kindleで必要十分生活という本を読みました。
この本で提案している「必要十分生活」とは、これ以上増えると余計だし、これより少ないと生活に困るという生活空間の状態のことを指しているらしい。「必要十分生活」が実践できれば、物も散らかることもないし、生活に不便もないしとても快適なようです。
確かに物が溢れすぎていてもストレスだし、逆に物がなさすぎても不便だというのは私も実感しています。最近も本を電子書籍化したばかりだし。
ペン立てはいらない
読んでいてなるほどと思ったのは「ペン立ては不要です」という一文。机の上にはペン立てはあってあたりまえだと思っていたのでこの一文はガツンと心に響きました。
筆者が言うにはお気に入りのペンが2本あればそれで十分らしい。
うーむ。よくよく考えてみれば確かにペン立ては不要かもしれない。
私の机の上のペン立てを見てみるとシャーペンやらボールペンらが乱雑にしまわれています。数えてみるとボールペンだけで9本ほどありました。しかもそのほとんどを使っていないし、いざ使おうと思っても半分くらいはインクが乾いてスムーズに出てこなかったりします。
その都度書けるペンを探すのに時間をかけるよりも、本当にお気に入りのペンを一本持っている方が机の上も片付くし、書けるペンを探す手間も省けるし効率的ですよね。さらに言えば、本数が少ないほうが使ったものを元に戻すという意識が働きやすいです。
ペンを大量に処分しても何ら不便はなかった
というわけで早速ペン立てを処分……はしませんでしたが(笑)、9本のボールペンのうち8本を処分しました。ほとんどが100円ショップで購入した安物のボールペンなので、捨てるのに躊躇はありませんでした。シャーペンも同様にほとんど処分。
結果今私の机の上のペン立てに入っているのはボールペンとシャーペンと芯ホルダー3本だけ。めちゃくちゃスッキリしました。
今度本当にお気に入りのペンを買ってこようかな。
ペンが3本でも全く不便なし
ペンが3本になってしばらく生活しみましたが何ら不便はなく、むしろ作業効率がアップしました。3色ボールペンや蛍光マーカとかここ何ヶ月も使ってなかったし、私にとっては不要なものだったのかも。スマートフォンになってからメモの殆どはスマホにしているから、ペンを使う機会がめっきり減ったというのもあるのかもしれない。
机の上がシンプルに、そして快適になりました。
最近物を減らすことにハマっているので、これからもどんどん物を処分してシンプルな生活ができたらなと思っております。
机の上は最終的にはパソコンのモニタとキーボードとマウスを置くだけにできたら理想ですね。
冒頭で紹介した「必要十分生活」には物を片付けるコツやシンプルに生きてくためのヒントがたくさんつまっています。36ページと薄い本ですが、Kindleで250円なので読んで損はないかと思います。