知る人ぞ知るオーディオメーカー「EarFun」から新しい完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。
それがこちら。EarFun Free Miniです。EarFunのイヤホンの中ではエントリーモデルになります。
価格はなんと2千円台(クーポン使用時)!
それでいて、
- IPX7相当の防水性能
- 24時間の長時間再生
- タッチで音量操作可能
- 急速充電対応
- 左右どちらでも片側利用可能
- 癖のない素直な音質
とワイヤレスイヤホンの基本は着実に抑えており、同価格帯の製品と比較しても頭一つ抜けた完成度となっております。
入門機としてもピッタリ!
今回はそんな「EarFun Free Mini」の使用感などを詳しくレビューしていきたいと思います。
当記事はメーカー様より商品提供を受けた上でレビュー記事を作成しています。
EarFun Free Miniのスペックと特徴
重量 | イヤホン(2個):約8.4g ケース込み:約38g |
Bluetooth | 5.0 |
最大通信距離 | 15m |
防水規格 | ipx5 |
イヤホンの充電時間 | 約1.5時間 |
ケースの充電時間 | 2.5時間(USB-C経由) |
連続使用時間 | イヤホン:最大5時間 充電ケース込み:最大24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ワイヤレス充電 | X |
急速充電 | ○ (10分の充電で約2時間の音楽再生が可能) |
ANC | X |
外音取り込み | X |
装着検出 | X |
ゲーム(低遅延)モード | X |
片耳モード | ○ |
専用アプリ | X |
2,000円台で購入可能。圧倒的コスパ!
公式サイトでは3,800円ですが、Amazonだとクーポンが使えるので、2,000円台で購入することが可能です。
この性能とこの音質で2,000円台は本当に素晴らしいコスパ!
ワイヤレスイヤホンの入門機としても最適です。
片耳3.9g。超軽量!
イヤホン片方の重さは3.9gと超軽量!
これくらい軽いと長くつけていても疲れにくいですね。
急速充電に対応
この価格帯ながら急速充電にも対応しているも嬉しい。
10分の充電で約2時間の音楽再生が可能となっています。
IPX7等級の防水性能
IPX7相当の防滴性能を搭載!
雨の中や運動中の使用も余裕です。
片耳使用可能
地味に嬉しい「片耳での使用」ももちろん可能です。
左右どちらの単独使用でもOKなのも嬉しい点ですね。
30日の返金保証&18ヶ月のメーカー保証付き
EarFun製品は30日の返金保証と18ヶ月のメーカー保証が標準でついてきます。
万が一、商品に不備や不具合があった場合は、無料で交換・返金・返品してくれます。
EarFun Free Miniを利用した率直な感想
EarFun Free Miniは機能面だけ見たら本当にシンプル。ノイズキャンセリングや低遅延モード(ゲームモード)などは搭載しておりません。
ただそれゆえに操作がシンプルで覚えやすく、かつ「圧倒的なコスパ」を実現しています。
クーポン使えば2千円台!
もちろん防水機能や片耳使用、急速充電など、ワイヤレスイヤホンとしての基本機能はしっかり入っているので、普段使いとしては必要十分。連続使用時間もケース込みで24時間となんの問題もなし。
肝心の音質は際立って優れているわけではありませんが、この価格帯にしてはめちゃくちゃ頑張っています。音の厚みや重厚感は控えめですが、自然と耳に入ってくる心地よく不快にならないサウンド感。
全体的にクリアで癖のない音質なので、「勉強しながら」とか「運動しながら」といった「ながら作業」にもピッタリ。
重量が片耳4.2gと大変軽いのでつけ心地も上々!
ノイキャンやゲームモードみたいな余計な機能なんて不要!なんて方には価格の安さも含めてベストチョイスの一つだと思いました。
EarFunのイヤホンは毎回コスパに驚かされますが、今回はまさに価格破壊という言葉がぴったりです。
EarFun Free Miniのデザインと付属品をチェック
それでは本体及び付属品をを見ていきましょう。
付属品です。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース(S・M・L)
- USB-Cケーブル
- 説明書(日本語対応)
- 保証カード
- 綿棒(清掃用)
EarFun Free Miniのイヤホンのデザインをチェック!
早速EarFun Free Miniの本体を見ていきましょう。質感は光沢ではなくマット。指紋などが目立ちにくいのは良いですね。
背面にはL・Rの表記がしっかり刻印されているので判別がしやすい。
プラスチックですが値段の割に質感は頑張っている方。特段安っぽさも感じません。
EarFun Free Miniはめちゃくちゃ軽い!
手で持ってわかるのはその軽さ。もはや持ってないレベル。
イヤホン本体の重さは2個で8.4g。充電ケースもイヤホン込みで約38gとワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの軽さです。
- イヤホン本体(2個):約8.4g
- 充電ケース:約30g
- 本体&ケース:約38g
イヤホンは軽ければ軽いほど耳への負担も少なくなります!
EarFun Free Miniの装着感やフィット感はどう?
イヤーピースは程よい弾力があるシリコン製。S・M・Lの4種類が付属してきます。
フィット感もなかなか良いですね。試しにランニングや縄跳びなどしてみましたが、耳から落ちるようなこともありません。ある程度激しい運動にも耐えてくれるでしょう。
EarFun Free Miniの連続使用時間と充電時間をチェック
EarFun Free Miniの充電ケースと充電時間をチェック!
こちらが充電ケース。USB-Cでの充電に対応しています。急速充電にも対応しているので、10分間の充電で約2時間の音楽再生が可能です。うっかり充電し忘れのときも安心。
- イヤホンの充電時間:1.5時間
- 充電ケースの充電時間(有線):2.5時間
- 急速充電対応なので10分の充電で2時間の再生が可能
手に持つとこのくらい。小さくて軽いので鞄の中でも邪魔にはならないでしょう。
イヤホンを充電ケースに入れてみました。マグネットが内蔵されているので、イヤホンと蓋ともにピタッとハマってくれますよ。
電池残量はケース正面のLEDで教えてもらえます。
- 5秒間白点灯……残量10%以上
- 5回赤点滅……残量10%未満
- 赤点灯……充電中
- 消灯……充電完了
EarFun Free Miniの連続使用時間は?
EarFun Free Miniの連続使用時間は以下の通りです。
- 連続使用時間:約5時間
- 充電ケース込の使用時間:約24時間
満充電で連続5時間使用できます。充電ケース込みだと24時間なので必要十分ですね。普段使いで困ることはまずないでしょう。
EarFun Free Miniはペアリングも早く片耳使用もOK!
EarFun Free MiniはBluetooth5.0に対応しています。
一度スマホとペアリングの設定をしておくと、次はケースを開けるだけで自動接続してくれます。
安定性も高く、途切れたりすることも皆無でした。
また、片耳での使用にも対応しているのは地味に嬉しい点です。
しかも左右どちらでもOKです。
片耳で使いたい場合でも、ケースから片方のイヤホンを取り出すだけで自動接続してくれるので設定の手間などもありません。
EarFun Free Miniの操作方法をチェック!
EarFun Free Miniは下記画像の赤枠内を軽くタッチすることで音量調節などの各種操作が可能となっています。
音量操作や曲送り、曲戻しなど音楽を聞くときに必要な操作はすべて割り当てられています。
タッチ感度も悪くないので、ストレスのない操作が可能となっていますよ。
3回タップだけは最初若干コツがいりましたが、慣れたら問題なし!
音楽操作
再生/一時停止 | L or Rを2回ルタップする |
曲送り | Rを3回タップする |
曲戻し | Lを3回タップする |
音量UP | Rを1回タップする |
音量DOWN | Lを1回タップする |
ハンズフリー操作
電話を受ける/切る | L or Rをダブルタップ |
着信拒否 | L or Rを2秒間触れたままにする |
音声アシストの起動/解除 | Rを2秒間触れたままにする |
2つの通話を切り替える | L or Rを3回タップする |
音声アシスト機能 | L or Rを2秒間触れたままにする |
EarFun Free Miniの音質をチェック
音質に関してはさすがに上位モデルと比べると若干の物足りなさは感じますが、価格帯を考えるとかなり満足!
全体的に音が軽めなので、重厚感や没入感を重視する方には合わないと思いますが、低価格帯イヤホンによくありがちな「こもった感じ」はしませんし全体的にクリア。
ソフトウェアで無理やり低音を強調させたような不自然な感じもないので、ボーカルの声や高音域が素直に耳に入ってきます。
不快感が少ない音質なので、勉強しながらとか運動しながらみたいな用途にもピッタリだと思います!
価格帯を考えると十分満足の行く音質なのは間違いありません。
他のEarFun製品と比較してみる。オススメは?
EarFunはたくさんのワイヤレスイヤホンを出していますが、比較的最近発売された上位機種とEarFun Free Miniを比較してみたいと思います。
EarFun Free Mini | EarFun Free Pro 2 | EarFun Air Pro2 | |
---|---|---|---|
価格(公式サイト) | 3,799円 | 7,999円 | 7,999円 |
ケース材質 | プラスチック | アルミニウム合金 | プラスチック |
重量 | イヤホン:約8.4g ケース込み:約38g | イヤホン:約9g ケース込み:約38g | イヤホン:約11g ケース込み:約53g |
ドライバー | 6mm チタンコート振動板 | 6mm経 複合ダイナミック振動板 | 10mm経 複合ダイナミック振動板 |
Bluetooth | 5.0 | 5.2 | 5.2 |
防水規格 | ipx7 | ipx5 | ipx5 |
連続使用時間 | イヤホン:最大5時間 充電ケース込み:19時間 | イヤホン:最大6時間 充電ケース込み:最大30時間 | イヤホン:最大7時間 充電ケース込み:最大34時間 |
ワイヤレス充電 | ☓ | ○ | ○ |
急速充電 | ○ | ○ | ○ |
対応コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC | SBC/AAC |
ANC | ☓ | ○ (最大40dB) | ○ (最大40dB) |
ANCテクノロジー | ☓ | QuietSmart 2.0ハイブリッド | QuietSmart 2.0ハイブリッド |
外音取込み | ☓ | ○ | ○ |
装着検出 | ☓ | X | ○ |
ゲームモード | ☓ | ○ | X |
片耳モード | ○ | ○ | ○ |
曲戻し | ○ | X | ○ |
価格は公式サイトのものを載せていますが、Amazonだとクーポンを配っているのでどの機種ももう少し安く購入可能です。
やはり音質だけで言えばエントリーモデルのEarFun Free MiniよりFree Pro2やAir Pro2のほうが上ですね。上位機種は音の解像度や重低音の響きが強く、段違いの没入感と重厚感を感じます。
ただ価格を見てください。EarFun Free Miniは上位機種の半額程度で購入できます。それでいてそこそこ満足の行く音質ということを考えるとEarFun Free Miniも十分購入の選択肢に入ってきます
質感重視でゲームもする方はEarFun Free Pro2がオススメ
質感やイヤホンの形は断然EarFun Free Pro2ですね。ケースにアルミニウム合金が採用されており、所有欲をくすぐります。また低遅延のゲームモードも搭載しているので、ゲームをワイヤレスイヤホンでプレイしたい方はこちらを選びましょう↓
Free pro2はタッチ操作での曲戻しには対応してないのが唯一のデメリットですね。それを除けば個人的にEarFunのイヤホンの中で一番好みの音質で気に入っています。
操作性や機能性重視の方はEarFun Air Pro2がオススメ
操作性を考えるとEarFun Air Pro2に軍配が上がります。ゲームモードはありませんが、イヤホンを外すだけで曲が自動的に「停止する」装着検出機能やタッチ操作での曲戻しなどEarFun Free Pro2にはない機能を備えています。
とにかくコスパ優先な方はEarFun Free Miniがオススメ
コスパ重視なら圧倒的に今回紹介したEarFun Free Miniでしょう。他社も含めてコスパの良さではもはや他の追随を許さないレベル。
それでいて防水機能や急速充電などワイヤレスイヤホンに最低限必要だと思われる機能はしっかり入っていますし、音質もそこそこ良い!
安価で良質なワイヤレスイヤンを探しているならEarFun Free Miniは間違いなくオススメです。
EarFun Free Mini
というわけでEarFun Free Miniの実機レビューでした。
EarFun Free Miniは「余計な機能は要らないから低価格でちゃんと使えるワイヤレスイヤホンが欲しい」という方に、ドンズバで刺さる製品だと思います。
ノイズキャンセリングやワイヤレス充電などは搭載されておりませんが、その分圧倒的なコスパを誇っています。
IPX7の防水規格なのでお風呂でも使えます。低価格なので色々と思いきった使い方ができそうなのも良いポイントです。
この価格帯にしては音質も良いので価格の割に満足度は高いです。