私はマキタのコードレス掃除機を日々愛用しております。ほんと買ってよかった。一度コードレス掃除機を手にしてしまうと、もう元の生活には戻れません。
が!
マキタのコードレス掃除機はラインナップが多すぎてこれから購入を考えている方は、どれを買えばいいのか迷うと思います。私も悩んだのでよく分かります。
カタログを見るとこんなにあります。こりゃ混乱するわ。
さらにはこの表以外にも40Vmaxモデルやら通販生活だけで購入できる「特別モデル」なども加わり、混乱を極めております(汗)
2023年2月には吸引力がアップした18Vモデルも発売されました!
ってか種類多すぎ!
というわけで今回は皆様の悩む時間を短縮するために、独断と偏見でおすすめ機種を決めてみたいと思います。
今回はあくまでも家庭用の掃除機としてのオススメをあげています。
プロの方や職人さんが使う用のオススメではありませんので、ご了承くださいませ!
結論から先に書く!オススメはずばりこれ!
まずは独断と偏見で当サイトイチオシのモデルを決めたいと思います!
ちなみに私個人の現在の使用掃除機は……
メインの掃除機としてサイクロン一体式の「CL286FD」を。
サブの掃除機として紙パック式の「CL107FD」を使っております。
CL286は2023年に出たばかりの新機種。吸引力最強です!
CL107に関しては購入してから6年以上経っていますが、壊れる気配は皆無。いまだに現役バリバリ!
オススメ1位 CL286FD 吸引力に優れたサイクロン一体式!
当サイト的にオススメ一位はCL286FDです。2023年に発売した「サイクロン一体式」の掃除機になります。
型番 | CL286FD |
---|---|
集塵方法 | サイクロン一体式。 |
発売日 | 2023年2月 |
バッテリー | 18V |
吸込仕事率 | パワフル:100w 強:60w 標準:35w エコ:15w |
連続使用時間 (標準付属の3Ahの場合) | パワフル:約8分 強:約15分 標準:約21分 エコ:約38分 |
充電時間 | 実用充電 :約17分 フル充電 :約22分 |
集じん容量 | 250ml |
HEPAフィルタ (別売) | 対応 |
重量(バッテリ含む) | 1.7kg |
なんとこちらの製品。18Vバッテリーでありながら、マキタの最上位機種である40Vmaxモデルと同等の吸引力を実現した最新モデルとなっています。家庭用として使うならこれ以上ないくらい強力な吸引力。さらにサイクロン式なのでゴミ捨ても楽ちん!
サイクロンユニットが本体内臓なので、後付式と較べて大変スタイリッシュ!狭い場所も効率よく掃除が可能になっています。
別売りですがHEPAフィルタに対応しているのも良い点です。付属のフィルタからHEPAフィルタに変えることで、細かい粉塵も通さなくなりので、排気がとてもクリーンになります(若干吸引力は落ちるが全く問題ない)。
CL286FDを購入の際は、HEPAフィルタも一緒に購入することを強くオススメ致します。
サイクロン一体式の定期的にフィルタのお手入れが必要な点。
ただそのお手入れも1~2ヶ月に一回程度ですし、そこまで負担ではないと思います。
吸引力に関しては本当に何の不満もありません。掃除の時間が短縮されました!
makitaのコードレス掃除機ならではの使い勝手も健在ですし、本当にお薦めです。
掃除機の重量を軽くするちょっとした小技
本機のもう一つのデメリットとして「若干重たい」というのがあります。
これは間違いなくバッテリーのせいです。
なにしろセット品に付属してくる18V&3.0Ahのバッテリーはなんと640gもあります。
なので少しでも掃除機を軽く運用したいなら、バッテリーとのセット品を購入するのではなく、掃除機本体のみ購入して、別途自分で軽いバッテリーを購入するという方法がオススメです。
全部バラバラに購入しても値段はそこまで変わりません!
それどころか時期やセールによっては安くなるケースも。
オススメはBL1820Bという2.0Ahのバッテリー。下記の画像をみると一目瞭然。厚さも重さも全然違います。
容量が小さい分連続使用時間は落ちますが、強モードでも10分程度は運用できるので、家庭で使うくらいなら困ることはないでしょう。
連続使用時間
ちなみに我が家では2Ahのバッテリーと3Ahのバッテリーを交互に使ってますが、体感「違う掃除機?」くらい持った感触が変わります。
少しでも掃除機の重量を軽くしたい場合は上記の方法も検討してみてくださいね。
バラで購入するなら以下を参考に
↓こちらが掃除機本体のみ。
↓こちらがお薦めの2.0Ahの軽いバッテリー。
↓そしてこちらが18Vバッテリー対応の充電器です。急速充電対応で2.0Ahバッテリーの場合フル充電まで24分。ただし充電時の音はかなりうるさめ。爆音といってもよい。
↓充電器に関しては急速充電が不要ならこちらの安いタイプでも大丈夫です。充電時間は倍になりますが、上記の充電器の半額近い価格で購入できます。充電時の音もかなり静かです!
安価な互換バッテリーも売っていますが、安全性を考えるとやはり純正のバッテリーがおすすめです!
オススメ2位 CL285FD 吸引力が高い紙パック式!
オススメ2位はCL285FDRFです。
型番 | CL285FD |
---|---|
集塵方法 | 紙パック式 |
発売日 | 2023年2月 |
バッテリー | 18V |
吸込仕事率 | パワフル:125w 強: 70w 標準: 45w エコ: 20w |
連続使用時間 (標準付属の3Ahの場合) | パワフル:約8分 強:約15分 標準:約21分 エコ:約38分 |
充電時間 | 実用充電 :約17分 フル充電 :約22分 |
集じん容量 | 高機能ダストバッグ:500ml 紙パック式:330ml |
HEPAフィルタ (別売) | 非対応 |
重量(バッテリ含む) | 1.6kg |
こちらは1位で紹介したCL286FDRFの「紙パック版」です。吸引力や静音性はほぼほぼ一緒です。
吸込仕事率がサイクロン一体式より高い数値になっているのは、サイクロンアタッチメントを使用せず計測しているためです。
サイクロンアタッチメントを取り付けて使用するなら同等の吸引力になるでしょう。
紙パック式のメリットはゴミ捨てのときにホコリが舞わないこと。また本体にフィルタがないので、お手入れが楽ちんなことです。
またこちらは別売りのサイクロンアタッチメントを購入すれば、サイクロン式掃除機としても活用できます。
サイクロンアタッチメントを装着すると、遠心分離によりゴミの9割がダストカップに貯まるため、紙パックの交換頻度が激減!ランニングコストを抑えることができます。
これ絶対オススメ!
デメリットは、サイクロン一体式とくらべて取り回し性能が落ちる点です。
写真のように後付のサイクロンアタッチメントは結構嵩張ります。ソファの下など狭い場所の掃除が若干キツイ。
またハンディとして使いたい場合は、サイクロンアタッチメントを取り外す必要があります。
紙パック式のもう一つのデメリットは排気の問題です。紙パック式の場合、排気される空気はゴミの中を通過するため、クリーンとは言い難い。アレルギー体質の方などは先に紹介したHEPAフィルタが使えるサイクロン一体式かカプセル式のほうが良いと思います。
「とにかく少しでもお手入れは楽なほうが良い!」という方はCL285FDがオススメです。
オススメ3位 CL107FD(紙パック式) コスパが良くて重量が軽い!
●重量は少しでも軽いほうが言い方や、お値段重視の方は『CL107FD』もオススメできます。
型番 | CL107FD |
---|---|
集塵方法 | 紙パック式 |
発売日 | 2016年9月 |
バッテリー | 10.8V |
吸込仕事率 | 強: 32w 標準: 20w エコ: 5w |
連続使用時間 (標準付属の3Ahの場合) | パワフル:約10分 強:約12分 標準:約25分 |
充電時間 | 22分 |
集じん容量 | 高機能ダストバッグ:500ml 紙パック式:330ml |
HEPAフィルタ (別売) | 非対応 |
重量(バッテリ含む) | 1.1kg |
こちらはバッテリーサイズ10.8Vなので、吸引力に若干の不満はありますが、重量が軽くて取り回し性抜群!さらに価格も安いというコスパと性能のバランスが取れたモデルです。
フローリングの清掃なら吸引力も十分!ただし絨毯など毛足が長いところなどでは吸引力に不足を感じるでしょう。
どちらかというとサブの掃除機としてオススメです。
こちらは紙パック式の掃除機となります。サイクロンアタッチメントと一緒に購入することをオススメいたします。
軽さを求めるならこちら。ただやはり一昔前の機種なので吸引力はイマイチではあります。
番外編 40VMaxシリーズはどうなの?
makitaの最上位機種と言えば40VMaxのCL001~CL003シリーズ。
こちらは相変わらず吸引力は最強ではあるのですが、吸込仕事率が同等なのに重量が軽くかつ価格も若干安い「CL284~CL286シリーズ」が登場したことにより、なんだか中途半端な立ち位置になってしまいました。
40VMaxバッテリーは、値段も高いし工具の種類もまだ少ない。
40VMaxバッテリーと互換性のある工具をたくさん持っているのなら別ですが、そうでないならあえて40VMaxの掃除機を選ぶ必要はないでしょう。
やはり家庭用として使うなら、上で紹介した「CL285FD」か「CL286FD」のほうが重量も軽く、価格も安いのでオススメですね。
マキタのコードレス掃除機の選び方を解説!
続いててマキタのコードレスクリーナーの選び方を解説したいと思います。
今発売中の全モデルを比較して、おすすめ機種を探っていきましょう。
まず、マキタのコードレスクリーナーを選ぶ時に考えるべきは以下の4点です。
紙パック式
カプセル式
サイクロン一体式
ワンタッチスイッチ
トリガ式スイッチ
バッテリー外付け充電タイプ
バッテリー内蔵充電タイプ
吸引力に直結する「バッテリーの電圧」を選びます。数値が大きい方が吸引力が強くなりますが、価格も高く重量も重くなります。
- 7.2V
- 10.8v
- 14.4v
- 18v
- 40v
これらを順番に決めていけば、買うべき掃除機がどれかはっきりします。
1つずつ見ていきましょう。
●考えること1.紙パック式かカプセル式かサイクロン一体式か
紙パック式
カプセル式
サイクロン一体式
掃除機のお手入れに直結する部分。紙パック式かカプセル式かサイクロン一体式かを決めましょう。ここが一番好みが分かれるポイントでもあります。
オススメは「紙パック式」か「サイクロン一体式」のどちらか。
集塵方法によるメリット・デメリット比較
紙パック式 | サイクロン一体式 | カプセル式 | |
---|---|---|---|
ゴミ捨ての楽さ | 紙パックごとポイするだけ 楽ちん | ゴミが可視化されている 捨てるとき若干ホコリが舞う | ワンタッチで可能ワンタッチでは無理 捨てるときホコリが舞いやすい |
ゴミ捨て頻度 | 1~2ヶ月に一度 | 掃除のたびに捨てるのが理想 | 掃除のたびに捨てるのが理想 |
お手入れ | フィルターがないのでお手入れが楽 | 定期的なフィルターお手入れが必要 | お手入れの頻度が高い |
コスト | 紙パックのコストがかかる | 紙パック不要 | 紙パック不要 |
吸引力 | 紙パックにゴミが溜まってくると吸引力が落ちる | 吸引力が持続しやすいが細かいものを吸うとフィルターが詰まり吸引力が落ちる | フィルターが詰まりやすく吸引力が落ちやすい |
排気 | 排出される空気はゴミの中を通過する | ・ ・フィルターを通して空気が排気される | 吸い込んだゴミと空気を遠心力で分離するので排気が比較的クリーンフィルターを通して空気が排気される |
HEPA フィルター | 非対応 | 対応(別売り) | 対応(別売り) |
どんな人におすすめ? | お手入れが楽な方がいい方 | 紙パックのコストが気になる方 取り回し性能重視の方 | 紙パックのコストが気になる方 集じん容量重視の方 |
排気の綺麗さは気にしなくて、お手入れが楽な方がいいなら「紙パック式」。
ランニングコストや取り回し性能重視なら「サイクロン一体式」がオススメです。
「カプセル式」はゴミ捨てとフィルターのお手入れが若干面倒なので家庭用としてはあまりお勧めできません。
紙パック式のメリット・デメリット
紙パック式の一番のメリットは「お手入れが楽な点」につきます。本体にフィルターがないので定期的なフィルター掃除などが不要。
ゴミ捨ても紙パックをそのままゴミ箱にポイするだけ。ホコリもほとんど舞いませんし、とにかく楽ちんです。
デメリットは紙パック交換のコストがかかる点です。
ただこちらの問題は別売りのサイクロンアタッチメントをつけることで、紙パック交換頻度が激減するため、ある程度は解決します。サイクロン一体式と比べると嵩張るので、若干取り回し性能が落ちますけどね。
こちらが後付のサイクロンアタッチメント。少々嵩張るので狭い場所の掃除などはしにくい。
こちらはサイクロン一体型。サイクロンユニットが邪魔にならない位置についているため狭い場所の掃除もしやすい。
またハンディとして使いたい場合はサイクロンアタッチメントが邪魔になるので外す必要があります。
もう一つのデメリットは排出される空気です。紙パック式の場合排気される空気がゴミを通過するため、クリーンとは言い難い。
紙パック式だとHEPAフィルタも使えません
サイクロン一体式のメリット・デメリット
サイクロンユニットが本体に内蔵してあるのが「サイクロン一体式」です。
ワンタッチでゴミが捨てられるので楽ちん。またサイクロンユニットが本体についているので、取り回し性能も後付式と比べると良いです。もちろんサイクロン機能を維持したままハンディとして使うことも可能です。
また別売りの「HEPAフィルター」を取り付けることで、排気がとってもクリーンになります。
デメリットは定期的なフィルタのお手入れが必要な点。フィルタが目詰りすると吸引力が下がるので、月に1回程度のお手入れが必要です。
makitaだけでなくダイソンなどの他のサイクロン掃除機でもそうなのですが、フィルタのお手入れが面倒で紙パック式に移行する方は結構います。
またサイクロンアタッチメントが本体側に集中している関係で、手元側が若干重たく感じる点もデメリットでしょうか。
カプセル式は家庭用としてはおすすめしない
カプセル式はお手入れが一番面倒なので家庭用としてはオススメしません。ゴミを捨てるとき一番ホコリが舞いやすいですし、フィルターにホコリがびっりしつくので、お手入れの頻度が一番高いです。
紙パック式と同じようにサイクロンアタッチメントと併用する方法もありますが、それだったらサイクロン一体式を最初から購入したほうがいいのではと思います。
またカプセル式は本体をひねってゴミを捨てるのですが、手が小さいとそれが中々難しい……なんて意見もあります。
カプセル式は現場で使う職人さん用といった感じ。家庭用として使うのにはイマイチ向かないと思います。
お手入れが楽な方がいい方は「紙パック式」がオススメ!
取り回し性能重視の方、排気がキレイな方がいい方、ランニングコスト重視の方は「サイクロン一体式」がオススメ!
考えること2.トリガー式かワンタッチ式か
ワンタッチスイッチ
トリガ式スイッチ
マキタの掃除機はスイッチ部分がトリガーとワンタッチ式の二つから選べます。
このほかにもスライド式というワンタッチスイッチとトリガ式スイッチが合わさった製品もありますが、数が少ないのでここでは割愛します。
トリガー式は掃除の間ずっとトリガーを引いている必要があり、ぶっちゃけ結構面倒です。ただこまめに電源を切ることができるのでバッテリーの持ちが多少良くなるというメリットも。
ワンタッチスイッチは一度ボタンを押すだけで連続運転が可能です。さらに強さを「パワフル」「強」「標準」みたいに選ぶことができます。
トリガー式は「強」「弱」の使い分けはできません。
個人的には全力でワンタッチ式をおすすめさせていただきます。
普段は「パワフルモード」でガンガン掃除して、あまり音を出したくない時に「標準モード」などといった使い分けができるからです。
トリガー式は「強」「弱」の使い分けもできませんし、ずっとトリガーを引いているのがやはり面倒です。
ワンタッチ式がおすすめ!
考えること3.バッテリーの充電方法を決める
マキタのリチウムイオン対応の掃除機は2種類の充電タイプがあります。
掃除機からバッテリーを取り外して、専用の充電器でバッテリーを充電するのが『バッテリー外付け式』。
掃除機本体に充電コードを差し込んで充電するのが『バッテリー内蔵式』。このタイプはラインナップは少ないものの、地味に人気があります。通販生活のみで購入できるマキタのコードレス掃除機はこのタイプだったりしますね。
これはバッテリーを取り外して充電できる『バッテリー外付け式』が絶対的にオススメ!
むしろバッテリー内蔵式を購入するなら、makitaを買う必要はないとさえ思います。
makitaの掃除機の一番の利点はバッテリーの汎用性にありますからね。必ず外付け式のモノを選びましょう。
バッテリー外付け式のと内蔵式の特徴特徴は以下のとおりです。
- 充電時間が短い
- バッテリーを追加購入することで交互に使用できる
- バッテリーを他の電動工具でも使える
- 充電器の置き場所の確保が必要
- コンセントの近くに掃除機本体を置かなく良い
- 充電しながら掃除できる
- 充電時間が長い(3時間~4時間かかる)
- バッテリーの交換が少しだけ面倒
- 内蔵バッテリーがマキタの他の電動工具と互換性がない
- 充電する時本体をコンセントの近くに置く必要がある
バッテリー内蔵式は「充電しながら掃除できる」というメリットがありますが、やはり充電時間が長すぎます。バッテリーの交換も面倒ですし、あまりオススメできません。
外付けバッテリー式はバッテリーを買い足せば、充電不足で悩む心配がなくなります。我が家では2台のバッテリーを交互に使ってます。このメリットはかなり大きい!
しかもこのバッテリーはマキタの他の電動工具と互換性があるんです(もちろん同じ電圧の工具である必要はあります)。
またバッテリーさえ充電できればいいので、掃除機本体の収納場所がコンセントの近くである必要もありません。
どう考えても外付けバッテリー式のほうが便利です!
バッテリー外付け式がオススメ
考えること4 バッテリーの電圧を決める
当ブログ的にはマキタの掃除機は
- 紙パック式 or サイクロン一体式
- ワンタッチスイッチ式
- バッテリー外付け式
がオススメという結論になりました。後は予算や重量との兼ね合いで、バッテリーの電圧を選ぶだけになります。
バッテリーの電圧は「吸引力」に最も直結する要因です。ただ、電圧が高いと「価格」と「重量」もアップします。
現在マキタのコードレス掃除機の電圧は以下のラインナップがあります。
7.2V
10.8v
14.4v
18v
40v
数値が大きいほど吸引力がアップしますが、重量と価格も比例するように上がります
makitaのバッテリーは同じ電圧だと他の工具で使い回しができるので、ご自身が他のmakitaの工具を持っているなら、それに合わせるのも一つの選択肢です。
そういったややこしいことを抜きにして純粋なオススメを決めるなら、18VシリーズのCL285FDRFW(紙パック式)かCL286FFRFW(サイクロン一体式)が一番オススメです。
makitaの最新モデルだけ合って吸引力も強く音も静か。40Vと同等の吸込仕事率で重量が軽く、値段も安いですからね。もはや選ばない理由がない。
また18Vは40Vシリーズと比較して対応工具も豊富!職人さんも好んで使っていますよ。
これからmakitaのコードレスを掃除機を購入するなら、18VのCL285FDRFW(紙パック式)かCL286FFRFW(サイクロン一体式)のどちらかを購入するのがオススメです!
マキタのコードレス掃除機のラインナップ紹介!
続いて、マキタのコードレス掃除機のラインナップを見ていきましょう。
紙パック式とカプセル式、サイクロン一体式に分けて紹介したいと思います。
価格は公式サイトの情報を記載しているので、実際はもう少し安く購入が可能です!
紙パックタイプ
まずは紙パック式のラインナップから紹介です。
電圧が小さい順に並べています。
CL285FDRFW
吸引力:★★★★★
電圧:18V |
49,200円(税別) |
紙パック式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:125 強: 70 標準: 45 エコ: 20 |
重量:1.6kg |
吸引力:★★★★★
電圧:40V |
52,900円(税別) |
紙パック式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:125 強: 70 標準: 45 エコ: 20 |
重量:1.7kg |
カプセルタイプ
続いてカプセル式のコードレス掃除機を見ていきましょう。
吸引力:★★★★★
電圧:18V |
48,500円(税別) |
カプセル式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:125 強: 70 標準: 45 エコ: 20 |
重量:1.5kg |
吸引力:★★★★★
電圧:40V |
52,200円(税別) |
カプセル式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:125 強: 70 標準: 45 エコ: 20 |
重量:1.6kg |
カプセル式のほうがラインナップが多いのは、makitaのユーザーの多くが職人さんだからです。
現場で働く方々にとっては、集じん容量が多く、紙パックのコストがかからないカプセル式は人気があります!
サイクロン一体式
サイクロンユニットが本体と一体化しているモデルです。サイクロン一体式は比較的最近登場したのでまだラインナップが少ないですね。
CL286FDRFW
吸引力:★★★★★
電圧:18V |
51,700円(税別) |
サイクロン一体式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:100W 強:60W 標準:35W エコ:15W |
重量:1.7kg |
吸引力:★★★★★
電圧:40V |
56,400円(税別) |
サイクロン一体式 |
ワンタッチスイッチ |
外付けバッテリー |
【吸込み仕事率】 パワフル:100W 強:60W 標準:35W エコ:15W |
重量:1.8kg |
CL286FDRF(サイクロン一体式)とCL285FDRF(紙パック式)を比較してみる!
さて。当サイト的にオススメなのはCL286FDRF(サイクロン一体式)とCL285FDRF(紙パック式)のどちらかです。
繰り返しになりますが、この両機種はmakitaの最上位機種である40Vmaxと同等の吸引力を実現した最新モデルとなっています。それでいて40Vmaxより重量が軽くてお値段もお手頃ということでまさに文句なし!
カタログを見ると連続使用時間は40VMaxの半分になっていますが、それは標準付属のバッテリーが3Ahのため。一般的に流通している6Ahのバッテリーを使うと単純に連続使用時間が倍になるので40VMaxと何も変わらなくなります。
40VMaxの立場は何処へ……
- 紙パック式でお手入れが楽なのが「CL285」。
- サイクロン一体式で取り回し性能が高く、HEPAフィルタ導入で排気をクリーンにできるのが「CL286」
ただここで問題なのが、サイクロン一体式にするか、紙パックのどちらにするかということ。
どちらも一長一短なので一番の悩みどころだと思います。
少しくどいですが今一度比較してみましょう。
紙パック式のほうが吸込仕事率が高いですが、これはサイクロンアタッチメントをつけて計測していないためです。サイクロンアタッチメントありで考えるなら、吸引力はどちらもほぼ変わりません。
この2機種。お手入れの楽さを取るか、サイクロン掃除機としての使い勝手&排気の綺麗さを取るかの選択です。
CL285FDRFは紙パック式なのでお手入れが楽
CL285FDRFは紙パック式なのでお手入れが楽。フィルタの定期清掃なども基本的に不要です。ゴミを捨てるときも紙パック式だとポイするだけで超楽ちん!
欠点は紙パック交換のランニングコストがかかる点ですね。ただこちらに関しては後付のサイクロンアタッチメントを装着すれば解決するので問題ないでしょう。見た目のスタイリッシュさは減りますけどね。
もう一つの欠点は排気の問題です。紙パック式の掃除機は排気される空気がゴミを通過するので、クリーンとは言い難い。空気をキレイにするHEPAフィルタも装着不可です。
CL285FDRFは排気のクリーンさは気にしない!とにかくお手入れが楽な方が良いという方にオススメです。
CL286FDRFはサイクロン一体式なので吸引力が持続しやすく排気もクリーン
CL286FDRFはサイクロン一体式です。
サイクロンユニットが本体に内蔵されているので、見た目も大変スタリッシュ!
ハンディ掃除機として使う場合もサイクロンユニットが邪魔になりません。
また別売りのHEPAフィルタを使えば、排気がクリーンになるので、アレルギーの方なども安心。
サイクロン一体式の一番のデメリットは定期的に本体にあるフィルタのお手入れ(清掃)が必要な点です。
9割型のゴミはダストカップに入ってくれるのですが、細かい粉塵などはプレフィルタを通過して本体側のフィルタに到達することも。なので定期的にフィルタの清掃が必須になってきます。(お手入れ頻度は月に1回程度)。
お手入れが面倒な方は正直紙パック式のほうがいいでしょうね。
CL286FDRFは紙パックのランニングコストが気になる方や、排気はキレイなほうが良い方にオススメです。
結局どっちがオススメなの?まとめ
CL285FDRFがおすすめの方(紙パック式)
排気がちょっとくらい汚くてもお手入れが楽な方がいいなら紙パック式のCL285FDRFオススメ。ただしこちらを購入する場合はサイクロンアタッチメントも同時に購入しましょう。紙パックが長持ちするのでエコです。
CL286FDRFがおすすめの方(サイクロン一体式)
排気のクリーンさ、ランニングコストで選ぶならCL286FDRFがオススメです。ただしこちらを購入する場合はHEPAフィルタも同時に購入しましょう。排気が綺麗になりますし、本体モーター側に入り込む粉塵を減らせるので掃除機自体も長持ちします!
私は紙パック式、サイクロン一体式どちらも使ったことありますが、本当に一長一短といった感じ。
紙パックの手軽さも捨てがたいですし、サイクロン一体式のスタイリッシュさも魅力的ですよね。
私は私は見た目のスタイリッシュさと、排気のクリーンさ、ハンディとしての使い勝手の良さからCL286FDRFのほうを購入して使っています。
今のところ後悔はしておりませんよ。
オススメ3位のCL107FDSHはどうなの?
もっと軽くてコスパが良いモデルをお探しなら『CL107FDSHW』も候補に上がるでしょう。バッテリーの電圧は10.8Vとなっています。
我が家ではCL107FDはサブの掃除機として使っております。
6年近く使っておりますが壊れる気配も皆無でいまだに現役。さすがmakita。
実売価格 | 約21,700円 |
発売年 | 2016年 |
電源 | 10.8V |
吸込仕事率 | パワフル:32w 強:20w 標準:5w |
連続使用時間 | パワフル:約10分 強約:12分 標準:約25分 |
充電時間 | 約22分 |
集じん容量 | ダストバッグ:500 紙パック:330 |
重量(バッテリ含む) | 1.1kg |
ちなみに私は旧機種も持っていますし、実家は上位機種を使っているので色々試しています。
それらと比較してもCL107FDは本当に軽くて使いやすい。
特に軽さに関してはすごくて、バッテリー込みで約1.1kg。1歳半の息子でも片手で持てるくらいです。女性や高齢者でもラクラク運用可能。サイクロンアタッチメントをつけると若干重くなりますが、それでも問題ないレベル。
肝心の吸引力に関してはさすがに上位機種と比べると不満は多少あります。少し大きめの小石などは何度か往復しないと吸い込んでくれなかったりしますから。また紙パックにゴミが溜まると著しく吸引力が落ちます。
CL107FDとCL285FDの吸引力比較
(紙パック式)
(紙パック式)
それでもフローリングの掃除が中心ならこのCL107FDだけで家中の掃除はほぼ充分だと感じます。
なんだかんだコードレス掃除機において「軽さ」は正義ですからね。
ただし絨毯やカーペットでも使いたい場合はこの機種だときついです。その場合は上位機種をオススメ致します。
CL107FDSHWは軽くて吸引力もそこそこあって、なおかつ安い!というコードレス掃除機をお探しの方にうってつけの一台となっています。
吸引力に若干の不満はあるものの、軽くて価格がお手頃な性能を求めている方は「CL107FDSHW」
サブ機としての使い方がオススメかも
そもそもマキタのコードレス掃除機の使い勝手はどうなのよ?
使いやすいの一言につきます。どの機種もコンパクトで取り回し性能が抜群なので「思いついたらサッと掃除できる」というコードレス掃除機の利点を存分にいかせます。
使いやすいからこそ掃除もやる気になります!
バッテリーが外付け式なのも良い点です。複数のバッテリーを使い分けることで無限に掃除ができますし、掃除機本体の収納場所がコンセントの近くである必要もない。充電時間が短いのもポイント高し!
掃除機本体の収納場所に困らないのは地味に良い点だね
肝心の吸引力も、コードレス掃除機としては素晴らしいの一言。床に散らばったゴミをガンガン吸い込んでくれます。
makitaのコードレス掃除機は現場の職人御用達なので、壊れにくく、頑丈でもあります。
バッテリー自体も同じ電圧ならば他のmakitaの電動工具でも使えますし、とにかく私はmakitaのコードレス掃除機が大好きです( ̄ー ̄)
結局マキタのコードレス掃除機はどれがおすすめ?まとめ
というわけで、「マキタのコードレス掃除機は結局どれを買えばいいの?全モデルを比較してオススメを答えてみた」という記事でした。
いろいろな観点から比較してきましたが、現状マキタの掃除機は……
サイクロン一体式で取り回し性能や排気の綺麗さ、吸引力を求めるなら……
CL286FDRFW + HEPAフィルタの組み合わせがオススメ!
お手入れが楽な紙パック式で吸引力を求めるなら……
CL285FDRFWとサイクロンアタッチメントの組み合わせがオススメ!
吸引力は多少落ちても良いが、重量が軽くて価格が安い方がいいなら……
CL107FDSHWとサイクロンアタッチメントの組み合わせがオススメ!
個人的な意見になりますが、家庭用として使うなら上記3機種から選べば間違いないかと思います。
我が家ではCL286FDRFWをメイン機としてCL107FDSHWをサブ機として使ってかなり満足しています。
コードレス掃除機は「掃除機をかけるのが面倒だな」という気持ちを払拭してくれる最強の道具ですね。もうコード付きの掃除機には戻れません。
モノグサな私には神に等しい道具です(笑)
ほんとオススメですよー!
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