ミッション・インポッシブル ローグネイションを見てきました。
ネタバレ無しで感想を書いてみたいと思います。
面白かったの?
面白かった。文句なしに面白かった。
私はミッション・インポッシブルは全シリーズ見ていますが、今作はシリーズ中一位、二位を争う面白さと言っても過言ではない。シリーズ最高傑作との呼び声が高いのも頷けます。
映画館の大画面で見るべき映画です。
「どうなるんだー」って展開の連続です。
シリーズ未見の人でも楽しめるの?
私はシリーズ全作見ていますが、一緒にいった妻はシリーズ未見です。
そんな妻いわく「シリーズ未見でも全く問題なく楽しめる」とのことです。
私もそう思います。
前作の登場人物が何人か出てくるので、シリーズを見ていたほうがより楽しめるとは思いますが、知らなくても映画の楽しさは全く損なわれません。
悩んでるくらいなら今すぐ映画館にゴー!
シリーズ未見の人がより楽しむための前提知識
とはいえ、前作の登場人物も何人か登場しているので、関係性を知っているとより物語に没頭できるかなと思います。
そこで今作をより楽しむための前提知識を超ざっくり書いてみたいと思います。
ミッション・インポッシブル5をシリーズ未見の人が楽しむための超ざっくりとした知識。
主人公のイーサン・ハントについて
トム・クルーズ演じるイーサン・ハントはIMFという米国の極秘諜報機関のエージェントの一人。チームを率いるリーダーでもあります。
とにかくこのイーサン・ハントは頭脳明晰、運動神経抜群の超人です。ルパン三世もビックリな変装術に、スパイアイテムを駆使し、数々の困難なミッションをクリアしていきます。
ミッション・インポッシブルはトム・クルーズ萌え&燃え映画の最高峰であり、このイーサン・ハントのアクションを楽しむ映画と言っても過言ではありません。
動作や表情何一つとっても雰囲気があってほんとカッコイイ。この男に任せればどんなやっかいな問題も何とかなる!そんなことを感じさせてくれる男です。まさにヒーロー。
IMFとは?
作中でよく出てくるIMFとは、米国の極秘諜報機関のことです。いわゆるスパイ組織ですね。国際通貨基金とは何ら関係がありません(笑)テロを阻止したり、シンジケートを壊滅させたり、その任務は多岐に渡ります。
上でも書きましたがイーサン・ハントはこのIMFのエージェントの一人です。過去作でもIMFの一員として数多くのミッションをクリアしてきました。
ちなみにIMFはImpossible Mission Force の略。直訳すると「不可能なミッションをこなす部隊」的な意味があるのでしょうか。
ガジェット大好き! ベンジー・ダン
イーサン・ハントの仲間の一人。
ミッション:インポッシブル3から登場しています。元IMFの職員で、現在はIMFのエージェントとして活躍しています。
身体能力は高くありませんが、デジタル機器やガジェットにめっぽう強い男。今作のお笑い担当でもあります。
イーサン・ハントとは固い友情で結ばれており、まさに相思相愛の関係。双方がおまえのためなら死ねる状態です。
イーサン・ハントとベンジー・ダンの熱い友情は今作の見どころの一つだと思います。
天才ハッカー ルーサー・スティッケル
イーサン・ハントの仲間の一人。
シリーズ全作に出ているのはトム・クルーズを除くとこの彼ルーサー・スティケルのみ。見た目は完全に肉体派ですが、その正体はコンピューターの魔術師の異名を持つ超天才ハッカー。
パソコンがあれば彼にできないことは何もないといったレベル。イーサン・ハントとは固い友情で結ばれています(二回目)
熱き分析官 ウィリアム・ブラント
イーサン・ハントの仲間の一人。前作の「ミッション・インポッシブル4 ゴースト・プロトコル」から登場しています。
IMFの分析官。基本的に内勤ですが、じつは凄腕のエージェントでもあります。かなりの仲間思いで、熱き感情を胸に秘めたる男。イーサン・ハントとは固い友情で結ばれています(三回目)
ただのキャラクター紹介になってしまいましたが、これだけ知ってれば十分ですね(知らなくても十分楽しいけど)
今作は友情が一つのテーマとなっているので、イーサン・ハントと彼らの関係に注目して見るとより楽しめると思います。
スタントなしのアクションがすごい!
今作は相変わらずトム・クルーズが体を張っています。
CMなどでよく流れている飛行機に捕まって宇宙に飛び立つシーン。これなんとスタントやCGなしでトム・クルーズが実際に演じているそうです。
命知らずとはこのことか。トム・クルーズは現時点で53歳ですからね。すごすぎ!CGでは表現できない臨場感がそこにはあります。
作中にバイクでの追跡シーンもありますが、こちらもスタントなしでトムが演じています。
イーサン・ハントに負けず劣らず、トム・クルーズも超人的です。
この迫力は映画館で見るしかないでしょう。
ご都合主義的な展開はあるが、それを含めても楽しい
正直ミッションインポッシブルってトム・クルーズのアイドル映画的な側面がものすごく強いです。
主人公補正は当たり前だし(主人公補正とは、主人公が主人公という理由だけで特別な恩恵を預かること。例えば主人公には敵の銃弾が当たらないなど)、これ上手く行き過ぎだろうというご都合主義的な展開のオンパレードです。
けれどそういったご都合主義的な展開でも、IMFのメンバー、特にイーサン・ハントがあまりに格好良く描かれているから、妙に説得力があったりするんですよね。これはキャラクター造形の勝利かなと思います。爽快感が半端ない。
とにかく難しいこと考えず馬鹿騒ぎして見るのにふさわしい一本です。
まとめ
ネタバレなしで感想を書くと、面白い映画は「面白い」としか欠けなくて歯がゆいですね。自分のボキャブラリーの貧困さが悔しいです(笑)
でも面白いものは面白いんだから仕方がない。
展開がとにかく早いので、私は食いいるように見ていましたよ。見てる間絶対に退屈しません。
超オススメであります。
にしても今年は映画が本当に豊作の年ですね。特にシリーズ物が熱い。
ターミネーターにマッドマックス。アベンジャーズに007、ジュラシックパーク。
年末にはスターウォーズも控えています。
今年は映画館に何度も通う年になりそうです。