妻の妊娠が24週目に入りました。
これからもう少ししたら新しい家族が増えると思うとなんだか不思議な感じがします。というか今のところ全く想像がつかない。
生活スタイルの全てが変わるだろうし、しばらくは子供中心の生活になるのは間違いないでしょう。
不安がゼロといったら嘘になりますが、それよりも楽しみな気持ちのほうが何倍も強い。
生まれたら生まれたで自分ができることを精一杯やるしかないわけで、今は残り少ない二人の時間をゆっくり過ごしながら、新しい家族の誕生を待ちたいと思っています。
さて、今回は市が行っている「両親学級」というものに参加してきました。
参加レポートを書いていきたいと思います。
両親学級って何?
各市町村の保健センターや病院で行われる「妊娠・出産・育児」の知識を学ぶプログラムのことです。
市町村が開催している両親学級は無料で受けることができます(病院などで実施している場合は参加にお金がかかるケースも有るみたいです)
両親学級は文字通り「これからパパとママになる二人が参加するプログラム」です。
(母親学級という「これからママになる人が一人で参加するプログラム」もあります)
プログラムの内容は実施機関によってことなります。
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<li>パパさんの妊婦体験</li>
<li>先輩パパママのお話&質問会</li>
<li>抱っこの指導</li>
など様々です。
特に両親学級は「パパとママが二人で参加する」のでお互いが妊娠・出産に対することを深く話し合うきっかけにもなりますね。
病院や保健センターなどで随時行われているので、興味がある方は調べてみることをオススメいたします。
稲城市の「両親学級」に参加したぞ
私は東京の稲城市というところに在住しているので、稲城市の保健センターで実施されている「両親学級」に参加することにしました。
というか私はそういうのがあるのを全く知らなかったのですが、妻が見つけてきて、すでに予約してました(笑)
稲城市の「両親学級」はどんなことをするの?
私達が参加した「東京都稲城市」の両親学級の内容を紹介したいと思います。
とりあえずの流れとしては
↓
沐浴指導
↓
沐浴体験
↓
妊婦体験
↓
休憩
↓
ビデオ上映
↓
先輩パパママの話し&質問コーナー
という流れ。
時間はトータルで3時間ほどです。
今回私達が参加したクラスは定員が10組(20人)ですが、ほぼ埋まっていました。皆さん意外とこういったものに参加されるんですね。
自己紹介
まずは参加者の自己紹介からはじまります。
参加者一人一人が「名前と住んでいる場所と出産予定日と両親学級の意気込み」を言っていきます。
いきなり意気込みと言われてちょっと困りました(笑)
私は「◯◯からきましたちゃまおです。今日一生懸命勉強して帰ります!よろしくお願いします」的なことを言いました。
沐浴指導
自己紹介が終わると次は沐浴体験です。
最初は専門家の方が見本を見せてくれるので、それを参考に新生児の沐浴を体験していきます。
こちらが沐浴指導で使った新生児のお人形です。
これがかなりリアルな作りで写真で見ると結構怖いが、抱っこしてみるとかなり可愛い。
重さも新生児と同じくらいの三千グラムあり、首もグラグラして、首がすわってない状態がリアルに再現してあります。
抱っこしてみると意外とずっしり!参加者の女性からは「赤ちゃんってこんなに重いんだー」なんて声も聞こえてきます。やはり想像と実際は全然違うということですね。
沐浴体験はパパとママどちらか一人が体験できます。やはりパパさんが体験する方が圧倒的に多かったですね。沐浴は意外と力仕事な面もあるので、男性はしっかりと学んだほうがいいと思います。
私はお湯が入ったベビーバスからお人形を上げるとき、水滴を落とそうとつい身体を振ってしまって、指導員の方に注意されました。赤ちゃん、特に新生児は揺らしすぎたりすると脳が損傷してしまうことがあるので、本当に優しく扱う必要があるんですね。
色々と勉強になりました。
この沐浴指導で使った赤ちゃんの人形が可愛くて、母性というか父性が少し目覚めた気がしました(笑)
妊婦体験
沐浴指導&体験が終わったら続いて妊婦体験です。
妊婦体験とは8キロ近くあるジャケットを着用することで、パパさんが妊娠後期の妊婦さんの身体を体験できるというもの。
私も妊婦体験してきましたが、まさかここまでとは。
とにかく身体が重くて動かしづらい。しゃがんで起き上がるの一つとっても大変です。
この重さは想像をこえていました。
ジャケットの他にも妊娠中の胸の圧迫を表現するために胸にバンドみたいなものを巻くのですがこれも結構苦しい。
これ一度体験したら、妊娠中の女性の大変さがほんの少しでもわかるし、今後妊婦さんにたいする見方が変わると思います。
男性は機会があるなら絶対体験した方がいいと思いましたね。
ビデオ上映&先輩パパママさんのお話
その後は休憩後、赤ちゃんの抱き方や授乳の仕方についてのビデオを15分ほど見てから、先輩パパさんママさんのお話&質問コーナーが始まりました。先輩パパママさんの赤ちゃんも一緒に参加してくれました。
この先輩パパママさんは半年前に出産したばかり。
お二人とも人前に出て話すということでそれなりに緊張されていましたが、出産後の苦労やマタニティブルーのことなどとても参考になるお話を聞くことが出来ました。
一緒に参加していた赤ちゃんは途中泣いてしまうというハプニング(?)もありましたが、参加者の皆さんが微笑ましい目で見ていたのが印象的でした。
参加してよかったか?
参加してよかったです。
知識はネットや本でいくらでも得ることが出来ますが、実際に沐浴などを体験することで、正しいやり方を身体で覚えることが出来るのは大きいと思いました。
特に妊婦体験に関しては色々と発見と驚きがありましたね。あんなに身体が重くなるなら、そりゃ大変だわ。男性は妊娠できないのでああいった体験をして少しでも妻の気持ちを理解するのは大事なことだと思います。
私の妻もこれからもっともっとお腹も大きくなっていくので、しっかりとサポートしていきたいという気持ちを改めて再確認することが出来ましたよ。
これから出産予定のお父さんは一度参加してみることをオススメいたします。