シロカのホームベーカリーで米粉100%の食パンを作ってみた&SB-2D151の使い勝手を自腹レビュー!

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毎朝ホームベーカリーでグルテンフリーの米粉パンを作っているちゃまお(@chamao88)です!

息子が大のパン党なので、それなら少しでも体に良いものを食べてもらいたい!というのがホームベーカリーを購入したきっかけです。

米粉100%の食パンはトースターで焼くともちもちカリカリしてめちゃくちゃ美味しい!息子たちも毎朝喜んで食べております。

私が使っている機種がこちら。シロカのおうちベーカリーべーシックプラスSB-2D151という機種です。2022年4月に発売した機種ですね。

ちゃまお

もちろん自腹で購入しております。

今回はこちらのホームベーカリーの使い勝手についてレビューしていきたいと思います。

我が家ではほぼ米粉パンしか焼いていないので、普通の食パンの焼き加減のレビューなどはありません。その点ご了承の上お読みいただければと思います。

タップできる目次

おうちベーカリーベーシックプラス SB-2D151の紹介

こちらが我が家で使っているシロカのおうちベーカリベーシックプラス SB-2D151です。

型番SB-2D151
発売日2022年4月
価格¥13,450
(Amazon価格)
対応斤数1.5斤まで
タイマー予約13時間まで
本体重量約3.6 kg
(パンケース、パン羽根含む)
コード長約1.4m
サイズ幅23.3cm
奥行29.7cm
高さ29.4cm
搭載メニュー数30
選べる焼色淡・標準・濃
マナーモードなし
セット内容本体
計量カップ
計量スプーン
パンケース
パン羽根
羽根取り棒
ヨーグルト専用容器
オリジナルレシピブック
取扱説明書(保証書)

なぜこの機種を買ったか?

正直パナソニックのホームベーカリーと悩んだんですよね。だってどこのサイト見ても「パナソニックのホームベーカリーが一番美味しく焼けます!」なんて書かれているんですもん。

ただパナソニックのホームベーカリーって高いんですよね。一番安い機種でも3万円近くします。

ホームベーカリーってタンスの肥やしになりやすい家電ですし、どれだけ続くかわからないものにそんな高いお金出したくない。

ちゃまお

それに我が家では基本「米粉パン」しか焼かないので、高機能なホームベーカリーは不要!

そこで色々調べたところ、価格が手頃で評判も良いシロカのホームベーカリーに目をつけました。

シロカのホームベーカリーも種類が結構たくさん出ているのですが、さらにその中から私がSB-2D151を選んだ理由は、

  • 米粉パン(グルテンフリー)モードがある。
  • 1.5斤まで対応
  • 価格が手頃
  • 本体がスリム
  • 比較的発売が新しい

という5点ですね。

実際購入してどうだった?

決して100点とは言えないし、音がウルサイなどの不満点はあるものの、私のように限られた使い方しかしないような人にとっては機能的にかなり丁度よいホームベーカリーでした。

パナソニックのようにイーストやナッツなどの自動投入機能はありませんが、その分構造がシンプルなのでお手入れや清掃が楽ちん。

また、最大1.5斤まで焼けるのもポイント高いですね。1斤だと4人家族の我が家では少なすぎるし、2斤焼けるモデルだと逆に本体が大きすぎる。

ちゃまお

1.5斤くらいが我が家には丁度よい!

本体もかなりスリムで、そこまで場所を選ばず置くことができるのも嬉しい点です。

もちろん肝心の米粉パンに関しても専用モードもあり、モチモチの美味しいパンが焼けます(記事の後半でレシピなど公開しています)。

デメリットは「音」が結構うるさい点ですね。羽が高速回転して生地をこねるときの音がそれなりに大きいので、テレビを見てるときなどかなり気になります。

「静かなホームベーカリーをお探しの方には正直あまりおすすめできない機種」ではあると思います。

シロカのホームベーカリーSB-2D151は

  • 音はあまり気にしない
  • シンプルなホームベーカリーがいい
  • 1.5斤焼けてコスパがいいホームベーカリーを探している

こんな方にはピッタリではないかと思います。

余談。20年ぶりにホームベーカリーを使った感想

実は私、今回20年ぶりくらいにホームベーカリーを購入したんですよね。

20年前はまだ学生だったのですが、バイトして貯めたお金でパナソニックの自動投入付きのホームベーカリーを購入して、毎朝食パンを焼くのが趣味だったんです。

ちゃまお

自動投入機能はは20年以上前にもあったんです

パンのいい匂いで目が覚めるの幸せなんですよね。結局2年くらい使った後、面倒になって売ってしまいましたができたてのパンは本当に美味しかった……。

あれからおよそ20年。ホームベーカリーはどれくらい進化したのだろうと今回ワクワクしながら購入したのですが、正直……全く進化を感じませんでした。

むしろ20年前のパナソニックのやつのほうが音も静かだったし、使いやすかった気がします。

まあホームベーカリーって基本こねて寝かすだけなので、大きく進化させるのが難しいモノなのかもしれませんね。

つまり何が言いたいのかというと、正直ここまで進化を感じないのなら、古い型番の安くなったホームベーカリーでも十分じゃない?ということ。

ちゃまお

ぶっちゃけ新機種にこだわる必要はないと思います。

siroca おうちベーカリーべシックプラス SB-2D151を開封してみる!

こちらが箱!

セット内容です。

セット内容(付属品など)
  • 本体
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • パンケース
  • パン羽根
  • 羽根取り棒
  • ヨーグルト専用容器
  • オリジナルレシピブック
  • 取扱説明書(保証書)

計量カップやヨーグルト専用容器なんかも付属していますが、ぶっちゃけ使ってない!

こちらはパンや生地の中に埋まったパン羽根を取り出すときに使います。取り出すとき2回に一回は羽根が埋まっているので、使用頻度は高め!

そうそう。SB-2D151には標準でレシピビックがついてきます。

ホームベーカリーでパンを上手に焼くポイントや、色々なメニューなどがのっていますよ。結構見やすい!

本体の外観をチェック!

白を基調としたシンプルなデザイン。高さは29.4cmと少し高めですが、幅は23.3cmとかなりスリム。

正面
背面

幅や奥行きだけ見ると同社の1斤モデルのホームベーカリーよりコンパクトなんですよね。比較的狭いところに置く予定だったので、このスリムさが地味に嬉しい。

1.5斤対応
SB-2D151
1斤対応
SB-1D151
幅23.3cm
奥行29.7cm
高さ29.4cm
幅24.2cm
奥行30.8cm
高さ25.7cm

上部には小さな小窓がついており、中の様子がわかるようになっています。

蓋をあけるとこんな感じ。イーストの自動投入などはないシンプルな作りなので掃除はしやすいですね。

パンケース入り
パンケースをはずしたところ

右側面と左側面です。

右側面
左側面

底面。コードの長さは1.4m程。

もちろんコードはどの位置からも引き出すことが可能ですよ。

スイッチ類や液晶の表示を見てみる!

こちらがSB-2D151のスイッチ類になります。作れるメニューも本体に全部書いてありますし、操作も直感的に分かりやすいので特に難しい点はないと思います。

参考までにメニューのドアップです。

1.食パン
2.アレンジ食パン
3.プレミアムパン
4.糖質オフパン
5.高加水パン
6.フランスパン
7.超早焼きパン
8.早焼きパン
9.全粒粉パン
10.ソフトパン
11.米粉パン(グルテンなし)
12.天然酵母生種おこし
13.天然酵母パン生地
14.天然酵母パン
15.天然酵母高加水パン
16.こねる
17.発酵
18.焼く
19.パン生地
20.ピザ生地
21.うどん・パスタ生地
22.もちつき
23.ケーキ
24.ジャム
25.生キャラメル
26.フレッシュバター
27.ヨーグルト
28.フレッシュチーズ
29.甘酒
30.焼きいも

ちゃまお

うどんやパスタも作れちゃいますし、焼き芋もOK!

設置時の奥行きと高さだけ注意!

かなりスリムに作られている本機ですが、一点のみ注意点があります。

製品自体の奥行きは29.7cmですが、設置する場合はもう少しスペースが必要だという点です。

というのも製品を壁にピッタリつけてしまうと、蓋が壁にぶつかって開けられないんです。

壁にぴったり付けるのはNG
蓋が壁にぶつかって開かない

製品を設置する場合は下記画像のように壁から6cm~7cm程度は離す必要があります。

ちゃまお

大雑把に測ってみましたが、35cm程度の奥行きがあれば設置できると思います!

また高さに関しては蓋を開けた状態で約45cm程度は必要になってきます。パンケースを取り出す関係で、48~50cm程度は高さを確保できるとより使いやすくなると思います。

シロカのホームベーカリーSB-2D151で米粉100%パンを焼いてみる!

それでは実際に米粉100%の食パンを焼いていきたいと思います。今回は下記の材料で焼いていきます。

1斤分の材料です。余計な材料一切なし!シンプルさを追求した結果以下のようになりました。

米粉パンの1斤の材料
  • 米粉(ミズホノチカラ)……250g
  • 水……205g
  • 砂糖……20g
  • 塩……3g
  • 油……8g
  • イースト(金サフ)……3g

米粉は「ミズホノチカラ」がオススメ!

我が家では米粉パンには「ミズホノチカラ」という品種の米粉を使っています。

この米粉パンに本当にオススメ!

通常、米粉にはグルテンが入っていないので、ホームベーカリーを使ってもほとんど膨らみません。なのでスーパーで売っているような「パン専用米粉」は後からグルテンを足してたりするんですよね。

ちゃまお

グルテンフリーのパンを作りたいのに、グルテンが入っていたら意味がない!

しかしミズホノチカラという米粉は、グルテンや増粘剤が入っていないのにもかかわらず、独自の製粉技術によりデンプンの損傷を少なくすることで、ふんわりもっちりとした膨らみのある米粉パンが焼けるんです。

ミズホノチカラはグルテンフリー認証商品!

今のところ我が家ではミズホノチカラを使った米粉パンで失敗なしです!

まとめ買いすると安く購入できるのでオススメですよ。私が楽天で「2K×6袋」のやつを購入しています。

ちゃまお

業務スーパーの安い米粉を使って焼いてみたことがあるのですが、全然膨らまず明らかな失敗でした。

米粉パンが上手く焼けないという方は、このミズホノチカラという米粉を使ってみましょう。

Step1 具材投入

それでは早速作っていきましょう。といっても作り方は超簡単。材料を全部入れてスイッチを押すだけ!

ただ、説明書によるとホームベーカリーでの食パン作りは具材を入れる順番が大切らしい。

必ず【水→米粉→砂糖・塩・油→イースト】の順番に入れるようにします。

ちゃまお

とは言うものの、タイマー設定しないなら結構適当で大丈夫ですよん

というわけで具材を全部投入!

イーストはこちらの金サフというのも使っています。米粉パンには赤サフより金サフのほうが良いらしい。

我が家はコスパ重視なので、500gの大容量のモノを買って、冷凍庫で保存して使っています。

Step2.米粉パン(グルテンなし)モードで焼く!

あとは米粉パン(グルテンなし)モードで焼くだけ。焼き上がりは2時間42分後です。

Step3.粉落とし(飛ばしても可)

米粉パンモードの場合スタートして10分ぐらい経つと、アラームが鳴り本体の動作が一時止まります。このときにパンケースの内側についた粉をヘラで落とします。いわゆる粉落としですね。これをすることでパンの焼き上がりが綺麗になります。

ただ!正直粉落としって面倒だと思いません?タイマー予約してるときにわざわざ夜中に起きて粉落としなんてしてられない。

我が家の場合、タイマー予約のときは粉落としなんて完全に無視しております。それで失敗したこと一度もありません。粉落としをしなくても綺麗に焼き上がってますよ。

また、タイマー予約をしないときはスタートして1分後くらいに自分で一時停止して粉落とししちゃってます。10分待つのも面倒ですからね。

そうそう。粉落としするおときは側面ばかり気にしがちですが、意外とハネの上に粉が溜まっているのでコレもついでに落とすようにしましょう。

後は焼き上がるのをひたすら待つのみ。小窓から中の様子がちらっと見えます。

STEP.4 完成

というわけで完成!!米粉パンは2時間42分と普通の食パンより一時間以上も早く焼き上がります。

ホームベーカリーで米粉パンを焼くと上面がこんな風に白っぽくひび割れていますが、これで正常です。

いい感じに焼けました!

ただ米粉パンは出来たてはもちろんですが、冷めてからでもカットするのがかなり難しい。ボロボロこぼれるし、柔らかいので真っ直ぐ切るのは至難の技!

なので、こういったカットガイドがあると、まっすぐ綺麗に切れるのでオススメです!というか必須レベル?

私が使っているガイドがこちら。幅を変えられたりかなり使いやすいので気に入っています。

米粉パンの味はどう?

米粉パンはトーストすると外はカリカリ、中はモチモチしっとりで本当に美味しい!

子どもたちも普通の小麦粉パンから米粉パンに何の違和感もなくチェンジできていますし、「美味しい」と言って毎朝残さず食べてくれています。

無添加なのでスーパーの食パンを出すより安心ですし、お米のパンなので腹持ちも良いんですよね。

我が家の場合食事を全部グルテンフリーにするのは難しいですが、朝食だけでも100%の米粉パンにすることで、少しでも子供の健康や体作りに良い影響があったらいいなと思います。

シロカのホームベーカリーSB-2D151を使って気になった点

基本的には気に入っているSB-2D151ですが、いくつか気になる点もあるのでシェアしたいと思います。

音は結構うるさい

個人的に一番気になる点がこちら。

作動音というか生地をこねる音が結構ウルサイです。テレビの音は間違いなく聞こえづらくなります。

我が家の場合寝室は2F。ホームベーカリーは1Fのリビングなので、夜寝ているときは全く気になりませんが、同じ部屋や近い部屋で寝る場合は結構気になるかも。

静かなホームベーカリーをお探しの方にはあまりおすすめしません。

パンを取り出すとき羽根も一緒に取れるの

地味に面倒なのがこの問題。焼き上がったパンを釜から取り出すときに、ほぼ毎回羽根も一緒に取れる点です。

取れた羽根はパンの中に埋まっているので、付属の器具でほじくりだす必要があります。

パンに埋まった羽根を取り出す付属の羽根取り棒

これが正直地味に面倒。羽根が簡単に取れないようにロックみたいなことができればよかったなぁと思います。

持ち手がない

シロカのホームベーカリーSB-2D151には本体に持ち手がついておりません。

だから持ち運ぶときは抱きかかえるように持つ必要があります。

我が家ではほぼ同じ場所から動かさないので全く問題になりませんが、頻繁にホームベーカリーを動かしたい方は若干不便かも。

予約タイマーは逆算式

シロカのホームベーカリーの予約タイマーは日時を入力する形ではなく、「8時間後完成」とか「7時間10分後完成」のように出来上がり時間を逆算して計算しなくてはいけないタイプです。

タイマーは最大13時間まで設定できます!

例えば朝の7時に焼き上がるようにしたいなら、「今は夜の8時だから9時間後だな」みたいにちょっとした計算が必要な点は少々面倒ですね。

メニューは記憶してくれない

前回使ったメニューを覚えてくれるいわゆるメモリー機能のようなものはありません。毎回メニュー番号1から始まります。

例えば米粉パン(グルテンフリー)はメニューの位置が11番目にあります。なので米粉パン(グルテンフリー)にしたかったら毎回10回ほどボタンを押してからスタートさせなくてはいけません。

まあ大した手間ではありませんけども。

完璧ではないが我が家には必要十分なホームベーカリー

シロカのホームベーカリーSB-2D151は我が家には丁度よいホームベーカリーでした。

余計な機能がない分掃除も簡単だし、本体がスリムなので置き場所にも困らない。

他のメニューはほとんど試しておりませんが、米粉パンに関しては文句なしに美味しい!

焼き芋やうどん生地なども作れるようなのでいつか試してみたいところ。

今まではスーパーで買った食パンを毎朝食べていましたが、やっぱり子供の健康を考えると心配だったので、無添加の手作りパンは大人の精神衛生上にも良いですね( ̄ー ̄)

細かな不満はあるものの、今のところは買ってよかったと思っております。

ちゃまお

こねるときの音はそれなりにうるさいのでご注意を。

レビュー記事なのに米粉パンしか焼かないというかなりニッチな記事になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。

米粉パンをキレイにカットしたい方は食パンカットガイドも一緒に購入するのをオススメします。我が家で使っているパンカットガイドDXというカットガイドは使いやすくてオススメです!

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