ふるさと納税とは、自治体へ寄付をすることで、その自治体の特産品をもらい、同時に自己負担金が2000円を超えた分に関しては所得税と住民税が全額控除されるというお得な制度のことです。
控除できる限度額は年収によって変わってきますが、今年はその限度額が2倍に引き上げられたので、さらにお得に節税することができるのでものすごい人気ですね。
大雑把な計算ですが、年収500万円なら4万円程度が寄付金の目安です。
ふるさと納税は還元率は平均で50%と言われていますから、年収が500万の人はわずか2千円の自己負担だけで、2万円相当の特産品をゲット出来てしまうわけです。どれだけお得なんだって話です。
うちは共働きなので夫婦二人共ふるさと納税できるわけです。もうお得すぎて鼻血ブーです。
会社勤めの人は「ワンストップ特例制度」により、確定申告が不要です。
今年は、会社勤めの人は「ワンストップ特例制度」というものにより確定申告が不要になっています。
ただ、不要と言っても寄付をした自治体から送られてくる寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書という書類を1月10日までに提出しなければいけません。
まあ書類自体は住所や名前を書くだけなので難しいことはないですが、1月10日までに自治体に書類が届くようにしないと自分で確定申告をやらなくてはいけません。
あまりギリギリにふるさと納税をすると書類の提出が期限までに間に合わない可能性もあるので注意が必要です。
自治体に寄ってはネットで書類をダウンロードできるところもあるみたいなので、どちらにせよ忘れないようにしてくださいね。
ちなみにワンストップ特例制度は自営業のかたは関係ありません。ちゃんと確定申告しましょう。
我が家は私が自営業で妻が会社勤めなので、ワンストップ特例制度が適用されるのは妻だけです。私は例年どおりコツコツと自分で確定申告しますよ。
去年よりふるさと納税をするハードルは下がっているので、ほんとやらないと損ですね。
人気の特産品は品切れ多数
やはりふるさと納税は年末に申し込む人が圧倒的に多いです。収入が不安定な自営業のかたは寄付金の上限額が年末にならないと算出できないので、駆け込みでふるさと納税をする方が多いのでしょうね。
人気の特産品は品切れになっていたり、発送まで何ヶ月も先になることがあるので少々注意が必要です。
自治体によっては今年度の申し込みを閉めきっているところもあるので、まだふるさと納税をしていない方は急ぎましょう!!
欲しいものがなかったら「ポイント」だけでもためておこう
今からふるさと納税をしようと思っても、特産品を選んでいる時間がなかったり、欲しい特産品が品切れで申し込めないなんて人もいるのではないかと思います。
そんな場合は寄付金を「ポイント」に換算しておきましょう。
そうなんです。じつはふるさと納税の寄付金をポイントに換えることができるサイトがあるんです。
ポイントで特産品を選べる「ふるぽ」
「ふるぽ」はJTBが運営しているサイトです。
このサイトで紹介されている自治体では「ポイント制」が採用されています。
寄付をすると特産品の代わりにポイントが付与され、好きな謝礼品を後から選ぶことができるというわけです。
ポイント制の何がいいの?
ポイント制を採用している自治体に寄付をするメリットは
今年ふるさと納税した分の謝礼品を来年選ぶことが出来る
という点につきます。
人気の謝礼品はすぐに品切れになってしまいますからね。特に年末は品切れが多いです。なのでとりあえずポイントだけもらっておいて、来年にゆっくり選べばいいんです。
ポイントの換算率はどのくらい?
ポイントの換算率や有効期限は自治体によって違います。
もらえるポイントはページの下の方にある「ポイント制度のご案内」というバナーをクリックすると分かります。
例えば愛媛県西条市は以下の通り。
有効期限も同じページに書いてあるので確認しておきましょう。
有効期限は1年のところもあれば、2年のところもあります。
注意点!
ふるさと納税で寄付をしてもらったポイントは、全ての自治体で使えるわけではありません。
あくまでも「寄付をした自治体でのみ有効」です。まあ考えればあたりまえのことですが。
2015年も終了間近。まだの人は急いだほうがいい
特産品を細かく選んでいる時間がないかたは、とりあえずめぼしい自治体をふるぽでピックアップして、ポイントを貰って、来年ゆっくり選べばいいんです。
今年は限度額が2倍ですから、やらないと損ですよ。我が家も夫婦二人分ばっちりふるさと納税しました。特産品が届くのが楽しみです♪