ヘッドが曲がる掃除機として有名なSharkのコードレス掃除機!
日本ではダイソンのほうが有名ですが、アメリカではSharkの掃除機こそがシェアNO1です。
そんなSharkのコードレス掃除機に新型が出たとのことで、早速メーカー様より実機をお借りして試してみました!
それがこちら。
Shark EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jです。
2週間ほどしっかり使ってみたので、レビューしていきたいと思います。
また、私は旧型のCS501Jを使用したこともあるので、それとの違いなども解説していきますね。
※現在Amazonではなぜか取り扱いがありません。購入するなら楽天かShark公式ショップをオススメ致します。
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jは買い?まずは結論
旧型と比べて、ヘッドがスリムになったり、稼働時間が増えたり、すべてのアクセサリーをドックに収納できるようになったりと、着実にユーザーの声を拾い上げて進化していますね。
サブとしてでなくメインとしてしっかり活用できる良コードレス掃除機だと思います。
特に
- コードレス掃除機とは思えない吸引力
- ハンディモードとしての使い勝手
が抜群!
絨毯やカーペットも含めて家中の掃除はこれ一台でOKでしょう。
また、今回エコモードというものが搭載され、最長で30分もの連続運転が可能になりました(ハンディにてバッテリー1個使用時)。
髪の毛や繊維がほとんど絡まないヘッドも良いですね。本当に絡まないのでメンテンナンスが楽。ペットを飼っているご家庭にもぴったりだと思います。
Sharkの掃除機の真髄はこのヘッドにあり!
バッテリーも標準で2個ついてきますし、一台で家中の掃除がしっかりでき、かつ吸引力のあるコードレス掃除機をお探しならかなりオススメできるかと思います。
曲がるパイプに関しては必須ではないものの、あるとたしかに便利!低い場所でも腰を傷めず掃除が可能です。
ちなみに曲がるパイプ機能が不要なら、少しだけ安いモデルも売っています。吸引力や付属品は同じなのでこちらを選ぶのありです↓
一点気になったのはカラーリング。結構冒険してきたなぁという感じのカラバリです。
パイプが曲がるFLEXモデルには青とブラウンの二色のカラー展開しかありません。これはかなり好き嫌いが分かれるのではないかなぁ。
ホワイトなどもう少しおとなし目の色があったら嬉しかったですね。
総じて、性能に関してはほぼほぼ文句なく、おすすめできるコードレス掃除機です。
とにかく吸引力が強く、ヘッドが高性能なので、絨毯やカーペットも含めてガンガン活躍してくれますよ!
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jのスペックと特徴
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jのスペックを見ていきましょう。
型番 | Shark EVOPOWER SYSTEM ADV CS651J |
サイズ | 高さ 1060mm × 幅 258mm × 奥行 114mm(使用時) |
重量 | 約2.0kg (本体・バッテリー・パイプ・フロアノズル装着時) |
カラー | キャメル、ロイヤルブルー |
充電時間 | 約3.5時間 |
連続運転時間 (通常時) | ブーストモード:7分 標準モード:16分 エコモード:25分 |
連続運転時間 (ハンディモード時) | ブーストモード:7分 標準モード:20分 エコモード:30分 |
付属品 | ・フレックスパイプ ・電動フロアノズル ・充電ドック ・アクセサリースタンド ・ペットマルチノズル ・布団用ノズル ・ブラシ付き隙間用ノズル ・ミニモーターヘッド ・リチウムイオンバッテリー × 2 |
保証 | 3年(メーカー保証2年+公式オンラインストア保証1年) ※リチウムイオンバッテリーは保証対象外です。 |
CS651Jの特徴1:曲がるパイプ!
ボタン一つでパイプが曲がるので、ソファやテーブルの下なども腰を傷めず楽々お掃除が可能です。
CS651Jの特徴2:髪の毛が絡まない高性能なフロアヘッド
旧型より若干スリムになり、取り回しが向上!
隙間なく床に密着してくれるので、より多くの気味を取り除いてくれます。
また髪の毛やペットの毛がブラシロールに絡みにくい構造なので、お手入れも楽ちん。
CS651Jの特徴3 :とにかくパワフルな吸引力!
コードレス掃除機の中ではトップクラスの吸引力です。
狙ったゴミをガンガン吸い込んでくれます。
使っていて気持ちいいレベル。
自社テストによるとハンディ部分が1kg未満の製品の中では最も強力な吸引力とのことです。
CS651Jの特徴4:ワンタッチでハンディになる!
充電スタンドから片手でポンと取り出せるので、ハンディとしての使い勝手が抜群に良いです!
CS651Jの特徴5:スタンドに置くだけで簡単充電&収納
アクセサリーやバッテリーなどをすべてドックに収納可能になっています。
本体の充電も立てかけるだけでOK!
CS651Jの特徴6:お手入れも簡単!
ダストカップやフィルターは取り外して丸々水洗いOK!
フロアヘッドのブラシ部分もボタンを押して横に引き抜くだけで取り外せるようになりました。
旧型よりもお手入れはさらに簡単になっています。
CS651JとCS601Jの違いについて
現在SharkのEVOPOWER SYSTEM ADVには2種類のラインナップがあります。
- CS651Jシリーズ
- CS601Jシリーズ
迷うといけないので違いだけを抜き出してまとめてみました。
CS651Jシリーズ | CS601Jシリーズ | |
---|---|---|
商品画像 | ||
カラー | ロイヤルブルー キャメル | サンドピンク ブラックメタリック |
重量 | 約2.0kg | 約1.9kg |
Flexパイプ (曲がるパイプ) | ○ | X |
価格(税込) | 59,950円 | 55,000円 |
付属品や吸引力などの性能面は一緒です。
違いは
- カラー
- 重量
- Flexパイプ(曲がるパイプ)機能の有無
- 価格
だけですね。
曲がるパイプ機能がほしいならCS651Jシリーズを。
曲がるパイプ機能が不要ならCS601Jシリーズを購入しましょう。
曲がるパイプ機能はあると便利ですが、必須ではありません。価格重視でCS601Jシリーズを購入するのもありだと思います。
今回私がレビューしているのはパイプが曲がるCS651Jシリーズです!
↓こちらがパイプが曲がるFLEXモデル。
↓こちらはパイプが曲がらないモデル。
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jの外観や付属品をチェック!
続いて外観や付属品をチェックしていきましょう。
箱!!
本体及び付属品です。
- フレックスパイプ(曲がる延長パイプ)
- 電動フロアノズル
- 充電ドック
- アクセサリースタンド
- ペットマルチノズル
- 布団用ノズル
- ブラシ付き隙間用ノズル
- ミニモーターヘッド
- お手入れブラシ
- リチウムイオンバッテリー × 2
最初から多くのアタッチメントが付属されていますが、これらは全て本体とともに付属の充電ドックに収納可能です!
本体の紹介
本体周りをチェックしていきましょう。
本体は充電ドックに差し込むと自然と自立するので、収納や取り出しが非常に楽。
こちらが本体。カラーはキャメル。
好みが分かれる色ではありますが、こうしてみると光沢感があって中々綺麗です。
ちなみにパイプが曲がるFLEXモデルはキャメルとロイヤルブルーの2色から選べます。
ゴミ捨てボタンの位置が旧型から改善されています。旧型は電源ボタンと近すぎるし同じ色だしで押し間違えたことがあったのでこれはナイス。
ゴミはワンボタンで捨てることが可能となっています。
フロアヘッドがかなり高性能
Sharkのコードレス掃除機は曲がるパイプばかりが注目されがちですが、実はこのフロアヘッドこそが一番の目玉ではないかと私は思っております。
- ペットの毛や髪の毛がほとんど絡まない
- 床にしっかり密着するのでゴミの取り残しが極めて少ない
- 壁際のゴミもキレイに取り除いてくれる
- スイスイ自在に動く
- ブラシの取り外しも簡単でお手入れが楽ちん
本当に髪の毛などが絡まないので、メンテナンスが非常に楽!ペットを飼っているご家庭には最適な掃除機の一つだと思います。
またヘッドが旧型よりも若干スリムになり、取り回し性能が向上しています。
横幅ほぼ変化はありませんが、奥行きがかなりスリムなっているのが分かると思います。
それでいて旧型よりブラシロールのサイズが太くなったので、 地面への接地面が増え、掃除効率が向上しました。
このちょっとした差がでかい
また今回のモデルからこのようにワンボタンでブラシロールの取り外しが可能になりました。
そもそも髪の毛などがほとんど絡まないのでメンテナンスの頻度も少ないのですが、さらにお手入れが簡単になりました。
これは純粋に嬉しいアップデートですね。
アタッチメント
EVOPOWER SYSTEM ADV CS600J/601Jシリーズには付属品として便利なアタッチメントが大量についてきます。
紹介しますね。
ミニモーターヘッド
強力なモーターを内蔵しており、表面深くまで入り込んだホコリや髪の毛などのゴミをかき出し取り除いてくれるミニモーターヘッドです。布団掃除に使ったり、コンパクトなので車内の掃除なんかにもピッタリだと思います。
ペットマルチノズル
隙間に詰まった細かいゴミやカーペットに絡みついた糸くずなどのお掃除に活躍してくれるペットマルチノズルです。こちらはブラシを取り外しても使えます。
ブラシ付き隙間用ノズル
引き出せるブラシ付きの隙間用ノズルです。お部屋の角や巾木、家具の隙間や車内の掃除といった用途に適しています。
布団用ノズル
マットレス、ソファ、カーテンなどに適したノズルです。
テーブル用とか布団用とか場所によって使い分けるといいかも!
充電方法について
EVOPOWER SYSTEM CS651J/601J シリーズにはバッテリーが標準で2個ついてきます。
充電は本体を充電ドックに立てかけるだけでOK。
もちろん予備のバッテリーも充電ドックで同時に充電可能です。
充電時間は下記の通りです。
約3.5時間
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jを実際に使ってみる!
それでは実際に使ってみましょう。
CS651Jの操作方法をチェック!
操作は簡単!基本的にはこちらの電源ボタンを押すと「標準モード」で掃除が始まります。
強さは3段階から選べます。
- 標準モード…吸引力と駆動時間が最適化されたデフォルトのモード
- エコモード……音が気になるときや、長時間稼働したいときに
- ブーストモード……少し大きめのゴミや多めのゴミを一気に取り除きたいときなど
モードの切替はハンドルの裏面についている「モード切替ボタン」を使います。
各モードのバッテリー1個使用時の連続使用時間は下記の通りです。
ハンディモードとは延長パイプなどを取り付けないいわゆるハンディクリーナーとして使うことを指します。
CS651Jの吸引力はトップクラス!
Sharkの掃除機は吸引力がとにかく強く、これに関しては全く不満はありませんね。
我が家がメインで使っているmakitaのコードレス掃除機では取れない大きめのゴミでも、ガンガン吸い込んでくれます。
何度も行ったり来たりしなくてもゴミが取れるのはやっぱり快適!掃除機において吸引力の強さは正義だと感じます。
ヘッドも自由自在にスイスイ動くのでフローリングの掃除は楽ちん。
壁際のゴミも問題なく吸い込んでくれましたよ。
これくらいの吸引力があればカーペットや絨毯でも十分使えるでしょう。
反面稼働音は結構大きめです。ただ稼働音と吸引力はトレードオフの関係でもあるので、これくらいなら全く問題なしですね。
エコモードは標準モードと比べ音が静かになっています。子供が寝ているときなどはエコモードを使うといいかもしれません。
一点気になったのは持ち手が若干太いこと。バッテリーを持ち手に収納している関係で、ちょっと太めに作られています。
個人差があるかと思いますが、手の小さい方だと若干持ちづらさを感じるかもしれません。
気になるようでしたら一度店頭で手にとってみましょう
ハンディーモードがとにかく使いやすい!
私がSharkの掃除機で一番気に入っている部分が「ハンディ」としての使い勝手です。
Sharkの掃除機はハンディーモードの使い勝手がとにかく抜群!
というのも、充電ドックから片手でサッと引き抜くだけでハンディとして使えるので、思い立った瞬間にデスク周りなどの掃除ができるんです。
他社の掃除機だとハンディとして使いたい場合はパイプを手でグッと抜かなくちゃいけなかったりと結構手間がかかるものが多いんですよね。
その点、Sharkの掃除機は片手でサッと取り出せるのが良いです!
ハンディ部分の重さはバッテリー込みで900gくらいと非常に軽いので取り回しも楽々。
それでいて吸引力が強いのもいいですね。公式サイトによるとハンディ部分が1kg未満の製品の中では最も強力な吸引力とのこと。
私は色々掃除機を試してきましたが、ハンディモードの使い勝手はダントツSharkが一位です!
軽いので階段を掃除するときなんかはハンディーモードが楽かも。
もちろんハンディモードでも付属のアタッチメントは全部装着可能です。
曲がるパイプはどう?
曲がるパイプ(FLEXパイプ)に関してあるとやはり便利です。こんな感じで家具の隙間なども負担なく掃除ができてしまいます。
けれど、必須かと言われても「別になくても困らないかなぁ」という感じ。
というのもこれは旧型のときから感じていたことなのですが、「パイプを曲げるボタンの位置が低い場所にある」ため、ボタンを押すために若干腰をかがめなくてはいけないんですよね。
なので、腰をかがめてボタンを押すくらいならそのまま腕を下げて掃除したほうが手っ取り早い……みたいなシチュエーションが何度かありました。
手元にパイプを曲げるボタンがもっと活用していたと思います。
ないよりはあったほうがいい機能であることは確か!
お手入れに関して
お手入れに関しては旧型よりも若干快適になっています。
ダストカップやフィルターは旧型同様取り外して水洗い可能です。
また上述したように今回のモデルからヘッドのブラシロールもワンボタンで取り外せるようになっています。
取り外しにドライバーなどの工具不要!
Sharkのブラシはほとんど髪の毛などは絡まないのですが、お手入れは簡単であるに越したことはありません。
どうやって収納する?
少し繰り返しになってしまいますが、CS651J/601J シリーズの収納方法についてもう一度まとめたいと思います。
CS651J/601J シリーズは標準で付属してくる充電ドックに本体含め、アタッチメントやバッテリーを全て収納可能となっています。
本体は下記画像の赤枠部分に引っ掛けるだけで自立&充電してくれます。なので、壁に穴をあけてフックを取り付けて……みたいなことが不要なのが嬉しい。
スタンドが完全別売りの掃除機も多いですからね
付属されている4つのアタッチメントも全て充電ドックに収納可能なので使いたいときにサッと取り出すことができます。
コンセントは小さめ。コードの長さは180cmくらいですね。参考までに。
この収納性の高さもSharkのCS651J/601Jシリーズの魅力の一つかなと思います。
Sharkの掃除機はどこで購入するのがおすすめ?
やはり一番はSharkの公式サイトです。
公式サイトで購入するとメーカー保証が1年間プラスされるので、安心感が増します。
また、公式サイトでは定期的にセールを開催しているので、タイミングさえ合えば通常より安く入手できます。
EVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jのレビューまとめ
というわけでEVOPOWER SYSTEM ADV CS651Jの実機レビューでした。
普通の掃除機としてもハンディクリーナとしてもしっかり使えて、部屋をきれいに保ちたい方にオススメのコードレス掃除機です。
今回のモデルから専用ドックに付属のアタッチメントが全て収納できたり、フロアヘッドがスリムになったりと、さらに使い勝手が向上しています。
吸引力も文句なしですし、総合的にかなり満足度は高いです。
Sharkの掃除機のハンディモード切り替えの手軽さに慣れてしまったら、他の掃除機はもう使えなくなりそう。それくらい良いです。
Sharkの公式サイトでは定期的にセールも開催しています。気になる方は一度チェックしてみてくださいませ。
↓こちらがパイプが曲がるFLEXモデル。
↓こちらはパイプが曲がらないモデル。