奥祖谷(おくいや)の二重かずら橋に行ってきたのでレポートしたいと思います!
徳島にある祖谷(いや)のかずら橋は観光地として有名ですね。
奥祖谷の二重かずら橋は、祖谷のかずら橋のさらに奥地にあるまさに秘境といっても過言ではない場所にあります。
行くのは少々大変ですが、行く価値が大いにあるスポットだと思います。
どうでもいいが、最初「祖谷(いや)」って読めず、ずーっと「そや」って読んでました(汗)
徳島には二つの「かずら橋」の名所がある
こちらの記事にも書きましたが、混乱しないためにもう一度書いておきます。
私も勘違いしていたのですが、徳島にはかずら橋の名所が二つあります。
一つは「祖谷のかずら橋」
もう一つは「奥祖谷の二重かずら橋」
この二つの吊り橋は同じ徳島県にありますが、距離が微妙に離れています。
1日で両方を回ることはできますが、車で一時間ほどの距離があります。
今回レポートしているのは「奥祖谷の二重かずら橋」のほうです。
祖谷のかずら橋についてはこちらで記事にしています。
奥祖谷の二重かずら橋について
場所は?
祖谷のかずら橋のさらに奥地にあります。
[map addr=”奥祖谷の二重かずら橋” height=”300px” zoom=”12″]
時間があるならいやしの温泉郷を経由して周遊モノレールに乗ってから行くのがおすすめ!
駐車場はあるの?
大きくはありませんが、無料の駐車場があります。
奥祖谷の二重かずら橋はかなり奥地にあるので駐車場も基本空いているみたいです。
行くまでは大変?
私は「祖谷のかずら橋」から「奥祖谷の二重かずら橋」まで車で向かいました。
道中は対向車線とすれ違えないような狭い道幅の峠道が続きます。運転が苦手な方はかなり気を使った道中になるかと思います。
道幅が狭くクネクネなので前方の見通しも悪く「対向車線こないでくれー」と祈りながら進む感じです。ただ、すれ違えないと言っても、一定間隔で「すれ違えるくらいの道幅」が出てくるので、そこまで苦労しないと思います。
私も口コミなどで「奥祖谷の二重かずら橋は行くまでが大変」と目にしていたいので覚悟していきましたが、意外とすんなりと辿りつけてしまいました。
祖谷のかずら橋からは一時間程かかります。
入場料がかかります。
奥祖谷の二重かずら橋は入場料がかかります。550円です。
ただ祖谷のかずら橋と違い、入り口で入場料を払えってしまえば、何度でも渡れますし往復も可能です。さらにかずら橋だけでなく「野猿」というロープを手繰り寄せて川を渡る人力のロープウェイにも乗ることが出来ます。
祖谷のかずら橋と奥祖谷の二重かずら橋はどっちがおすすめ?
両方行っても楽しめると思いますが、どちらか一つしか選べないと言われたら、私は断然「奥祖谷の二重かずら橋」を勧めます。
まず奥祖谷の二重かずら橋は入場料を払えば何度でも渡ることが出来ます。しかも往復も可能(祖谷のかずら橋は往復は駄目)。吊り橋も男橋、女橋と吊り橋が二つあり、どちらの吊り橋も祖谷のかずら橋に劣らぬ素晴らしい造形をしています。
また、奥祖谷の二重かずら橋は完全に観光地化されていないので秘境感が祖谷のかずら橋より高いです。行くのも大変ですが、観光客も少なく空いているので、ゆっくり見学することが出来ます。
野猿という人力のロープウェイに乗れるのもポイント高い! 吊り橋は日本各地色々なところにありますが、野猿に乗れるところは中々ありません。
以上の理由から「奥祖谷の二重かずら橋」のほうを全力で勧める所存。
では早速吊り橋レポート行ってみましょー。
奥祖谷の二重かずら橋に到着
祖谷のかずら橋から距離にして30km。途中癒しの温泉郷というところで、モノレールに乗ったりしながら奥祖谷の二重かずら橋に向かいました。
くねくね道が続きます。見通しも良くないので運転する方は気をつけてください。ただ、車通りも少ないのでそこまで苦労はないと思います。
無事に到着しました!
入場料を払い入り口へ
入り口で入場料を払います。大人は550円なり。
奥祖谷の二重かずら橋には二つの吊り橋と野猿という人力のロープウェーがあります。どちらも入場料の550円だけで渡り放題乗り放題。祖谷のかずら橋より大変お得♪
こちらが入り口。ここを降りると野猿と二つのかずら橋があります。
まずは男橋へ
階段を降りるとかずら橋の一つである「男橋」が見えてきました。
これで「おばし」と読みます。
相変わらず素晴らしい造形!吊り橋マニア必見の場所ですな。早速渡ってみましょう。
板の間隔が広い!やっぱり怖い(笑)
橋の真ん中辺りから見た景色。癒されますが、スマホが下に落ちないかドキドキ。
ワイヤーでしっかり固定されているので落ちる心配はありませんよ。
男橋はそれなりに長さもあり渡りがいがあります! 高所恐怖症の人には厳しい高さでもあります。
女橋
続いてもう一つの吊り橋である「女橋(めばし)」に向かいます。女橋は男橋のすぐ近くにあります。
女橋は男橋より短いから渡りやすいです。
相変わらず隙間は広いですが、3つ目のかずら橋ということで渡るのも大分慣れてきました。
やっぱり楽しい。
野猿
続いて野猿です。野猿は手でロープを手繰り寄せて向こう岸に渡る「人力のロープウェイ」です。
野猿に乗ってからのショット。このロープを手繰りよせていきます。
たぐり寄せるのにそこまでの力はいりません。するするーっと動いていきます。
高さはありますが、意外と安定感があってそこまで怖さを感じません。かずら橋のほうが怖かったくらい。
向こう岸に到着。
係員とかはいません。乗り放題!
野猿を下から撮ってみました。
はっきりいってめっちゃ楽しい!
奥には滝のような癒やしスポットもある
奥祖谷の二重かずら橋はちょっとしたハイキングなんかもできるみたいです。少し進むと滝のような癒やしスポットもあります。
にしても空気も綺麗だし最高だわ。
水も透き通っています。
まとめ
奥祖谷の二重かずら橋は祖谷のかずら橋よりさらに奥まった場所にありますが、行く価値は十分にあります。二つのかずら橋も良かったですが、野猿に乗れたのは貴重な体験でした。
興味がある方はぜひ行ってみてください。スリルがあって楽しいですよ♪
*祖谷のかずら橋のレポートも書いているので良かったら参考にしてください。