毎回良質なワイヤレスイヤホンを制作しているオーディオメーカーのEar Funから新しいワイヤレスイヤホンが発売されました。
それがこちら。EarFun Air Pro 2です。EarFunの中ではハイエンドモデルです。
しばらく使ってみましたが、機能・操作性・音質含めかなりの満足度があります。
というのも価格が7千円台ながら、
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み機能
- ワイヤレス充電
- 急速充電
- 装着検知センサー搭載
- IPX5相当の防滴性能
とワイヤレスイヤホンに求めてる機能がほぼほぼ全部入ってるんですよ!(しかもクーポン使用でもっと安くなる)
今回はそんなEarFun Air pro 2を実際に使って、機能や音質、操作性など詳しく見ていきたいと思います。
当記事はメーカー様より商品提供を受けた上でレビュー記事を作成しています。
EarFun Air Pro 2のスペックと特徴
重量 | イヤホン:約11g ケース込み:約53g |
Bluetooth | 5.2 |
最大通信距離 | 15m |
防水規格 | ipx5 |
イヤホンの充電時間 | 1時間 |
ケースの充電時間 | 2時間(USB-C経由) 3時間(ワイヤレス充電) |
連続使用時間 | イヤホン:最大7時間 充電ケース込み:最大34時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ワイヤレス充電機能 | ○ |
急速充電機能 | ○ (10分の充電で約2時間の音楽再生が可能) |
ノイズキャンセリング機能 | ○ (最大40dB) |
外音取り込み機能 | ○ |
装着検出機能 | ○ |
ノイズキャンセリング搭載!
EarFun Air Pro 2はこの価格帯なのに最大40dBまで騒音低減が可能なノイズキャンセリングが搭載されています。
喧騒の中でもボリュームを大きく上げずに音楽に没頭できます。
※オン・オフ可能
外音取り込み機能搭載
イヤホンに内蔵するマイクが、周囲の音を集音して聞き取りやすくしてくれる「外音取り込み機能」搭載。
イヤホンをはめたままでも周囲の音を逃しません。
※オン・オフ可能
ワイヤレス充電や急速充電にも対応
ワイヤレス充電にももちろん対応しています。
また有線による充電の場合は、急速充電にも対応しており、10分の充電で約2時間の音楽再生が可能となっています。
IPX5等級の防水性能
IPX5相当の防滴性能を搭載しています。
突然の雨や、汗を気にすることなく使えます。
装着検知センサーで自動停止・自動再生
イヤホンを耳から外すと自動的に再生が「停止」され、イヤホンを元に戻すと音楽が自動的に「再生」する装着検出機能が搭載されています。
この機能地味に便利です。個人的には必須機能の一つですね。
30日の返金保証&18ヶ月のメーカー保証付き
EarFun製品は30日の返金保証と18ヶ月のメーカー保証が標準でついてきます。
万が一、商品に不備や不具合があった場合は、無料で交換・返金・返品してくれます。
ノイキャンにワイヤレス充電。着脱検知センサーと個人的に欲しい機能が全部入っていて7千円台はなかなかのコスパです。
肝心の音質もバランスが良くニュートラルなので、どんなジャンルの曲にも合うでしょう。低中高音域すべてが粒立ててクリアに聞こえます。
同価格帯の製品の中では機能面も音質も頭一つ抜けてオススメかなと思います。
EarFun Air pro 2のデザインと付属品をチェック
それでは本体及び付属品をを見ていきましょう。
付属品です。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- イヤーピース(S・M・Lサイズが2セット)
- USB-Cケーブル
- 説明書(日本語対応)
- 保証カード
EarFun Air Pro 2のイヤホンのデザインはどう?
EarFun Air Pro2のイヤホンはカナル型です。
外側は光沢感のあるデザインで若干指紋は目立ちますが、安っぽさは感じませんね。
手に持つとこのくらいの大きさです。重量も片側で両方で11gと大変軽いです。
EarFun Air Pro 2の装着感やフィット感はどう?
内側の耳にあたる部分はマットな質感です。
装着感は全く問題なし。耳にしっかりフィットしてくれるので、マラソンなど運動中でも落ちることはないでしょう。イヤホンの形状もカナル型というポピュラーなものなので、誰でも違和感なく装着できると思います。
イヤピースは2種類入っていて、それぞれS・M・Lのサイズが付属してきます(合計6ペア)
イヤピースはサイズごとに2種類あって形が若干違うみたいですが、正直区別がつきません。装着感もほとんど同じ気がします……。
Bluetooth5.2対応。ペアリングは爆速!安定感もよし!
Air Fun Pro 2は執筆時の最新規格であるBluetooth5.2に対応しています。
ペアリングも早く、ケースを開けて耳につける頃には確実に終わっています。
安定性も高く、途切れたりすることも皆無でした。
もちろん一度設定すれば次回からは自動で接続してくれますよ。
EarFun Air Pro 2の充電方法や充電時間をチェック
充電ケースは石鹸みたいな形です。握りやすいがスベスベしてるので若干落としやすいかも。
イヤホンを本体に入れるだけで充電が開始されます。イヤホン本体とケースに磁石が内蔵されているので、合わさるようにピタッと収まります。
また、蓋にも強めの磁石がついているので、鞄の中に放り込んでも蓋が開いてバラけるようなことはないでしょう。
本体裏面にはUSB-Cのポートがあります。USB-Cの充電ケーブルは付いてきますが、コンセントに刺すためのアダプタは付属していないので、別途用意するようにしましょう。
EarFun Air pro 2の充電時間はどれくらい?
EarFun Air pro2は急速充電やワイヤレス充電にも対応しています。
- イヤホンの充電時間:1時間
- 充電ケースの充電時間(有線):2時間
- 充電ケースの充電時間(ワイヤレス):3.5時間
急速充電の場合は10分間の充電で約2時間の音楽再生が可能なので、うっかり充電し忘れのときも安心ですね。
充電中はケースに付いているランプの色で教えてもらえます。
- 緑……30%以上
- オレンジ……30%以下
- 赤……10%以下
- 赤点滅……5%以下
「緑点灯で30%以上」と結構ざっくりした数字なのが気になるところですが、ペアリング中はスマホに電池残量は表示されるので、特に問題はないでしょう。
EarFun Air Pro 2の操作方法をチェック!
EarFun Air Pro 2は静電容量式のタッチセンサーで行います。
再生、停止は当たり前ですが、音量操作にも対応しているのが嬉しい。
タッチ感度もかなり良好。3回タップもほとんど誤動作なく使用できました。操作性は過去モデルより確実に向上していますね。
過去モデルはタッチ精度が甘くて、特にトリプルタップはよく失敗していたんですよね。このAir Pro2はタッチ精度が向上したのかミスタッチが劇的に減りました。
音楽操作
再生/一時停止 | L or Rを2回ルタップする |
曲送り | Rを3回タップする |
曲戻し | Lを3回タップする |
音量UP | Rを1回タップする |
音量DOWN | Lを1回タップする |
ハンズフリー操作
電話を受ける/切る | L or Rをダブルタップ |
着信拒否 | L or Rを2秒間触れたままにする |
音声アシストの起動/解除 | Rを2秒間触れたままにする |
2つの通話を切り替える | L or Rを3回タップする |
モード切替 | Lを2秒長押し |
モード切替とは「アクティブノイズキャンセリングモード」「外音取り込みモード」「ノーマルモード」を切り替えることです。
EarFun Air Pro 2の音質をチェック
とてもバランスの良いニュートラルな音質です。癖が少ないので不良というより優等生という印象。
若干低音が強めですが、かといって他の音域も埋もれたりせず、中高音域と共にクリアにしっかりと聴かせてくれます。ボーカルもキレイに聞こえ、曇ったり濁ったりすることもありません。
どんなジャンルにも合う万人受けするチューニングだと思います。
この価格でこの音質は相当満足度が高いかと。
EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリング機能をチェック
EarFun Air Pro2は最大40dBまで騒音低減が可能なアクティブノイズキャンセリングが搭載されております。
アクティブノイズキャンセリングとは、周囲の雑音(ノイズ)を低減する技術のことです。
周囲の雑音をイヤホンが打ち消してくれるので、よりクリアなサウンドで音楽を聴くことができます。
同じ価格帯のワイヤレスイヤホンだと大体28dB程度の騒音低減性能が多いので、同クラス帯のノイキャン性能に関しては頭一つ抜けていますね。
実際に使ってみるとエアコンの風切り音などの環境音は完全ではないもののかなり低減されます。静かな部屋でノイキャンをオンにすると今まで味わったことのない不思議な静寂の中に入れます。
もちろん高級機ほどのノイキャン性能ではありませんが、価格帯からすると必要十分すぎる性能です。
ノイキャンを初めて使う人はきっと驚くと思います。
ノイキャンをオンにすると街の喧騒の中でもボリュームを大きく上げずに音楽が聴けるので、耳が疲れにくいというメリットも。
またノイキャンを音にすると周りの騒音がかなり静かになるので、音の粒一つ一つをよりハッキリと聞き分けることができるようになり、相対的に音質が向上しているようにも感じます。
ノイキャン付きイヤホンを一度体験してしまうと、他のイヤホンには戻れないと思います。
外音取り込み機能をチェック
EarFun Ari pro 2は今流行の外音取り込み機能も搭載されております。
外音取り込み機能とは、簡単に言うとイヤホンを外さずに外部の音を聞こえやすくしてくれる機能です。
普通イヤホンって耳にはめるので、外部の音が聞こえにくくなりますよね。
それが外音取り込み機能をオンにすると、イヤホンに内蔵するマイクが周囲の音を集音してくれるので、人の声や周りの音が聞き取りやすくなるんです。
実際にこの機能をオンにして使ってみると、周りの音がイヤホンを外した状態より若干大きな音として聞こえます。補聴器みたいなイメージと言えば分かりやすいですかね。
確かに便利な機能ではあるのものの、この機能をオンにするためにはタッチ操作が2秒必要なのがネックです。それだったら、さっとイヤホンを外したほうが早いし楽かなと。EarFun Air2は装着検出センサーもあるので尚更です。
また音楽を流している状態だと外の音が聞こえづらいのは同じなので、私はこの機能は殆ど使っておりません。
装着を検出してくれるのはやっぱり良い!
EarFun Air pro 2は装着検出機能を搭載しております。
これはイヤホンを片方外すだけで自動的に音楽が停止し、再度耳に戻すと、音楽が自動的に再生する機能です。
この機能は「ケースにしまうほどではないけれど、イヤホンをちょっと外したいとき」にかなり重宝するんですよ。
例えば町中で偶然知人と会ったときや、耳が疲れたときって、一旦イヤホンって外しますよね。その瞬間自動的に「音楽が停止」してくれるので、わざわざ停止ボタンをタップする必要がないんです。
無駄な電池のロスも防げますし、地味に便利です。
センサーの反応もかなり正確でいわゆる誤作動的なものはほぼありません。
この機能の有無でワイヤレスイヤホンの快適性はかなり違ってくるので個人的には必須機能の一つです。
一点気になる点はアプリがないこと
全体的に大きな欠点もなく、かなり満足していますが、一点のみ不満を言わせてもらえるなら、そろそろアプリにも対応してもらいたいですね。
EirFun Air Pro 2にはいわゆるアプリがありません。
アプリで
- イコライザー調整
- 操作の割当
- モード変更
などが出来たらさらに良くなるのになぁと思います。
逆に言えばそれくらいしか不満点が見当たりません。
EarFun Air pro 2のまとめ
というわけでEarFun Air Pro 2の使用レビューでした。
EarFunのイヤホンはいままでいくつも使ってきましたが、間違いなく一番の完成度ですね。満足度も過去一番ですわ。
この価格帯で
- Bluetooth5.2
- アクティブノイズキャンセリング
- ワイヤレス充電対応
- 急速充電対応
- IPX5等級の防滴性能
- 装着検出センサー搭載
ってどう考えてもコスパやばいでしょ。
癖がなく自然な音質なのもポイント高しです。低音もしっかり響いてくれますし、中高音域もキレイに聞こえます。ジャンルを選ばずどんな音楽でも似合うでしょう。
ノイキャン入りでかつコスパが高い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、購入しても後悔はしないと思いまよ。オススメです。