我が家では絶賛活躍中のSwitchBotスマートロックにPro版が登場しました。
バッテリー寿命はもちろんのこと、質感や機能まですべての面でパワーアップしています。
この記事では通常版SwitchBotスマートロックとSwitchBotスマートロックProの違いを解説していきます。
SwitchBotスマートロックはPro版と通常版は何が違うの?どっちがオススメ?
私はどちらも持っているので、後日Pro版のレビュー記事もアップする予定です!
SwitchBotスマートロックとProの比較表
基本的には価格以外のすべての面でProのほうが優れている感じです。下記の比較表を載せてみました。
名称 | SwitchBotスマートロックPro | SswitchBotスマートロック |
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画像 | ||
価格 | 15,980円 | 11,980円 |
サイズ | 120×59×83.9mm | 111.6 x 59 x 73.2 mm |
重量 | 450g | 253g |
サムターンホルダー | 無段階可変構造 (0~23mm対応) | S/M/Lの3サイズ用意 |
高さ調節プレート | 0~36mm対応 | 調査中 |
ワンタッチボタン | あり | なし |
解錠速度 | 0.65秒 | 1.35秒 |
鍵を回す力 | 8.5kgf.cm | 4kgf.cm |
ノブデザイン | 丸形ノブデザイン | クラシックノブデザイン |
ボディ | マグネシウム アルミニウム合金 PC+ABS | マグネシウム PC+ABS |
解錠方法 | スマホアプリ Apple Watch 遠隔操作 音声操作 ウィジェット操作 指紋解錠 パスワード NFCカード解錠 期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠 鍵の共有 1ドア2ロック対応 NFCタグ解錠 リモートボタン操作 物理鍵もそのまま使用可能 | スマホアプリ Apple Watch 遠隔操作 音声操作 ウィジェット操作 指紋解錠 パスワード NFCカード解錠 期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠 鍵の共有 1ドア2ロック対応 NFCタグ解錠 リモートボタン操作 物理鍵もそのまま使用可能 |
バッテリー寿命 | 9ヶ月 | 6カ月 |
使用電池 | 単3電池4個 | リチウム電池2個 (CR123A) |
充電式バッテリー (別売り) | 対応 | 非対応 |
バッテリー切れ時の 緊急解錠機能 | ||
磁気感知式オートロック | ||
ドア状態の把握&通知機能 | ||
データの保護 | 銀行にも導入されているAES-128 暗号化アルゴリズムを採用 | 銀行にも導入されているAES-128 暗号化アルゴリズムを採用 |
ホームアプリ | Matter/Alexa/Google Assistant/ Siri Shortcuts/IFTTT | Matter/Alexa/Google Assistant/ Siri Shortcuts/IFTTT |
設置方法 | 3Mの粘着テープV2.0 (粘着効果2倍) ネジで固定 | 3Mテープで貼付け ネジで固定 |
- Pro版は丸形ノブデザイン&アルミニウム合金採用。
- Pro版のほうが解錠速度が早い。
- Pro版のほうがバッテリー寿命が長い。
- Pro版は単3電池が使える。通常版はリチウム電池(CR-123A)。
- Pro版は別売りの充電式バッテリーが使える。
- Pro版には施錠解錠用のワンタッチボタンがある。
- Pro版はサムターンアダプタが無段階調整可能。
- Pro版はバッテリーが切れても30秒のみ解錠できる。
- Pro版のほうが両面テープの粘着面積が広い(落ちにくくなった)。
- 通常版のほうが価格が安い
- Pro版と比べてサイズが若干コンパクト
それ以外の機能(対応のホームアプリや通知機能、セキュリティ面、暗号化アルゴリズムなど)はほぼ一緒です。
続いて一項目ずつ解説していきます。
違い1.Pro版と通常版ではデザインが違う
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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丸形ノブデザイン | クラシックノブデザイン |
本体の材質には アルミニウム合金 マグネシウム PC+ABS を採用。 高級感あふれる仕様に。 | 本体の材質には マグネシウム PC+ABS を採用。 |
Pro版はボディにアルミニウム合金が使われています。またノブのデザインが丸形になっています。
通常版はボディはプラスチック(PC+ABS)です。またノブのデザインは一文字のクラシックデザインになっています。
見た目は好みの問題もあるかと思いますが、高級感はProのほうが上ですね。
違い2.Pro版のほうが解錠速度が早い。
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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解錠速度:0.65秒 | 解錠速度:1.35秒 |
鍵を回す力 8.5Kgf.cm | 鍵を回す力 4Kgf.cm |
Pro版には通常版より強力なモーターが搭載されており、解錠速度と鍵を回す力が倍になっています。
通常版でも特に遅いとは感じませんでしたが、塵も積もれば山となるということで、地味に嬉しい強化点ですね。
比較動画を取ってみたのでよければご覧くださいませ。左がPro。右が通常版です。
違い3.Pro版のほうがバッテリー寿命が長い
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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バッテリー寿命:9ヶ月 | バッテリー寿命:6ヶ月 |
Pro版はバッテリー寿命が9ヶ月。
通常版はバッテリー寿命が6ヶ月となっています。
違い4.Pro版は単3電池使用。通常版はリチウム電池使用。
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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使用電池:単3電池4本使用 (バッテリー寿命:9ヶ月) | 使用電池:CR123A電池2個使用 (バッテリー寿命:6ヶ月) |
Pro版は一般的にどこにでも売っている単3電池が使用できますが、通常版はCR123Aというちょっと特殊なリチウム電池が必要です。CR123Aはスーパーなどには基本売ってないので、ネットで注文するか電気屋さんに行く必要があります。また単3電池と比べて価格も2~3倍ほど高いです。
電池やバッテリー関係は、完全にPro版のほうが優れています。
違い5.Pro版は充電式バッテリーが使える
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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別売りの充電式バッテリーが使える | 充電式電池:使用不可 |
さらにPro版は別売りの充電式バッテリーが使えます。
こちらを使用すれば、一日10回程度の施錠を想定しても365日持ちます。さらに充電すれば何度でも使えるので経済的。もちろんバッテリーを片方のみ取り外して充電できますし、片側だけでも使用可能と大変高性能になっています。
デメリットは値段ですかね。約3,000円とそこそこするので、セールなどを利用するのがオススメです。
私はSwitchBot公式サイトのセールを利用して2,000円ほどで購入することができました。
セールの情報は下記の記事でまとめています。
電池の交換頻度を少しでも少なくしたい方は購入検討の余地はあるかと思います。
通常版には別売りの充電式バッテリーはありません。
違い6.Proには施錠・解錠用のワンタッチボタンがある。通常版にはない。
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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ワンタッチボタンあり | ワンタッチボタンなし |
Pro版にはワンタッチで鍵の開閉ができるボタンがついています。ボタンを押したときの反応も良く、ストレスなく施錠・解錠が可能になっています。
通常版にはワンタッチボタンがありません。
ワンタッチボタンは1ドア2ロックで使用している時なんかにとても便利です。
ワンタッチ解錠の反応速度ですが、ダブルロックでの使用時でも、すこぶる良好!
押したら瞬時に施錠・解錠されるのでストレスは皆無です。
違い7.Proはバッテリーが切れても30秒のみ解錠できる。通常版はできない
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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微電流解錠機能 | 微電流解錠機能なし |
Pro版には電池切れの場合でも、緊急で30秒間だけ、鍵を開けることが可能な「微電流解錠機能」が搭載されています。電池切れによる締め出しが不安な方には嬉しい機能ですね。
通常版にはこの機能は搭載されておりません。
違い8.Proはサムターアダプタが無段階調整可能。通常版は3段階。
SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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サムターンアダプタが0~23mmの無段階可変構造 | サムターンアダプタはS・M・Lの3種類 |
Pro版はサムターンアダプタが無段階の可変構造になり、さらに多くのドアに適合可能になりました。またサムターンにしっかり噛み合うので安定感が増しました。
通常版はサムターンアダプタはS・M・Lの3種類のみです。
違い9.Pro版のほうが取付時の粘着力が強い
Pro版は両面テープの粘着面積が73.9%向上したため、よりしっかり取り付けられるようになりました。
以上がPro版と通常版の主な違いになります。
セキュリティ性能やアプリでできることに大きな違いはない
解錠方法やアプリでできること、使用されている暗号化アルゴリズムなどは、Pro版と通常版で大きな違いはありません。
switchBotロックPro版と通常版の共通点
名称 | SwitchBotスマートロックPro | SwitchBotスマートロック |
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画像 | ||
解錠方法 | スマホアプリ Apple Watch 遠隔操作 音声操作 ウィジェット操作 指紋解錠 パスワード NFCカード解錠 期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠 鍵の共有 1ドア2ロック対応 NFCタグ解錠 リモートボタン操作 物理鍵もそのまま使用可能 | |
磁気感知式オートロック | ||
ドア状態の把握&通知機能 | ||
データの保護 | 銀行にも導入されているAES-128 暗号化アルゴリズムを採用 | |
ホームアプリ | Matter/Alexa/Google Assistant/ Siri Shortcuts/IFTTT |
セキュリティ面では大きな違いはないので、
- 施錠・解錠のワンタッチボタンがほしい
- 単3電池が使いたい
- バッテリー寿命は長い方がいい
このあたりに4千円の付加価値を見いだせるかが、購入の分かれ目になりそうですね。
その他の注意点
指紋認証パッドはPro版も通常版も共通
あるとswitchBotロックが超絶便利になる「指紋認証パッド」はPro版も通常版も共通です。
すでに指紋認証パッドをお持ちなら、わざわざ買い替える必要はありません。
1ドア2ロックは同機種である必要あり
ドアにロックが2つついている「1ドア2ロック」で使用する場合、残念なことにPro版と通常版を組み合わせて使うことはできません。
ロックまたはロックProを2台購入する必要があります。
この点はちょっと残念ですね。
相違点まとめ
- Pro版は丸形ノブデザイン&アルミニウム合金採用。
- Pro版のほうが解錠速度が早い。
- Pro版のほうがバッテリー寿命が長い。
- Pro版は単3電池が使える。通常版はリチウム電池(CR-123A)。
- Pro版は別売りの充電式バッテリーが使える。
- Pro版には施錠解錠用のワンタッチボタンがある。
- Pro版はサムターンアダプタが無段階調整可能。
- Pro版はバッテリーが切れても30秒のみ解錠できる。
- Pro版のほうが両面テープの粘着面積が広い(落ちにくくなった)。
- 通常版のほうが価格が安い
- Pro版と比べてサイズが若干コンパクト
結局Pro版と通常版どっちがオススメ?
今から買うならすべての面でパワーアップしているPro版がやはりオススメです。
単純に価格以外で負けている点がありません!
下記の3点が特に気に入った
私が個人的にPro版になって「特に気に入った点」は下記の3点です。
- 単3電池が使えるようになったこと
- バッテリー寿命が伸びたこと
- 施錠・解錠がワンタッチでできるボタンが付いたこと
単3電池が使えるようになったのは単純にめっちゃ嬉しいですね。バッテリー寿命も伸びていますし、電池周りは相当パワーアップしています。
ワンタッチボタンも1ドア2ロックの我が家としては、あると本当に便利。
この辺りに4,000円以上の価値を感じるなら迷わずPro版をオススメします。
ただ上記の3点にそこまで引かれないなら、通常版のSwitchBotロックでも十分だと思います。
switchBotロック自体本当に便利な代物ですし、セキュリティ面では通常版とPro版で大きな差はないので、少しでも安く入手したいなら通常版を購入するのも全然ありです。
購入するなら絶対に指紋認証パッドもご一緒に!
switchBotロックはPro版も通常版も「指紋認証パッドとの組み合わせ」で本当の機能を発揮します。
まだ持ってない方は必ず絶対購入した方がいいですし、これからスマートロックを購入される方は最初からセットで購入したほうが安くなります。
指紋認証機能がついてないキーパッドのみのやつも売っているので、間違えないように注意してくださいませ。必ず指紋認証付きのを購入しましょう。
この指紋認証パッドを導入すれば、施錠や解錠がワンタッチになるので、本当に生活に革命が起きるレベルで快適になりますよ。
例えば我が家では子供の指紋(低学年と幼児)を登録しているので、鍵を持たせる必要がなくなりました。鍵を失くされる心配も、鍵を落として家に入れなくなる心配もなくなったので安心感が段違い!
指紋認証パッドとswitchBotスマートロックの組み合わせは、小さい子供がいるご家庭にこそ導入をオススメしたいですね。
下の子はまだ幼児ですが、指紋での解錠を完全に完全に使いこなしています。
↓指紋認証パッドは単品でも売っていますが、セットで購入したほうが安いです。Pro版と通常版どちらも共通です。