衣類のシワをサッと伸ばしたいときに便利な「衣類スチーマー」。
アイロン台を出さず、ハンガーに掛けたまま使えるのが魅力です。
我が家ではこれまで衣類スチーマーを使ったことがなく、シワを伸ばしたいときは普通のアイロンを使っていました。ただ、妻も私も以前から「衣類スチーマーが欲しい」と話していて、アイロン台を出さずに使える手軽さは気になっていたところです。
そんなタイミングで今回、メーカーから吸着式衣類スチーマー「airmorn one」をご提供いただきました。

airmorn oneは、スチームを当てるだけでなく、衣類を吸着しながらシワを伸ばせるのが大きな特徴です。
今回は衣類スチーマー初心者の私が実際に使いながら、シワはどこまで伸びるのか、普通のアイロンより便利なのか、重さや給水頻度は気にならないのかなどを率直にレビューしていきます。
airmorn oneを使って分かった結論
先に結論からお伝えすると、airmorn oneを使って一番良かったのは、アイロンがけのハードルがかなり下がったことです。
クローゼットからairmorn oneをサッと取り出して、そのままシワ伸ばし。
ハンガーに掛けたまま使えるので、わざわざアイロン台を準備する必要はありません。さらに、衣類を吸着しながらスチームを当てることで生地が安定し、想像していた以上にスムーズにシワを伸ばすことができます。

そして我が家の場合、この「手軽さ」が特に大きなメリットでした。
猫が2匹いるため、これまではクローゼットからアイロンとアイロン台を出し、洗面所でアイロンに水を入れ、さらに猫が入ってこない部屋まで移動してからアイロンがけをしていました。

それがairmorn oneなら、クローゼットから本体を取り出して洗面所で水を入れれば、その場ですぐにシワ伸ばしができます。準備から片付けまでを含めると、以前よりかなり気軽にアイロンがけができるようになりました。
また吸着機能に関しても「本当に必要なの?何の意味があるの?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみると、吸着モードをオンにしたほうが生地が安定するため、明らかにシワが伸ばしやすいです。
これまで我が家では、服のシワを伸ばすときは普通のアイロンを使っていましたが、今後は間違いなくairmorn oneを手に取ると思います。

さらに、実際に使ってみて便利だと感じたのが、シワ伸ばし以外にも使い道があることです。
子どもの服に付けているネームシールの貼り直しに使ったり、スチームで衣類のニオイをケアしたりと、いろいろな場面で活躍してくれます。

一方で、デメリットを挙げるなら、本体がやや大きめなことです。
本体重量は約840gあるため、決して超軽量とはいえません。また、吸着モードを使ったときのファンの動作音もそれなりに大きく感じます。

それでも、シワを伸ばす速さや仕上がり、アイロン台を準備しなくていい手軽さ、さらにシワ伸ばし以外にも使える便利さまで考えると、普通のアイロンよりも日常的に使いやすいと感じました。
airmorn oneとは?衣類を吸いながらシワを伸ばす衣類スチーマー
airmorn oneは、ライフスタイル家電を手がける日本企業「AIRMORN株式会社」が販売する吸着式衣類スチーマーです。

普通の衣類スチーマーとの大きな違いは、スチームを出すだけではなく、衣類を吸着する機能が付いていること。
最大約5,000Paの吸着力で衣類を本体側へ引き寄せ、その状態でスチームを当てます。
他社の吸着式衣類スチーマーでは2,000〜3,000Pa程度の製品が多い中、airmorn oneは最大5,000Pa。今回確認した主要な競合製品と比較しても、頭ひとつ抜けた吸着力を備えています。
とはいえ、「掃除機で服を吸う」というほど強烈なものではありません。
衣類をほどよく吸着して生地を安定させることで、片手でもスチームを当てやすくするための機能です。
さらに、本体にはフィルターが搭載されており、衣類を吸着する際に表面のホコリや髪の毛、ペットの毛なども一緒に取り除くことができます。
そのため、シワを伸ばすだけでなく、衣類表面のお手入れも同時にできるのがairmorn oneの特徴です。
airmorn oneの主なスペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | airmorn one |
| 参考価格 | 19,980円 |
| 同梱内容 | 本体、集塵ケース、クリーニングブラシ、巾着袋、取扱説明書(保証書付) |
| 本体寸法 | 約 幅110mm × 奥行180mm × 高さ265mm |
| 本体重量 | 約1,060g(電源コード含む) |
| 電源 / 消費電力 | AC100V 50/60Hz / 1300W |
| 電源コード | 約2.1m |
| スチーム | Soft 約12g/min Normal 約16g/min Turbo 約20g/min |
| 吸着 | Soft 約3000Pa Normal 約4000Pa Turbo 約5000Pa |
| タンク容量 | 約145ml |
| 安全機能 | サーモスタット、過熱防止、5分間無操作時の自動電源OFF |
| カラー | ホワイト(型番:AM-ADS10P) |
付属品

airmorn oneには、次のものが付属します。
- 本体
- 集塵ケース×2
- 吸着パネル
- クリーニングブラシ
- 巾着袋
- クイックガイド
- 日本語取扱説明書など
※集塵ケースは本体に装着されているものを含めて2つ用意されています。

使用可能な生地の種類及び、適用性
ちゃまお革製品以外は大体OKって感じです!
| 材質 | 適用性 |
|---|---|
| 皮革製品 | × |
| ウール | ○ |
| カシミヤ ※1 | ○ |
| アクリル繊維 | ○ |
| ピュアシルク ※1 | ○ |
| レーヨン | ○ |
| ポリエステル繊維 | ○ |
| 麻 ※2 | ○ |
| 綿 | ○ |
※2 麻は繊維の特性上、シワを完全に伸ばしきれない場合があります。
airmorn oneの外観・サイズ・重量をチェック
airmorn one本体はホワイトを基調としたシンプルなデザインです。




いわゆる「家電っぽさ」があまり強くなく、使わないときはそのまま自立させて置けるようになっています。
ボタンは3つ。電源ボタン、吸着力調整ボタン、スチーム調整ボタンです。

給水タンク。引っ張るだけで簡単に外れます。

コードの長さは約2.1m。必要十分ですね。コードも柔らかいので取り回し性能は高いと思います。

手に持つとこんな感じです。

ハンディタイプの衣類スチーマーとしては極端に大きいわけではありませんが、アイロンと比べると若干背が高いですね。折りたたんで収納などはできないので置き場所は考える必要があります。

本体重量は約840g(電源コードを除く)。
一般的な衣類スチーマーと比べるとやや重量はありますが、吸着機能を搭載したモデルとしては比較的軽量です。900g〜1kgを超える他社製品もある中、取り回しやすい重量に抑えられています。
airmorn oneの使い方はかなりシンプル
airmorn oneの使い方はとてもシンプルです。
本体から給水タンクを取り外し、注水口から水道水を入れます。

コンセントに接続し、本体背面のメインスイッチを約3秒長押しします。ランプが点滅してウォーミングアップが始まり、約10〜15秒後に点灯へ変われば準備完了です。


吸着・スチームともに「Soft・Normal・Turbo」の3段階から選択できます。衣類の素材やシワの強さに合わせて調整しましょう。

今がどの強さになっているかはインジケーターの点灯で分かります。

衣類をハンガーに掛けた状態で、生地を吸着させながらスチームを当てていきます。生地が本体側へ引き寄せられるため、片手でもシワを伸ばしやすくなっています。

安全面への配慮も
ちなみに、使用中にハンドルから手を約1秒以上離すと、スチームと吸着が一時停止します。再びハンドルを握れば、それまでの設定で自動的に再開される仕組みです。
ちゃまお机に置くだけで自動的にスチームと吸着が止まってくれるので、一回一回電源ボタンのオン・オフが不要です。とっても楽ちん。
また、5 分間操作がない場合は自動で電源OFFになります。
万が一の電源の切り忘れにも安心です。
実際にairmorn oneでシャツのシワを伸ばしてみた
ここからは実際に衣類へ使用してみます。
まず試したのは、シワだらけのシャツです。

スチームと吸着をオンにしてサッと撫でるようにするだけで、面白いようにシワが消えていきます。

とりあえず右半分だけやってみました。1~2回軽く撫でただけでシワがなくなっていきます。

そして最終的にはここまできれいになりました。

BEFORE

AFTER

時間にして1~2分くらいでしょうか。めっちゃ手軽です。

スチームタンクはどれくらいもつ?
カタログによると、スチーム量は以下の通りです。
- ソフトモード:約12g/min
- ノーマルモード:約16g/min
- ターボモード:約20g/min
使い方や衣類の大きさにもよりますが、体感としてはシャツを2~3枚ほどシワ伸ばしすると、一度給水するくらいのイメージです。

何枚もの衣類をまとめてケアする場合は途中で給水が必要になりますが、普段使いで1~2枚をサッと整える程度であれば、それほど気になることはありませんでした。
動作音はどれくらい?
airmorn oneは、吸着機能をオンにすると内部のファンが作動するため、「ブォーッ」という動作音がします。
実際に使った感覚としては、音の大きさはドライヤーに近い印象です。
そのため、静かな部屋ではそれなりに音は目立ちますが、日中に使う分にはそこまで気にならないと思います。
一方で、早朝や夜遅くなど、家族が寝ている時間帯に使う場合は少し気を使ったほうがいいでしょう。
いろいろな服でシワを伸ばしてみた
いろいろな服で試してみました。まずは長いシャツ。心折れるくらいシワだらけですが、上からスッスッと撫でるように動かすだけでシワが面白いように取れていきます。反対の手で記事を軽く引っ張りながらやるとよりスムーズです。
BEFORE

AFTER

ジーンズでも試してみました。サッと通すだけで、この通りシワがきれいになくなりました。
BEFORE

AFTER

続いてはこちらの服。若干ゴワゴワの素材。写真では分かりませんが近くで見るとそれなりにシワだらけです。スチームをあてることで、確実にシワが伸びて綺麗になってます。
BEFORE

AFTER

なんなら普通のアイロンのように使える
airmorn oneは、ハンガーに掛けた状態だけでなく、普通のアイロンのように使えるのでは?と思い、実際にアイロン台の上で試してみました。

使うのはこちら。ズボンのポケットにいれたまま乾燥機に書けてしまったシワシワのハンカチ。

普通のアイロンのように軽く押し付けながらシワを取っていきます。今回はアイロン台の上に載せているので、吸着はオフにして、スチームだけオンにしてやってます。

とりあえず3分の2ほどやってみましたが、1~2回往復しただけで簡単にシワが伸びてくれました。

結論として、ほぼ問題なく普通のアイロンのように使用できます。

これだと、サッとシワを伸ばしたいときはハンガーに掛けたまま、しっかり仕上げたいときはアイロン台の上で、と衣類や用途に合わせて使い分けられるのでより便利ですね。
1台で衣類スチーマーとアイロンのような使い方ができるため、わざわざ2台を使い分ける必要がないのも、airmorn oneのメリットのひとつだと感じました。
ネームシール貼れる?実際に試してみた
子どもの服や持ち物に付けている、アイロン接着タイプのネームシール。
我が家でもよく使っているのですが、洗濯を繰り返していると、端の部分から少しずつ剥がれてくることがあります。

そのたびに普通のアイロンを出して貼り直すのは、正直ちょっと面倒なんですよね。
そこで気になったのが「airmorn oneでネームシールを貼り直すことはできないの?」ということです。
メーカーの製品資料では、ネームシールの接着用途については案内されていません。
また、一般的なアイロン接着タイプのネームシールは、アイロンで熱を加えながら一定時間しっかり押さえて接着するものが多いため、衣類スチーマーであるairmorn oneでも同じように使えるとは限りません。
ということで、実際に試してみました。
ちょうど子どもの体操着についているネームシールの端が少し剥がれていたので、この部分にairmorn oneを当ててみます。

吸着はオフ、スチームだけオンにして、剥がれた部分にしばらく当ててみると……思っていた以上にあっさりとくっつきました。

しかも今回は、体操着をハンガーに吊るしたままの状態です。

よりしっかり接着したい場合は、アイロン台の上に置いて上から押さえるように使えば、さらに圧着しやすいと思います。
ネームシールって意外とよく端から剥がれてくるので、そのたびにアイロンを出すのが面倒だったんですよね。
それがairmorn oneなら、衣類のシワを伸ばすついでに、浮いてきたネームシールまでサッと手直しできます。これは個人的にかなり便利だと感じました。
生乾き臭が気になる衣類のニオイ対策にも使えた
airmorn oneを使っていて個人的に便利だと感じたのが、衣類のニオイ対策にも使えることです。
実際に、生乾き臭が気になっていたシャツをハンガーに吊るした状態で、特にニオイの強かった首まわりを中心にしばらくスチームを当ててみました。

すると、スチームを当てる前に感じていた生乾き特有のニオイが、ほとんど気にならない状態になりました。
今までは生乾き臭が気になると、漂白剤などにつけ置きしたり、熱湯を使ってニオイ対策をしたりしていましたが、ハンガーに掛けたままスチームを当てるだけならかなり手軽です。
もちろん、ニオイの原因や程度によって効果には違いがあると思いますが、「少しニオイが気になる」というときにサッと使えるのはかなり便利だと感じました。
ペットの毛やホコリまで吸える?実際に試してみた
airmorn oneは、最大5,000Paという、吸着式衣類スチーマーとしてはトップクラスの吸着力を備えています。
メーカーでは、ホコリやペットの毛だけでなく、衣類に付着した花粉を取り除く使い方も案内しています。
ということで、実際にどれくらい吸えるのか、ペットの毛が付いた巾着袋で試してみました。

吸着モードで生地の上を滑らせてみると、しっかりとした吸引力があり、毛やホコリをどんどん吸い取っていきます。

結果はこの通り。
短時間でも、目立っていた毛やホコリをかなりきれいに取り除くことができました。

ただし、毛やホコリを取ることだけを目的に、わざわざairmorn oneを取り出して使うかと言われると、正直その機会はあまりなさそうです。
airmorn oneは吸着だけで使う場合でも本体が熱くなりますし、毛やホコリを取るだけなら、コロコロなどの粘着クリーナーを使ったほうが手軽で早いですからね。
この機能の良さは、毛やホコリを取ること自体ではなく、衣類のシワを伸ばすついでに、それらも一緒に吸い取れるところにあると感じました。
「アイロンがけ」と「衣類表面の簡単なクリーニング」を一度にできるのは、airmorn oneならではのメリットだと思います。
取ったホコリはどこに溜まるの?
吸着したホコリや毛は、本体内部の集塵ケースに溜まる仕組みになっています。
お手入れするときは、本体が十分に冷めてから吸着パネルの端を押して取り外します。

吸着パネルを外すと集塵ケースが見えます。こちらにゴミが溜まるので取り外して清掃します。

溜まったホコリはティッシュなどでサッと取り除いてもいいですし、お手入れ用のブラシも付属しています。

衣類のホコリや毛を吸着しながら使う製品なので、集塵ケースには意外とゴミが溜まりやすいです。吸着力を保つためにも、定期的にチェックしてこまめにお手入れしておくとよさそうです。
約840gの重さは気になる?
airmorn oneを使っていて、少し気になったのが本体の重さです。

本体重量は約840g。数字だけを見ると、決して「超軽量」と呼べる衣類スチーマーではありません。
ただし、本体は約18°上向きになるよう設計されており、手首に負担がかかりにくく、自然な姿勢で使いやすいよう工夫されています。
実際に持ってみると重量バランスも良く、約840gという数字から想像するほどの重さは感じませんでした。
とはいえ、シャツを数枚続けてシワ伸ばししていると、さすがに腕には少し疲れを感じます。

数枚程度なら特に問題ありませんが、まとめて何着もアイロンがけしたい人は重さを少し意識しておいたほうがよさそうです。
使って分かったairmorn oneのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・吸着しながらシワを伸ばせる ・立ち上がりがかなり早い ・アイロン台を用意しなくていい ・そのまま自立させて置ける ・スチームと吸着を別々に調節できる ・毛やホコリも一緒に取れる ・ネームシール貼りにも使えた | ・若干重い ・吸着時には動作音がある ・衣類スチーマーとしては価格が高め |
まとめ
私自身、吸着式の衣類スチーマーを使うのは今回が初めてだったので、使う前は正直「吸着するだけでそんなに変わるの?」と思っていました。
ところが実際に使ってみると、生地を吸着させながらスーッとなでるだけでシワが伸びていくのは、ちょっと感動するくらい楽でした。

アイロン台を出す必要がなく、ハンガーに掛けたままサッと使えるのも大きなメリットです。
もちろん、本体重量は約840gと特別軽いわけではなく、吸着時にはファンの動作音もあります。価格も一般的な衣類スチーマーと比べると高めです。
それでも、吸着によってシワ伸ばしが楽になり、普段使いしやすくなることにairmorn oneの一番の価値があると感じました。
「できるだけ手軽に、しっかりシワを伸ばしたい」という人には、かなり使いやすい衣類スチーマーだと思います。
特にお子さんがいらっしゃる方はもちろん、アイロンを使う機会が多い方は、日々の手間を軽減できるという意味においても、購入を検討する価値がある製品だと感じました。

