今年も確定申告の時期がやってきました。
この時期は憂鬱になる方も多いのでは?
私はフリーで働いているので、確定申告の大変さは嫌というほど知っております。
正直「面倒」という感情しかありません(無表情)
ただここ数年は「クラウド会計ソフトfreee」のおかげで、確定申告が飛躍的に楽になっております。
私くらいの業務内容だと1年分の帳簿作成が一日で終わってしまいますからね。まじで助かります。
今回はfreeeをガッツリ使い込んでいる私が使ってみた感想やプランの解説などを記事にしていきたいと思います。
会計ソフトfreeeを4年以上使った感想
私は2015年からfreeeを使い始めました。もう4年以上使っている計算になりますね。
私は毎年税理士に頼まず自分で確定申告書類の作成をしているのですが、本当に初歩的な会計知識しかありません。正直「貸方」や「借方」の違いも上手に説明できないレベルです。
それでも問題なく確定申告できているのは完全にfreeeのお陰です。ほんとfreeeがなかったと思うと「ゾッと」するレベル。
freeeの一番の強みは「会計の知識がなくても簡単に手間なく記帳ができる」点にあります。あの難しい複式簿記をほとんど意識することなく仕訳などができてしまうんです。
私の場合freeeのソフトに慣れているというのもありますが、1年分の帳簿作成が早ければ1日で終わります。もう仕訳で怯える時代は過去の話や(笑)
30日間は無料期間があるので確定申告でひーひー言ってる人は一度試してみてください。個人事業主でしたら月額980円のスタータープランで十分ですので。
税金を払うためだけの会計作業なんて生産性ゼロなんですから、早く終えるに越したことはありません。
会計の知識がなくてもfreeeなら大丈夫な理由
freeeは会計の知識がなくても問題なく使えます。その理由を解説していきたいと思います。
カードや口座を登録しておけば自動的に同期してくれるので記帳が楽
freeeではカードや銀行口座の情報を登録しておけば、自動的に明細を同期して取り込んでくれます。
いちいち通帳やレシートを見ながら手入力する必要がないんです。確定申告の一番面倒な部分ってこういった経費などの入力部分ですから、それが自動になるのは大きい。時間を大幅に短縮できます。
例えば下記は楽天カードを使ってAmazonで購入した明細です。カードを登録しておいたのでこんな感じで自動で情報を取り込んでくれます。また、自動的に勘定科目の推測もしてくれます。私のすることは登録ボタンを押すだけ。
ほんと楽ちん。
仕事で使う物品は全部事業用のカードで支払っておけば、freeeが勝手に同期して明細を取り込んでくれるので記帳作業が恐ろしいほど楽になります。
貸方、借方がわからなくても仕分けができる
freeeには難しい専門用語がほとんど出てきません。みなさんが大嫌いな「借方」「貸方」なんて仕分画面にほぼ登場してきません。
以下が勘定科目の項目欄です。私達はただ該当の項目を選んで「登録ボタン」を押すだけ。それだけでどんどん記帳ができてしまいます。もちろん項目ごとに説明もつくので迷うことはほとんどないと思います。
また、同じような明細は一度登録してしまえば、次からはfreeeが自動的に推測して勘定科目などの項目を表示してくれます。使えば使うほど記帳が楽になっていくんです。
ほんと革命的に楽!
確定申告は質問に答えていくだけでOK!
freeeは記帳だけでなく確定申告書類の作成も楽ちんです。
いくつかの設問に答えていくだけで勝手に確定申告書類を作成してくれるんです。
freeeが全部導いてくれるので記入漏れなどの心配もなくなります。
家事按分なども楽ちん。一度登録しておけば自動で処理してくれる
確定申告では、個人事業主は仕事とプライベート両方で使っているものはルールに基づいて「家事按分」する必要があります。
例えば家で仕事をしていても家賃全額を経費として落とすことはできません。事業使用分のみを経費として計上する必要があるわけです。これを家事按分といいます。
freeeではこういった按分処理も事前に登録しておけば自動的に処理してくれます。
例えば下記の画像では地代家賃の事業利用比率と25%に設定していますね。後は払った家賃をそのまま全額記帳していくだけで、freeeが自動的に25%分だけ登録してくれるんです。
アプリもある
カードで購入したものは自動的に同期してくれるものの、さすがに現金で購入したものは手入力が必要です。
その点もfreeeはアプリがあるので購入したその場で入力することができます。
MFクラウドとfreeeはどっちがオススメ?
freeeとMFクラウドどちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いと思います。私はしばらく両方使っていたので答えはハッキリしております。
会計初心者にはfreeeがオススメです。
反対にある程度会計の知識がある方はMFクラウドがオススメです。
というのもfreeeはとにかく操作が直感的。会計の知識に自信のない方でも問題なく使えます。「貸方」や「借方」の違いがわからなくても簡単に仕分けができてしまうレベルですからね。
対するMFクラウドはある程度会計の知識がある人向けですね。少なくとも貸方や借方の違いが分からないとちょっと手こずると思います。ただある程度会計の知識がある方は従来の会計ソフトに近い感覚で仕分けができるので使いやすいと思います。
インターネットではMFクラウドを推しているサイトが多いですが、そういったサイトのプロフィール欄を見てみると大部分が「税理士」だったり「会計知識」がある方ばかりなんですよね。
私はfreeeの楽チンさが大変気に入っているので、今後もfreee使い続けるでしょう。
30日間無料。freee(フリー) 公式サイト
よければこちらの記事も御覧ください。
freeeのプランはどれがオススメ?
freeeには現在個人事業主向けには2つのプランがあります。
- 月額980円のスタータープラン
- 月額1,980円のスタンダードプラン
どちらを選べばいいのか分からないと思います。
これは明確な選び方があります。
- 消費税課税業者ならスタンダードプラン
- そうでないならスタータープラン
こういった選び方でOKです。
以下もう少し詳しく見ていきましょう。
消費税課税業者ならスタンダードプラン
消費税課税業者なら「スタンダードプラン」選んでください。簡単に言えば年収1,000万以上の方ですね。
基準期間(前々年)の課税売上高(消費税が課税される売上高)が1,000万円を超える場合は「消費税の課税業者」になるので、消費税を納める義務が生じます。
確定申告の時に「消費税申告書」の作成も必要になります。
スタンダードプランには「消費税申告機能」がついているので、消費税申告書の作成がとても簡単にできます。この機能はスタータープランにはありません。
消費税課税業者は必ずスタンダードプランを選びましょう。
事業を始めたばかりの方や売上1,000万に満たない方はスタータープランで十分
事業を始めたばかりの方や売上1,000万に満たない方は「スタータープラン」を選びましょう。
スタンダードプランより機能は少ないものの、個人の方であれば何の問題もなく確定申告までいけます。
もちろん口座の同期や確定申告書類の作成は当たり前のようにできますし、チャットやメールのサポートも受けることができます。
消費税課税業者でないのならスタータープランで十分です。
プランの変更はいつでも可能
どちらにせよプランの変更はいつでもできますし、以下の公式ページでもう少し詳しくプランの違いが記載されているので、気になる方は確認してみてくださいね。
私は現在スタンダードプランですが、今年は売上が悪そうなのでスタータープランに戻すかもしれません(汗)
まとめ
freeeは会計初心者でも確定申告まが簡単にできてしまうので、私のような個人事業主には必須なサービスですね。
なんだかんだ税理士に頼むと年間20万から30万かかりますからね。freeeだとスタータープランなら9,800円しかかかりませんから経費削減にも繋がります。
freeeの特徴を最後にまとめます。
- 会計の知識がなくても簡単に確定申告書類や仕分けができる(貸方や借方が分からなくてもOK!)
- 会計初心者ならMFクラウドよりfreeeのほうが親切で簡単
- 年収1000万以下ならスタータープランで十分
私もこれから確定申告書類の作成に入ります。こういった面倒な作業は便利なソフトでちゃっちゃと終わらせて、本業に集中するのが一番ですね。