「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 を見て興奮が冷めやらないから、感想を書き殴ってみた

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中学生の頃に「スピード」っていう映画を見たんです。

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演のあの「スピード」です。今からおよそ20年前の作品ですが、あの映画を見たときのことは今でも鮮明に覚えています。

だってとにかくべらぼうに面白かったんですから。それまであまり映画館に行くことなかった私が、映画に目覚めるきっかけとなった一本と言っても過言ではありません。

息をつかせぬ展開の連続で終始ハラハラしっぱなし。まばたきを忘れるくらいでした。映画を見終わった後、あまりに画面に見入りすぎていたのか腰が抜けてしばらく立ち上がれなかったほとです。

人は「映像体験」だけであそこまで「五感」を刺激され、感動することができるのか……。
当時まだそこまで映画を見る目が肥えていなかった私は「スピード」がきっかけで映画鑑賞にのめりこんでいきました。

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スピードの感動よもう一度

しかし人は次第に慣れていくもの。あれから数えきれないほどの映画を見ましたが、映画を見れば見るほど「心震わせるような感動や興奮」は減っていきました。

映画を見過ぎると「あっ。このシーンどっかでみたことある」とか「なんだかありきたりな展開だなぁ」なんて考えてしまい素直に映画を見れなくなってしまうんですよね。映画の脚本にはある程度「パターン」があるわけで、見れば見るほど「新鮮」な感動なんてなくなっていきます。

「スピード」を初めて見た時のようなあの激しい感動と興奮は、まだ映画を見慣れていない頃だったから感じることができたのだろうか……。30才を過ぎた今、もうあのときのように「映画を見て腰が抜けるような強烈な体験」を味わうことは一生ないのだろうか……。

いや、あった。

それが、あったんですよ。
30歳をすぎ、あれから映画を何百本も見てきた私が、まるで中学の時初めて「スピード」を見たときと同じような興奮を感じた映画があったんですよ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード

その作品がこれ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード

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「人類にはまだこれだけの映画をとる才能が残っていたのか」

とつい唸ってしまうほどのできです。まじで。

大傑作!!

どのような語彙で語りつくそうとも、百万言費やそうとも、伝えきれぬ、語り尽くせぬ最高の映画です。おそらく文句なしの今年最高傑作ではないでしょうか。いや、アクション映画というジャンルならば「今世紀最大傑作」と言っても過言ではないかもしれない。

一分たりともつまらないシーン、無駄なシーンがなかった。

すいません。もう陳腐な表現しか思いつかないのですが、とにかく見て欲しい。

このレビューを書いているのが7月29日。私の近所の映画館では公開終了も間際ですが、地域によってはまだ二週間くらい上映してるはず。

もう絶対映画館で見た方がいい。この映画を映画館で見ずして何を見るというのか。

今回、ただ褒めているだけのスッカスカのレビューですいません。映画の内容なんてこれっぽっちも語っていませんし。けれど、私の語彙力と表現力ではこの映画の魅力を「言葉」で語りつくすことは不可能。とにかく「見てくれ」としか言いようがない。

しつこいですが、絶対映画館で見た方がいい。一分一秒全てに圧倒されること間違いなし!

一応書いておきますが、前作未見でも全く問題はありません。いますぐその足で映画館に足を運ぶべき。

以上、先程映画を見終わったばかりで、興奮冷めやらぬうちに30分で書いたレビューでした。

いまだ興奮がさめやらん(笑)

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