ネットを見ると「結婚」に関してネガティブな意見って多いですよね。
「結婚なんてするやつは馬鹿」
「結婚をするメリットを教えて欲しい」
「結婚なんて足かせにしかならない」
「結婚なんてATMになるだけ」
「結婚なんて自由がなくなるだけ」
検索すれば数えきれないほどこういった意見が出てきます。
過去の偉人達のネガティブな結婚の名言
過去の偉人達も結婚にたいしては皮肉めいた名言をたくさん残しています。
By バーナード・ショウ
byアルマン・サラクルー
By チェーホフ
by フレデリック・リット
byベンジャミン・ディズレーリ
By ミア・ファロ
ちょっと検索しただけで出るわ出るわ。過去から現代を含めて結婚に関してネガティブな名言の数々。
というか多い。多すぎる。こんなの見てたら「結婚なんてしなくてもいいや」と思ってしまうのも無理はない。
年代別未婚率を調べてみた
ちょっと気になったので男女年代別の未婚率を調べてみました。
平成22年に総務省が実施した国勢調査での結果です。
男女、年齢 | 男性 未婚率 | 女性 未婚率 |
---|---|---|
15~19歳 | 99.7% | 99.4% |
20~24歳 | 94.0% | 89.6% |
25~29歳 | 71.8% | 60.3% |
30~34歳 | 47.3% | 34.5% |
35~39歳 | 35.6% | 23.1% |
40~44歳 | 28.6% | 17.4% |
45~49歳 | 22.5% | 12.6% |
50~54歳 | 17.8% | 8.7% |
55~59歳 | 14.7% | 6.5% |
60~64歳 | 10.3% | 5.5% |
65~69歳 | 6.1% | 4.5% |
「結婚」が「未婚」を上回るのが男女ともに30~34歳くらいになっています。
婚姻率は年々下がっていると言われていますが、それでもまだ30も半ばを過ぎると半数以上が結婚しています。さらに40歳をこえると、男性はおおよそ3人に2人、女性は5人に4人は結婚しているわけです。
皆なんだかんだ言って結婚してるじゃん!!
私自身のこと
私自身は結婚して三年目に突入しました。子供はまだいません。
(*その後子供が生まれましたー。もちろんこの記事の結論は変わっておりません)
子供がいないということも大きいのかもしれませんが、今のところ特に喧嘩することもなく幸せにやっております。
ネット上には結婚に対して「ネガティブな意見」がほとんどなので、私も結婚する前はその影響を受けてか、「結婚に対しての理想」というものがほとんどなかったのですが、実際結婚してみたら拍子抜けするほど結婚生活は楽しいです。
今のところ結婚して「良いこと」しか感じておりません。
自分の時間は減りましたが、笑う時間は5倍以上増えました。
結婚してよかったこと
結婚三年目の若造が結婚を語るなんておこがましいとは思うのですが、結婚三年目の現時点で「結婚してよかったこと」を正直に書いてみたいと思います。
孤独感が減った
家に帰ると嫁さんがいるっていうのはやっぱり嬉しいです。一流シェフが作った高級料理を1人で食べるより、例えカップラーメンでも2人で食べたほうが幸せに感じます。夕飯を食べながら今日あった出来事とか、仕事の話とか、くだらない話をよくしてます。
私の仕事ってあまり人と話す系の仕事ではないので、一日のほとんどを誰ともしゃべらずに過ごすことなんてざらにあります。
友達? そこまで多くありません。月に1回友達と会えばいいほうです。
うん。客観的にみたら完全に社会不適合者ですね(笑)
そんな私ですから一日嫁さんとしか会話しない日もあるわけです。まじ嫁さんがいなかったら孤独死してるかもしれん(汗)私は結婚してから孤独感が大きく減りましたよ。
クリスマスや誕生日などのイベントも一人だと虚しく感じていましたが2人だと楽しみに変わります。
嫁さんに感謝っす。
「結婚しなきゃ」というプレッシャーから開放される
若い人たちはそうでもないと思いますが、「男は結婚してこそ一人前」みたいな価値観を持っている人って日本にはまだまだ多いですよね。
正直こういった価値観はほんと下らないと思います。人はそれぞれ事情や環境が違う。結婚するもしないも本人の自由です。親や他人がとやかくいうことではない。
けれど「結婚してこそ一人前」みたいな価値観が日本には今だに存在するのも事実。
私自身……特に30歳を過ぎてから色々な方から「まだ結婚しないの?」とか「結婚願望ないの?」なんて言葉を何度言われてきたことか。あーーー面倒くさい。
結婚した瞬間からそういった「結婚しろしろ族」からのプレッシャーはきっぱりとなくなりました。結婚は不自由なんていいますが、プレッシャーからは自由になりました。
生活が楽になった
我が家は共働きなので、収入的には比較的安定しています。例えばどちらかが急に倒れても、お互いで助けあうことができます。
子供が生まれたらどうなるかは分かりませんが、共働きのお陰で独身時代よりも貯金の額は増えました。
家事などはもちろん私もやっています。炊事洗濯なんでもござれ。というか共働きなら男性が家事をするのは当たり前。
逆に共働きなのに家事を全然やってない男性はやばいかもしれませんよ。
家事の配分などは特に決まっていません。ルールなどもありません。時間があるほうが自然とやっています。
探せばまだまだあると思いますがきりがないのでこの辺りで。
私達にはまだ子供がいないので、子供ができたらお互いの関係性や価値観は間違いなく変わるでしょう。もしかしたら今とは真逆の価値観になっているかもしれません(笑)未来のことは誰にも分かりませんからね。
とりあえず今の時点での結論は「結婚してよかった」です。
夫婦といえども他人である
結婚して夫婦になったからといって、元は他人なわけです。
家族だからといってなあなあの関係にならずに、どこかで線を引いて、お互いを尊重することが結婚生活においては大切だと感じています。
何かしてもらったら必ず「ありがとう」を言う。
お互いへの「尊重」と「感謝」こそが、結婚生活の最も大事な潤滑油……なんてことを結婚三年目の若輩者は思う次第であります。
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