8月31日。
天王洲アイルにある『銀河劇場』で『ドラムストラック』というショーを嫁さんと見に行ってきました。しかもこの日は千秋楽! ワクワクしながら銀河劇場へ向かいました。
『ドラムストラック』とは?
『ドラムストラック』とは、ジェンベなどアフリカの伝統的な打楽器によるパフォーミング・アートです。
コチラがジェンベ。手で叩くドラムみたいなやつですね。
『ドラムストラック』が普通のショーと違うのは、全ての客席にジェンベが設置され、出演者と一緒にパフォーマンスに参加できるところ。
この座席の上に置いてある白くて丸いものは全て『ジェンベ』
ショーの間、こちらのジェンベを出演者と一緒に叩くことができます。これがもうとにかく盛り上がります。
ショーを見た感想は?
ドラムストラック最高!
ショーの間中アドレナリン出っぱなし! 後半はジェンベを叩きすぎて手が痛くなるほど。
私達は運がいいことに最前列の席で見ることができたのですが、もうとにかくすごい迫力!ドラムの音が体中を突き抜けて会場全体が振動します。出演者との距離も近いので、筋肉の動きから表情の繊細さまで見ることができて本気で感動しました。
もう一度いいますが、とにかくすごい迫力!
出演者と観客の一体感が凄い!
出演者が叩くドラムの音を聞いているだけでももちろん楽しいのですが、観客もジェンベを叩いてショーに参加することができます。
皆さん日本語がほとんどしゃべれないのに関わらず、巧みなジェスチャーと豊かな表情で観客をどんどん盛り上げていきます。アフリカの人たちの天性の明るさは、まるで太陽のようですね。
もちろんドラムだけでなく、一緒に手拍子いたり、足踏みしたり、出演者によるアカペラが合ったり、様々な趣向をこらしているので終始飽きさせません。
もうね。とにかく一体感が半端ないです! ジェンベのおかげで自分もショーに参加している気分になるんですね。
公演時間は80分休憩なしのノンストップで行われます。最初から最後までドラム叩きっぱなし! ストレス解消に最適です(笑) 翌日筋肉痛になる人もいるかも。
動きもすごい
まず驚いたのがすごい速さで繰り出されるドラムさばき。手が早すぎて見えないくらい。しかもその音がスコーンと体中を突き抜けるような音といいましょうか、聞いてるだけで体の中から悪いものが飛んでいきそうなんです。
ドラムさばきだけじゃなくて足さばきもすごいかった。男性は鍛えぬかれた体のスラっとした人が多かったのに対し、女性の出演者は皆さん恰幅がいいというか、かなりぽっちゃりしているのですが、特にその女性陣の動きが半端ない! あの大きな体から考えられないくらい俊敏なステップで動き回ります。これまたすごい迫力に感動。
途中アカペラもあったりするのですが、もちろん上手いです。
嫁さんは途中で「感動で泣きそうになった」と言っていました。
客席いじりもありました
客席の人を何人か舞台にあげて一緒に踊ったりみたいな、客席いじりもありました。これはこれでかなり盛り上がりましたよ。舞台に上がった人はいい思い出になっただろうな。
前の席に座っている人はショーの後半に卵の形をしたマラカスや、タンバリン、シンバルなどを出演者が壇上から降りて配ってくれます。
最前列に座っていた嫁さんはこの卵の形をしたマラカスを受け取ることが出来ました。
振るとシャカシャカ音がします♪
後半はジャンベだけじゃなく、シンバルやマラカス、タンバリンなども含めて皆でセッションしていきます。
もうね。楽しすぎる。
ちなみにここで配られた楽器は帰りに返却しないといけません。
80分間飽きることなく一瞬で時間が過ぎて行きました。
最後は出演者がロビーに出てきてくれました。
大満足のままショーが終わり、帰ろうかと思ったらどこからか歓声と歌声が聞こえてきました。
声の方に向かってみると、なんと出演者の皆様が「ありがとござーまーす♪ ありがとござーまーす♪ ありがとござーまーす♪」って言いながら足踏みと手拍子をしてロビーにでてきてくれたんです。
逆光なのでうまくとれなかった(涙)
皆さん一人ひとりと握手をして、一緒に写真も撮ってもらいました。
嫁さんなんか興奮して、出演者の方とめっちゃハグしてました(笑)
出演者皆様はほんと気さくな方ばかりで、例えば僕が脇の方からこそっとカメラを向けると必ず気づいて「ニコッ」って笑ってくれたり、最高にいい人達でした。
最後帰り際に「またらいねーん」っていってくれたので、来年もきっと来日してくれることでしょう。
ドラムストラックかなりおすすめです。 来年もチケット取れたら絶対に行くぞ!