム。応用次第で様々な可能性があります。
注意点としては「シーリングライトそのものは音声認識機能は搭載していない」点です(照明に話しかけても意味はないということ)。音声操作がしたいなら必ずスマホかスマートスピーカーが必要です。
SwitchBotシーリングライトのイマイチな点
壁スイッチをオフにするとハブが機能が使えなくなる点のみ注意
とても便利なSwitchBotシーリングライトプロですが、唯一といっていい欠点もあります。
それは壁スイッチをオフにしてしまうと、シーリングライトが通電されないために、ハブ機能やスマートリモコン機能が使えなくなってしまう点です。
もし常時ハブ機能やスマートリモコン機能などを使いたい場合は、壁のスイッチで電気を消すのではなく、リモコンやスマホアプリから消灯する必要があります。
どうしても壁スイッチをオフにした上で、ハブ機能も使いたい方は素直にハブミニかハブ2を購入したほうが良いでしょう。
SwitchBotシーリングライトプロの電気代はどう?
SwitchBotシーリングライトプロはWifiやBluetooth、スマートリモコン機能が搭載されているので、普通のシーリングライトより電気代が高くなるのでは?と心配な方も多いはず。
そこでSwitchBotシーリングライト及びシーリングライトプロの電気代を調べてみました。
※1kWhあたり35円として計算
製品名 | 定格消費電力 | 1時間の電気代 | 1日(8時間)の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|---|---|---|
SwitchBotシーリングライト 6畳 | 36W | 約1.3円 | 約10円 | 約300円 |
8畳 SwitchBotシーリングライト | 43W | 約1.5円 | 約12円 | 約360円 |
SwitchBotシーリングライトプロ 6畳 | 36W | 約1.2円 | 約10円 | 約300円 |
SwitchBotシーリングライトプロ 8畳 | 43W | 約1.5円 | 約12円 | 約360円 |
SwitchBotシーリングライトプロ 12畳 | 54W | 約1.9円 | 約15.2円 | 約456円 |
結果、一般的なシーリングライトと電気代はほぼ一緒ですね。SwitchBotシーリングライトの電気代が特別高いということはありません。
もちろん探せばもっと電気代が安いシーリングライトもありますが、そもそもLED自体、消費電力が極めて少ないので、誤差の範囲かなと思います。
SwitchBotシーリングライトは電気代の負担が少なく、手軽に自宅をスマートホーム化できる良い製品だという結論です。
SwitchBotシーリングライトプロまとめ
というわけでSwitchBotシーリングライトプロのレビュー&解説でした。
シーリングライトとしての当たり前の機能はもちろんのこと、遠隔操作や、SwitchBotとの連携性など、独自の付加価値をしっかりつけた唯一無二のシーリングライトですね。
天井に取り付けるので赤外線が届く範囲も広く、フリッカーレスで目に優しいのも嬉しい。リビングだけでなく寝室にもピッタリだと思います。
すでにSwitchBot製品を持っている方や、スマートホーム化を検討されている方は購入しても後悔はしないと思いますよ。
我が家のリビングでも絶賛活躍中です!